ゴシップ ――画像しりとりはじめました(#186)
(#185) 問い⑤→「ご」→ゴシップ
【衝撃!あのカリスマ教師が教え子に××】
「ダンスは今や体育の必修科目でしょうが、このバカチンが!」
「坂本先生、そもそもアータ、国語教師でしょうが!このバカチン××が!」
お見受けするところ、金八先生は、オクラホマミキサーの指導ちうというところだろうか?( ̄∀ ̄)
まあ、野村教頭の言うとおり、そこはいくら担任と言えど、国語教師の金八先生の出番ではない、と言われればその通りなのだが……。
ていうか、2012年に中学校1年・2年で必修化されたダンスには「創作」「フォーク」「現代的なリズム」の三種類があり、「フォーク」の中には当然、日本の伝統的なものも含まれる。
だったら、風間俊介が兼末健次郎役で出演した第5シリーズから、半ば桜中学校3年B組のテーマダンス化した「南中ソーラン節」でも指導すれば良いものを( ̄∀ ̄)♪
上記動画は、北海道の稚内市立稚内南中学校による文化活動発表会での「南中ソーラン」。
ホントは、第5シリーズでも、第6でも第7でも、『3年B組金八先生』バージョンがあればよかったのだが、あいにくとYouTubeでは見つからなかったので、同じ中学生でのパフォーマンスということで上記の動画を選んでみた。
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「ゴシップ」とは、ざっくりと言えば噂話の一形態である。
流言、飛語、風説、デマ。いろいろな言い方がある中で、ゴシップは特に、芸能人や著名人の不祥事やスキャンダルを指す場合が多い。
そもそも、ゴシップ (gossip) の語源てなんやろ?と思い調べてみると、ちょっと意外に思える事実に突き当たった。
ゴシップは、「神(god)」と「親族関係(sibb)」の合成語なのだそうだ。
「神さまの親戚筋」ということで、もともとは「名付け親」だったり「保証人」とかいう意味だった模様。
それが次第に「親しい知人」というところまで意味の格が下がり(笑)、「親しい知人と話すような無駄話」も、この「ゴシップ(gossip)」になっていく。
うーん、まさかの「神さま」由来w( ̄∀ ̄)w
とはいえ、いかに由来や語源が神さまだとしても、現代での実際のゴシップといえば、その多くは正確な知識や情報が乏しく、そのソースについても明確なものがなかったり、あっても極めて薄弱というままに広められる。
基本的に無責任なままに( ̄∀ ̄)
さらに、そのゴシップは、今や元祖 (笑) というべき近所の井戸端会議での噂話レベルにとどまらない。
新聞・雑誌といった出版物や、2000年代以降はインターネットの普及によりBBSやSNSによる拡散だったり、ことによってはマスコミの報道ですらその例外ではなかったりもするから始末が悪い。
拡散のスピードと範囲がケタ違いなのだ。
個人的に言えば、ゴシップであれ、デマであれ、それは「情報」のひとつと思っている。「信じない」ではなく、「そういう話があると認識する」ということ👆。
どんな情報であれ、その確度は100%もないし逆に0%もない。
だから、興味を持った「情報」については、その情報を鵜呑みにするのではなく、なるべく複数の、可能な限り角度や立場を違えた複数の根拠を探す。そうして情報の確度を高めていっても、所詮は100%正確な情報にはならないのだが、何もしないで鵜呑みにするよりは多少マシだから( ̄∀ ̄)。
残念なことに、世間一般にゴシップと呼ばれる類の情報の大半は、
「俳優の○○が○○と不倫関係にある」とか
「アイドル歌手の○○が熱愛発覚!」とかいう
個人的には、ああ、そうですか(・_・)……としか言いようがない情報が多いので、正直、そこまで深く知りたいとは思えない(^^ゞ。
(それが彼らの本業ではなくプライベートな部分に関わる場合は特に)。
だから、当然、それ以上深掘りしようとも思わない。
(※個人の感想です。)
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それにつけても、人はゴシップネタが好きなようで。
数字的なデータというものがあるのか調べてみたが、私の調べ方がヘタクソなのもあるのだろうが、数値化されたデータとして公表されているのが「しらべぇ」というニュースサイト1件だけだった(*´Д`)。
一応、あくまでも参考としてそのデータを見てみると、全国20~60代の男女1,664名を対象に「芸能ゴシップが好き」と回答したのは――
18.9% (男性15.3%、女性22.4%)
だった。
意外と少なくね?(・_・)?
そう思うのは早計だ。少なくとも個人的にはそう思う。勿論、記事に書かれている数値だけでは、どういう選択肢の中でこの結果が導かれたのか、という詳細な部分がわからない。
ただ、解るのは、
「芸能ゴシップが下世話なこと」という認知バイアスをくぐり抜け、それでもなお芸能ゴシップ好っきやねん(*´∇`*)♪
と答える強者が1,664人中、18.9%いた、ということだ。
そしてもう一つ、この記事では「芸能ゴシップが嫌い」という人の割合が書かれていない。これもネックになる。
本当に日本国民1億2千万人の5人に1人以下しかゴシップに興味がないというのなら、ゴシップ記事満載の写真週刊誌はこんなに売れないだろうし、ワイドショーで芸能ゴシップがこれほど長い尺を勝ち得ることもないだろうから。
人は本質的にゴシップを好む。
ちょっとばかりアカデミックなこじつけをするなら、それはニーチェがいうところのルサンチマン (*1) であったり、ドイツ語でいうところのシャーデンフロイデ (*2) だったりするのかもしれない。
そして、それが人間の本質的な一部分というのなら、それはそれで仕方のないことなのかなあ、とも思う。残念なことだけど。
ただ、心の奥底でどうしても納得できないのは、その無責任に広められたゴシップの責任について、である。
「これは、うわさで聞いた話なんだけどさ……」を枕詞に、口コミで広まる噂話はそもそも出元が特定できないし、その情報を受け取る側も、その程度の確度と受け取るのが普通だ。
が、新聞や雑誌、あるいはマスコミによる報道はさすがに話が違うのではないかなーと思う。
ろくな根拠もなく、若しくは綿密に調べ上げたつもりの根拠だとしても、それが間違っていて、結果的にその報道が事実ではなかったと判明した時、「本当の意味で」その「誤報」の責任をとった者というのは、ほとんど聞いたことがない。
一度広まったゴシップが誤報だった場合、それは「なかったこと」として、新聞・雑誌、ネットにマスコミは、新たなゴシップに関心を移すだけだ。
どんな虚報も、それを信じる人が増えれば増えるほど、それは「社会的な真実」になってしまう。それが事実無根のデタラメであっても。
そして、単なる噂話ではなく、その誤報の媒体が、出版物であったり、ましてやマスコミによる報道だった場合、人はそれを容易に信じてしまいがちである。
一度確定された「社会的真実」を覆すことは容易なことではない。多くの場合、一生かかっても覆せない。
なぜか。
それは、その「社会的真実」で被害を受けるのは概ね個人であり、個人が「社会的真実」を覆すのは、噂話を口コミで広めるレベルの力しかないからだ。
「社会的真実」を作り出した新聞・雑誌、ネットにマスコミは動かない。そんなことをすれば自らの過ちを認める事になるし、よしんば自らの非を認め贖罪の意も込めて出版、報道したいと思っても、そこに「報道」としての商業価値がなければ、残念ながらそれが世に出ることは決してないからだ。
これはうわさで聞いた話なんだけど、松平雅楽守って、若い頃、友人・知人を何人も殺したらしいよ。
これがネットで拡散された時、それが「社会的事実」にならないのは、ひとえに
いや、松平雅楽守って誰やねん?(・_・)?
――てことだからであって、仮に、私がそれなりに社会的知名度がある人物なら、
私は来週あたりから、「社会的には極悪非道の殺人鬼」である。
恐らく、一生(笑)^m^。
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ゴシップの語源というか由来が「神さま(God)」だというなら、せめて、「社会的真実」を流した責任を、天罰という形でとらせてもらえないものだろうか。
――なんてことをちょっとだけ思ったのだが、考えてみたら、この世界中でこれまでに一番いわれのないゴシップを流され続けているのは、他ならぬその神さまなのかもしれないからねぇ( ̄∀ ̄)。
この件に関しては、神頼みもちょっとしづらい(^^ゞ💦
ん?――今日はなんのオチもないぞ(・_・)
昨日、ボケすぎたからやな( ̄∀ ̄)。
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今日の〆の一曲は、中森明菜で『少しだけスキャンダル』
4thアルバム『NEW AKINA エトランゼ』収録曲。
作詞・作曲が横浜銀蝿の翔なだけあって、どことなく全体的に横浜銀蝿っぽい曲やね( ̄∀ ̄)♪
おっと、今宵ももうこんな時間だ。
今日は寒かったねえ。最高気温が-6℃ともなると室温も10℃を切るし、さすがにキーボードを打つ指先が冷たい(*´Д`)。
そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が、
ゴシップを信じるも信じないのもアナタ次第(笑)だが、信じるならせめてソースくらい調べてみては?(・_・)?――な責任ある一日でありますよう🌈
……って、余計なお世話か^m^
■ おまけ
今回の画像しりとり列車 (186両目) の前の車両です。タイトル「問い⑤」と下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。
■ 参考・出典
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