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ふぁいたーず日記(5月18日【心の天気・快晴】)

今日の結果

 きょうは、ふぁいたーずが15安打11得点という猛攻でかちました。15安打というのは、4月16日の千葉ロッテ戦の17安打につぐこんシーズン2ばんめにおおいきろくです。ぜんじつはおなじバファローズに4安打完封負けと、かなりしょんぼりだったのですが、まさに打線は水物を地でいっているかんじです。ぜんじつ7かいとちゅう2しってんとこうとうしながらまけてしまった加藤貴之とうしゅあたりは、きょうのはんぶんくらいでいいからうってくれたらよかったのになぁ…とおもってるかもしれませんw(*1)

 ていうか、さいきん5しあいのふぁいたーずのとくてんをみると
1点、2点、10点、0点、11点
 
…だから、きょくたんすぎますって(笑)。
ちなみに、こんしーずんのふぁいたーずは、
10点以上とった試合数が4試合でリーグトップ
シャットアウト負け数が7試合でリーグトップ

 …やっぱし、きょくたんすぎます(笑)。だせんぜんたいがそううつびょうかかいりせいどういつせいしょうがいなのです。

 きょうのうれしいにうすは、なんといってもジェイが無事に試合に出れたということです\(^o^)/
 おおかたのよそうどおり鼻骨骨折ということなので、ぜんぜんぶじぢゃないのですが(-_-;)、そんなふそくのアクシデントにもまけずにしあいにでて、なおかつ2安打1打点とかつやくしてしまう、おっとこまえなのです(o^-')b♪

 きょうのせんぱつは生田目翼とうしゅ。ことし4ねんめで、いちぐんではまだ1勝、となかなかかてていない27さいです。きょうも、3てんのえんごてんをもらい、あと1アウトでしょうりとうしゅのけんりをえられる、というまさにあといっぽのところから3れんだをあびておいつかれ、あえなくノックアウト(*´Д`)
 きょうはざんねんだったですが、ことしのふぁいたーずは先発投手が全然足りないので、まだまだチャンスはあるはずなのです。がんばってほしいです。

 たいするバファローズのせんぱつはジェイコブ・ワゲスパックとうしゅ。あくまでこじんてきな意見ですが、なんかこえにだして言ってみたくなるワゲスパック(笑)。
 ぜんかいたいせんしたときは、クイックモーションがうまくできないというじゃくてんをふぁいたーずに突かれ、じつに5盗塁をゆるすという、はしられほうだいだったのですが、こんかいは、たしょうなりとスライドステップをれんしゅうしてたり、とうきゅうにはいるまあいをながくしたりと、くふうしていました。ふぁいたーずも2かいとうるいをこころみましたが、なんと2かいともさされるという!(◎o◎)!
……このてんでは、しっかりとやりかえされてしまいましたね(^^ゞ
 ワゲスパックとうしゅのくふうもさることながら、2かいともめっちゃいいトコにそうきゅうしたキャッチャーの若月健矢せんしゅ、そのかたのつよさとコントロールのよさも✨ひかって✨ましたね
 さすが、おくさんが声優さんなだけのことがあるというものです(…かんけいないか)

 バファローズは、ぜんかいたいせんしたときもコロナかんれんでしゅようメンバーをかなり欠いたじょうたいだったですが、こんかいもとうろくじょうはふっきしていた吉田正尚せんしゅはけっきょくしゅつじょうできなかったですし、また、ふっきしたラオウこと杉本裕太郎せんしゅも、まだまだほんちょうしではないようすで、ジャギかアミバか、せいぜいうみのリハク(*2)くらいのはくりょくしかなかったのがざんねんだったのです…( ̄~ ̄)
 ただ、杉本裕太郎せんしゅについては、きょうのさいごのだせきでわがふぁいたーずが、たきゅうだんにじまんできるかずすくない良いとうしゅ北山亘基きょうじゅのかいそっきゅうをはじきかえし、うちゅうかんふかぶかとやぶるかいしんのツーベースヒットをうっちゃいましたので、もしかしたらこれがきっかけでラオウふっかつとなるかもしれません。

 さいごに、きょうのごはんはしろみざかなのフライとレタスともやし、わかめとあぶらあげのおみそしる。きょうもおいしくしょくじがいただけたこと、すべてのかんけいしゃのみなさまと、なによりもこんなしがないおっさんにあすへのちからのみなもとをくれたたくさんのいのちに、こころよりかんしゃです。


*1:加藤貴之投手は…思ってるかもしれません:
 機会があれば別途考察してみたいテーマであるが、カトちゃんが先発で投げている試合で援護点が極端に少ないのは別に今年だけに限ったことではない(笑)ので、たぶん、本人は「まぁ、いつものことだし」くらいにしか思ってない可能性も大( ̄∀ ̄)……果たしてそれがいいことなのかどうかは別問題だが……

*2:ジャギかアミバ、せいぜい海のリハク:
 いずれもラオウ同様に『北斗の拳』の登場人物。ざっくりいうと
ジャギは「俺の名前を言ってみろぉ」て、スゴむ人
アミバは「ん~何のことかな、フフフ…」て、とぼける人
リハクは「読めなかった、このリハクの目をもってしても」て、ウラのウラをかいて表になっちゃうような、おまへの目がなんぼのもんじゃい!!てツッコみたくなるような人
である。

本日のチェックポイント

 なんといっても、今日一番の注目ポイントは
「ジェイの復帰」
この一点に尽きますです。
 前日の17日、山岡泰輔投手から顔面に死球を受け途中退場となったジェイこと野村佑希
 試合後にBIGBOSSが
「ちょっとね。多分、折れてるかなあ。紫っぽくなっていたから、このへんが(鼻周辺)ただ、鼻は(試合に)出れますよ。鼻はあまり影響ないかな」
とコメントしてはいたので、出られるようなら出るんやろなぁ…
漠然とそうは思っていたけど、ファンとしては、心配なものはやはり心配なのである。

 そして、
一夜明けて元気にグラウンドに姿を見せたジェイ。
最近固定されつつある「定位置」4番サードでスタメンに名を連ねるジェイ。
さらに、2安打1打点と結果まで出しちゃうジェイ!!
 スゴいぞ、ジェイ!!\(^o^)/

4回裏、万中まんちゅうの先制ツーランが飛び出し、戻ってきた万波をいつものように明るくロータッチで迎えたBIGBOSS。
その後ろに続いた1塁ランナーだったジェイの背中を軽くポン、
「よくやった」と言わんばかりのこの軽いポン
試合前にBIGBOSSが語っていた

「鼻も痛いけど、心の方が(心配)…時間が空くよりは、1打席でも早く立った方が恐怖心はなくなる」

という思いも含めて決断しただろう「4番サード野村」。
 それだけに、2打席目でしっかりと結果を出し、恐怖に打ち勝った証となるようなセンター前ヒットは、もしかしたら万中の先制ツーランよりも嬉しかったかもなぁ…
そんな風に勝手に想像したら、このなにげない背中をポン、に
ちょいとばかし、うるっときてしまった(T_T)。
涙腺だだもれの五十路のおっさんというものは、まったくもってこまったものです(^^ゞ

 ちなみに、ジェイってば、何年か前に、練習中に打球が顔面に当たったかなにかで鼻骨骨折したことがあるので、今回2度目の鼻骨骨折ですな^m^
 前回の時は、鼻の部分だけをカバーするガードギアを装着してグラウンドに姿を見せていて、その外見がちょっとばかしオモロかったので、ひそかに「掟破りの鼻だけ助清(すけきよ)」と呼んでいたw(すまん、ジェイ)
 今回は、特に骨折した患部をカバーするものは何も装着していないようだけど、その点、別に顔が命のジャニーズ系アイドルというわけではないので、さして重要な問題ではないのかもしれないが、鼻が曲がったままくっついちゃったりしたらさすがに困るだろうから(笑)、患部のケアはおろそかにせず、お大事にしてほしいところである( ̄∀ ̄)


 今日、もうひとつの注目したいポイントは、5回裏2死2塁の場面で、福田周平が打ったレフト前ヒットに対する今川優馬のアプローチ。
 2塁ランナーをホームで刺すべくチャージをかけるも、最後のバウンドが思いのほか高く跳ねてしまい、それに対応できずに後逸、結果としては1ヒット1エラー、2塁ランナーをホームで刺すどころか、バッターランナーの福田までセカンドに行かせてしまう、という致命的なエラーとなってしまいました。
(しかも、その直後に宗佑磨がセンター前ヒットを放ち3-3の同点にされてしまうので、これ以上ないくらいのクリティカルエラーとなってもた…(*´Д`))

 結果としては最悪ないらんことしーのエラーに見えるけど、そもそもこの100%チャージも、春のキャンプでさんざん練習してきたことだよねー。
 昨年までのファイターズの外野陣なら、そもそもこんなチャージはかけないし、それこそ今年から東北楽天に移籍した西川遥輝あたりだと、おそらく中継にふんわり返して終了、なプレーなのだ。
 でも、それぢゃいけないよね、
外野手ができることはひとつでも先の塁へ進まれるのを防ぐこと、
これって1点をもぎとることと同じだよね、
そのために、外野手が待って捕るのではなく、全力でチャージをかけて一歩でも前で捕り、ランナーを刺しにかかる、
この練習を第1クールから一所懸命に取り組んできたわけだ。
 なので、今川優馬のチャージはなんら責められるべきプレーではない、少なくとも姿勢としては。
 ただ、今日のグラウンドが天然芝で、イレギュラーバウンドもじゅうぶん考えられる、というところまであらかじめ頭にしっかり入っていたかどうか、そこらへんだけはしっかり振りかえってみて、もしいつも(札幌ドーム)と全く同じ感覚で100%チャージをかけていたのなら、その点だけは反省が必要、そういうことだと思う。
 特に、来シーズンからはついにファイターズもホームグラウンドが天然芝に変わるわけだし、イレギュラーバウンドがほとんどないこれまでの環境とは大きく変わる、ということはそろそろ念頭に置いてプレーしていかねばならないだろうな、と。
 がんばれ、今川。くじけるな、今川。ファイターズファンクラブ会員の中で恐らく一番野球がうまい人よ。

今日のキヨ・J・まんちゅう

 ジェイへの顔面デッドボール→途中退場、といういう衝撃のアクシデントから1日、この若く希望に満ちたクリーンナップがまた組めているという時点で、おぢさんもう涙腺が決壊寸前だったですが、この日は、
清宮1打点・野村1打点・万波5打点(!!)
3人全員が打点を挙げるという、記念すべき1日となりました(*´∇`*)♪

 いつか、3人全員がひと試合でホームランを打つ、なんて夢のそろい踏みが起きたらいいなぁ…。

●清宮幸太郎 4打数1安打 1打点 1三振 1四球

…第1打席(vsワゲスパック):1回・2死無走者
 
2アウトランナーなしということもあってか、初球の真ん中高めまっすぐを積極的に打ちに行く姿勢はGood👍
 最近、他球団はどこのバッテリーも清宮にはボール先行の傾向が強いけど、清宮はここもしっかりと四球を選ぶ。一時いっときは、選球眼がいいというよりは、単に見逃しが多いだけ、というちとツラい印象もあったが、
最近は積極的に打ちに行く姿勢も増え、それでいてボール球にもそこそこつられずに見逃せていると思うので、これ自体は良い傾向だと思う(o^-')b♪

…第2打席(vsワゲスパック):4回・1死無走者
 
この打席も、打者有利なカウントを作れている。決着球となったフルカウントからのインコース真っすぐよりは、そのひとつ前、3-1からのインコースちょい低めのスライダーの方が甘そうに見えたが、カウント的に真っすぐ一本に張ったのか見逃し。
 それでも、フルカウントからの真っすぐはしっかりスイングかけられていて、セカンド正面のゴロではあったが、芯を食ったいい打球ではあった。
 
…第3打席(vsワゲスパック):6回・無死2塁
 
前の回に3点リードを吐き出し、同点に追いつかれた直後のノーアウト二塁というシチュエーション。2-2からの5球目のスライダーを素直にセンター返ししたタイムリーヒット。当たり自体はそこまで会心というわけではなかったけど、「追い込まれてからはペッパー」を体現したかのようなバッティングがポイント高い(o^-')b♪

…第4打席(vs富山凌雅):7回・無死一・二塁
 
ノーアウト一・二塁、3点リードという局面を考慮すれば、そのまま任されるのかと思いきや、苦手な対左投手ということや、チーム全体としてしっかりと確実なダメ押しへとステップを踏む、等、諸々の思惑の中で、ベンチのサインは送りバントだったもよう(少なくとも表向きは)。
 3球経過して2-1というカウントを作ったところでヒッティングへと変わったが、最終的には三振。残念ながら、たたみかけるどころかランナーを進めるという最低限の仕事もできなかった(^^ゞ。
 ただ、追い込まれてからは、両コーナーに振られた球も、アウトローの厳しいスライダーにもついていく等、前の打席同様、いいアプローチができていた。
 最後は、あまり予期していない(実際、逆球でもあったけど)インコースからのスライダーで三振に終わったものの、これまでめっさ苦手とされていた左投手にこれだけくらいついていけたというのは、今後に向けての一条の光でもある。
 強いていえば、カウント2-1からの真ん中ちょい外寄りのスライダー。このチャンスボールを平然と見逃したのは、ちと残念だったかも^m^。

…第5打席(vs張奕):8回・1死一・二塁
 
2球続けてインハイへ150km/hの真っすぐを2つファウルしたあとに、アウトローへの147km/hのフォーク。バットの先で打ったレフト正面へのフライではあるが、アプローチとしてはこれが精一杯、むしろよく三振しなかったなぁ、レベルの厳しい球だった。
 今日の清宮は、凡打、三振に終わった打席も内容はかなり充実したもののように見えた。次の試合にも期待したい。

●野村佑希 4打数2安打 1打点

…第1打席(vsワゲスパック):1回・2死一塁
 
昨日のアクシデントを経ての最初の打席だけに、本人としては相当の覚悟が必要だったろうなぁ、と想像できるアットバット。
 いつもならダボハゼのごとく(失礼w)手を出すアウトローのまっすぐ、続いて真ん中低めのツーシーム、といったあたりの球を2球続けて見逃しストライクとなった時は、
 さすがにこの打席は振れないかぁ…と思ったが、3球目のインハイの釣り球をスイングしてファウル、1球ボールをはさんで1-2からの5球目、アウトローのスライダーを打ってのサードゴロ。
 平凡な内容ではあったが、昨日の今日でしっかりスイングできただけでも上等。

…第2打席(vsワゲスパック):4回・2死無走者
 
アウトローのゆるいカーブを見たあとの2球目、真ん中高めの真っすぐをファウル。この打席はファーストストライクから積極的に打ちにいけた。前の打席よりさらなる進歩。そして、続く3球目も同じ真っすぐでほぼ同じコース、これをさばいて糸を引くようなきれいなセンター返しでライナーのヒット。
 この打席内容、打撃結果で、昨日の悪夢は完全に払拭できたと思っていいのだろうか。
 なにはともあれ、ナイスバッティングだ、ジェイ!!

…第3打席(vs比嘉幹貴):6回・無死一塁
 
淺間、清宮の連打で勝ち越し点を奪い、さらに無死一塁、押せ押せで続きたいところだったが、投手が右殺しの比嘉幹貴に変わり、アウトコースいっぱいスライダー2球で決着。バットの先で打った打球は、打った瞬間はおあっつらえ向きのショートゴロゲッツー、て感じのコースに飛んだが、バットの先で勢いのない打球だったのと、ショートの紅林がセカンドベースのかなり後ろの方で処理したこともあり、最悪のゲッツーだけは免れた。
 今シーズン初対戦、これまでの通算でも一昨年(2020年)1打席対戦しただけ、とまだまだ対戦経験が浅い。とはいえ、今後も大事な局面では否応なく対戦せなならん相手なので、どんどん対戦していずれは攻略していってほしいところ。
 
…第4打席(vs富山凌雅):7回・1死一・二塁
 
相手のミス(若月の野選)で無死一・二塁とチャンスが拡大するも、前の清宮が三振。
 相手投手・富山もこの三振でノッてきたのか、アウトローの真っすぐ、ツーシームとかなりいいコースに決められて2球で追い込まれる。さらに厳しいツーシーム(富山のツーシームはほぼフォークかスプリットの軌道やね)のボールを見極め、
1-2からのインローの真っすぐをきれいにはじき返した打球は
「昨日のお返しやっ!!」(*1)
と言わんばかりにピッチャー富山のグラブをかすめ、ショート紅林の飛び込んだグラブの先、センターへ抜けるタイムリーヒット。
 この回は先頭のアルカンタラがソロホームランでリードをまた3点に広げ一応は安全圏に近い3点差にしてはいるが、さらに拡大したチャンス(しかも相手のミスがらみ)を作れているので、ここで確実にものにしてこの試合を決定づけることが肝要であり、逆に言えば拡大したこのチャンスをモノにできなかった場合、バファローズがまだまだ3点差、いけるぞ!!という流れにもってかれかねないという、わりと重要な打席だったりする。
 それだけに、清宮が倒れ、1死一・二塁となったこの局面でのジェイのタイムリーは、この試合の「流れ」をしっかりとキープした貴重な一打になったと思う。

 ジェイのこの一打で4点差とリードを広げ、その直後に万中のスリーランで決定的なダメを押したということで、次の回の守りからジェイはベンチへ。
 いや、本当によく頑張った。日本国中いやさ世界中のファイターズファンがそう讃えると思う。お疲れ、ジェイ。ゆっくり休んでまた明後日から頑張ってな。

●万波中正 5打数3安打 5打点 1三振

…第1打席(vsワゲスパック):2回・先頭打者
 
2球であっさり追い込まれたあとの高めにボールになる釣り球、という「対万中のマニュアルLv1」の釣り球が、低く(といってもインハイのストライクやけど)なったところを窮屈なバッティングでショートゴロ。
 ただ、追い込まれてからのアプローチとしては、高めのボール球に満振りまんぶで三振、というのがテンプレだった万中にしては、多少窮屈なスイングでも一応、「追い込まれてからはペッパー」に近い内容、と言えなくもない(ちと苦しいけど^m^)

…第2打席(vsワゲスパック):4回・2死一塁
 
内角に食い込ませるべく投げてるツーシームが2球続けて外に抜けたボールとなった2-0から、距離の取れるアウトハイに、しかも、141km/hの半速球帯のスライダーという、まさにごっつぁんチャンスボール。
 打った瞬間ホームランを確信した万中のバット投げが、さりげなくカッチョよかった(*´∇`*)♪
 2-0からストライクをとりにくる甘い球とはいえ、打ち損じることなくしっかりと一発でしとめたところもグッジョブ(o^-')b♪といえよう。

…第3打席(vs比嘉幹貴):6回・1死一塁
 
初球のインロー、めっさ厳しいコースに手を出し、詰まった当たりがサードの右をかろうじて抜け、ショートの左への内野安打。
 「しっかりと振り切った当たりは、ヒットコースに飛ぶ」
これも、言い古された野球格言オカルトのひとつやねぇ…^m^

…第4打席(vs富山凌雅):7回・1死一・二塁
 
野球の「流れ」がギリのワンチャン、バファローズ側に傾けるかもしれない、という大事な局面において、目の前で同期のジェイがしっかり仕事を完遂してくれた、その直後の打席。
 スプリットとほぼ同じ軌道の富山ツーシーム2つ、いつもの万中なら2つとも振っててもおかしくないコースと球種だが、余裕で見逃せているのは、ある意味ジェイがすでにひと仕事終えてくれている、というリラックス効果の賜物だったかもしれない。
 いずれにせよ、2-0という打者有利なカウントを作り、真っすぐ不可避な状況を作ってからの真っすぐ200%確信スイングで衝突。
 ストライクをとりにくるカウントではあったけど、富山が投じた球も決して甘い球ではなかった。コースはアウトローいっぱいのナイスコースだし、ほもフィー補正(*2)があるとはいえ、数字上は150km/hの真っすぐだからして。でも、真っすぐ一本に絞ってしっかり振って芯を食った万中の打球は、物理法則を無視するかのような一直線のライナーでバックスクリーンまで飛んでいった。なんかこう、スゴみのある一打だったなぁ。

…第5打席(vs張奕):8回・2死満塁
 
試合の大勢もほぼ決まり、両軍、互いにレギュラークラスの選手がそれぞれ引っ込む中、勢いづいたままの惰性と、BIGBOSSが与えてくれている「一瞬のチャンス」に応えようという気合とが相まってか、宇佐見のヒットに続き杉谷拳士谷内亮太といったあたりにもヒットが続いての2死満塁という、ある意味さらにごっつぁんな美味しいシチュエーション。
 ここでもう一発出ちゃったら、2ラン、3ラン、グランドスラムとなっちゃうけど、いいんスか? こんなオイシいトコもらっちゃって、ホントいいんスか?
 ただ、バファローズバッテリーにも維持というものがある。インハイまっすぐでストライクを取った後は、これでもかと言わんばかりに低めのフォークボールを畳みかけ続ける。
 5球連続フォークボールでフルカウントまでもつれたが、それでもなおフォークを続けさせたバッテリーと、最後の最後でやっぱり手が出ちゃった万中とのせめぎ合いは、11-4というワンサイドゲームとは思えないミョーな緊迫感が漂っていてオモロかった^m^。
 最終的には空振り三振に終わった万中ではあるが、陽岱鋼……もとい、張奕(*3)の140km/h後半の高速フォーク(しかも、1球だけホームベースよりかなり前でワンバウンドしたが、あとはすべて空振りゾーンに集中していたナイスボール)が5球連続できたわけである、ちょっとずつではあるがブンブン丸から脱却しつつある……かもしれない(^^ゞ
(無論、「ペッパー師匠」になるにはまだまだ先は長そうだけどね( ̄~ ̄;))


*1:昨日のお返しやっ!!:
 無論、このモノローグはワタクシの勝手な妄想。ていうか、お返しだとしても、それ、完全にお門違いの八つ当たりだし( ̄∀ ̄)

*2:ほもフィー補正:
 オリックスバファローズの第2ホーム球場である「ほっともっとフィールド神戸」(通称:ほもフィー)のスピードガンは、左ピッチャーの球が特にスピードが出やすい、と言われている。
 ファイターズで分かりやすいところだと、今日3人目のピッチャーとしてマウンドに上がった宮西尚生は、真っすぐの速さは大体137km/hからせいぜいいっても141~142km/hてトコだが、この日は145km/hが1球、146km/hが1球、残る5球は全部147km/h。宮西がよからぬドーピングに手を染めてでもいない限り、どう考えても、おかしいのはスピードガンの方だ、と思うのがフツーの感覚というものである。

*3:陽岱鋼……もとい張奕:
 
元・ファイターズの人気選手とバファローズの張奕とは、親戚同士という間柄。とはいえ、ただの(?)親戚で、ここまで似るんか?と言いたくなるくらい、同んなじ顔してる(笑)の、なんでだろぉ~♪。

最後に

  今年のNPBの衝撃的な快挙といえば、なんといっても4月10日に千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が達成した完全試合ですね。我がファイターズも、その次の試合で8回まで完全に抑えられ、前代未聞の「2試合連続完全試合」などという、あまりにありえなさすぎて水島新司の野球漫画でもよう描けないような、どエラいことになりかけてましたが(^^ゞ
 この28年ぶりの快挙の前回の記録、読売ジャイアンツの槇原寛己が完全試合を達成したのが、28年前の1994年5月18日だったりします。

 ちなみに、海の向こう、MLBでも2004年のこの日(5月18日)に、アリゾナ・ダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソンが史上最年長記録というオマケつきで完全試合を達成してたりします。
 5月18日は、完全試合の特異日なのかもですね^m^

そんなわけで、今回のヘッダー画像は「みんなのフォトギャラリー」から、稲本浩介 / イナチャンネル@福岡🎈さんの
「Pinterestで昔の作品を公開してみました。」から画像をお借りしました。
この場をお借りして御礼申し上げます。m(__)m

書のことは全然わからないドシロウトですが、この字体を見てるとなんかいい感じに力が抜けて、ほっとしますです(=^・^=)

完全だとか完璧だとかには、まったく縁もゆかりもない自分ですが、
こんど生まれ変わったら、佐々木朗希になって、こんなセリフを吐いてみたいです(笑)

「完全試合? いやいや、完全なんかじゃありませんよ。たまたま一人もランナーが出なかっただけです。本当の完全試合っていうのは、27人全員に初球を打たせて、それでもランナーが一人も出ずに『27球の完封勝利』。これが本当の完全試合だと思います。自分なんてまだまだ」

 言ってみてぇ~~(≧▽≦)

 誇大妄想はこのあたりで。それでは、おやすみなさい。



 

こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪