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羞恥心                  ――画像しりとりはじめました(#61)

(#60) 調理実習→「しゅう」→羞恥心

便意はすでに我慢の限界だが
ヘタにトイレに駆け込んで「ウンチマン」と呼ばれる方が
はるかにツラい


特に意図したわけではないが、2日連続で学校ネタになってしまったw

前もってお断りしておかねばならないのですが、ここから先は、トイレの話になります。
もし万が一にも食事時にこの記事にたどり着いてしまったとかいう、この上なくウンの悪い方がいらっしゃったなら、気分を害することになる可能性もありますのであらかじめ謝罪申し上げます。
汚い話になってごめんなさいm(__)m

てなワケで、汚い話、スタート( ̄∀ ̄)。

今はどうなのかはもちろん分からないが、私の学生時代の頃は、小学校の時も中学校の時も、男子生徒が学校のトイレで大便をすることが敬遠されていたような気がする。

トイレで大便をしていたことが発覚した男子は、

「わーい、こいつトイレでウンコしてたぞ!」
「えー? マジで?」
「やーい、やーい、ウンコ、ウンコーっ♪」

冷静に考えれば、学校のトイレで大便をして、一体全体なにが悪いのだ?と思う。
排泄した大便を握って固めて他の人にぶつけたとでもいうなら、そら非難されても当然だが、普通に大便をしただけで、短くても1日やそこら、長けりゃ1週間くらいクラスで話題にされ揶揄からかわれる、というのは、どう考えても理不尽だ。

まあ、小学生あるいはそれ以下の小っさい子どもは「ウンコ」て言葉、大好きだけどw

2017年に発行され、一躍ブームになった「うんこドリル」が累計発行部数900万部突破!とかいうニュースを見たのは、あれはいつだったか( ̄o ̄)。

「うんこドリル」の発行元である文響社のスタッフさんが
「『うんこドリル』の学習効果が科学的に証明されました!」と銘打ったnote記事を書かれておられたので、紹介しておきます。 

東大の先生やら脳波計まで持ち出しての大掛かりかつ大真面目な研究結果もさることながら、記事の冒頭、出だし1行目の
うんこ編集部の駒井です。」
で不覚にも笑ってしまった^m^

個人的には、確かに比較によるうんこドリルの優位性は理解できるのだが、ではそもそもなぜこどもは「うんこ」でテンソン爆上がりになるのか?という根本的な部分にも言及されていたら百点満点デューだったなぁw…という印象。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ちなみに、かくいう私も「ウンチマン」呼ばわりされた経験が一度👆だけある。
実際には、トイレで排泄したのは大便ではなく嘔吐ゲロだったのだが(笑)。

持病のこともありアレルギーデパート北海道本店だった私の身体は小学生の頃が一番ヤバく、昨日セーフだった同じ食べ物でも今日はアウトという、いやいやワシの免疫アンパイヤ、ストライクゾーンがクソすぎるやろ問題を抱えていた。
そのため、学校に着くや気分が悪くなってトイレ直行からの大リバース、というのはちょくちょくあったのだ。

朝イチでトイレ直行、が多かったので、クラスメートに見られる機会はほとんどなかったのだが、その日は、たまたま顔面蒼白で個室から出てきたところをクラスメートに見られ、教室に戻ると、例のごとく「ウンチマン」コールが始まった。

ぶっちゃけ、恥ずかしいという気はサラサラ起きなかった。
体調的にシンドさマックスでそれどころではない。ていうか、そもそも「ウンチマン」ぢゃねーし。
ただ、それを説明したところで、「ウンチマン」が「ゲロマン」に変わるだけで何の解決にもならないし、それ以前に、そんな説明やら言い訳やらをするだけの体力がもう残っていない。
嘔吐って、ホント、相当に体力を消耗するからねぇ( ̄∀ ̄)

ま、そんなレアケースは置いといて✋。

悲しい事件が起きたのは、私の「ウンチマン」の何か月後だったろうか。
午前中だったのは記憶にあるので、3時間目か4時間目のことだったと思う。

授業中に、ふと誰もが知っている異臭がどこからともなく漂ってきた。
最初は、また誰かが音もなくスカしよったな……くらいに思ったのだが、ただの放屁にしてはどうにもレベルが違う。格段に強くかつくさい。
期せずして教室中が静かにざわめきだした。

通常のすかしっ屁なら、ことによっては特定は難しく、ギターをかき鳴らすジローことキカイダーを探し、何処だ!何処だ!あそこだ!をお約束とするダークの下っ端諸君のようなキョロキョロ状態になるのだが、この時ばかりは、その異臭の強さ故に、出元はすぐに判明した。

私が座っている席のほぼ真正面の2つ前の席、クラスでも一番成績が良く性格も真面目で明るく、ついでに運動もできるというクラスの女子人気もダントツな出木杉くん (仮名) の肩が小刻みに震えているのが見えた。
俯いたまま、無言でまだ何かを耐えているような背中は、いつもの快活な出木杉くん(仮名) からは想像もつかないくらいつらそうに見える。

それは、まさに今回のネタ画像の、その行く末である。
クラスの英雄ヒーローの、限界を突破してしまった悲劇。
これを終わらせることができるのは、その場の唯一の大人である先生だけだったかもしれない。

「出木杉 (仮名)、トイレ、行ってこい。な。」

事ここに至っては、どんなごまかしも気遣いも無駄に思えたから、これが先生なりに精いっぱい気を遣った対応だったのかもしれない。

出木杉くん (仮名) は、静かに席を立った。
そして、下半身を気にしながらややぎこちない足取りでゆっくりと教室を後にした。

私は出木杉くん (仮名) ではないから、限界を突破するまで我慢した正確な理由は分からない。
だが、たかだか学校のトイレで用を足しただけで、まるでバイ菌か何かのごとく扱われ、冷やかされ、揶揄われまくるという屈辱。

体調的に余裕さえあるなら「ウンチマン」呼ばわりされても、
「男子トイレを守るため、下水道帝国からやってきた愛と正義の味方、それがこの私、ウンチマンっ!」とか言って開き直ることができる私のようなひょうきん者路線のピエロはまだ楽でいい。
だが、出木杉くん (仮名) はそうではない。たかだか10歳かそこらの子どもといえど、自尊心プライドというものがあるのだ。
ましてや、彼はクラスの太陽のような存在だったのだから。

ちなみに、クラス替え――ていうか、この翌年、学区内に新設小学校ができて、私は新設校に転校する一派の一員だった――されるその年度内、うちのクラスでは、彼が最後の「ウンチマン」となった。
この事件の後、男子たちの中で個室を利用した生徒を冷やかすことは一切なくなったのだ。

この悲劇をクラス全員で経験したからこそ言えることがある。

トイレ、使おうよ。そのためにあるんだから。
で、周りは茶化すなよ。
どんだけ「ウンコ」が好きなのか知らんけど。


……んー、最終的に何かちょいと重い話になってしまった💦
よし、無理やり、雰囲気を変えるゾっ!( ̄∀ ̄)!

「ウンチマン」クイズコーナーっ👆🎵←いや、タイトル

第1問:「小学校の時も中学校の時も、男子生徒が学校のトイレで大便をすることが…」とあるが、なぜ男子限定で、女子に「ウンチマン」もとい「ウンチウーマン」が誕生しないのか?その理由を述べよ (5点)

正解は、次のとおり。
男子は小便器と個室とに別れており、洋式トイレの普及率が90%にも及ぼう(*1)という昨今と違い、個室は和式トイレがメインだった当時は「個室に入る=大便」という決定的な決めつけができた。
しかし、女子の場合、大も小もそもそもどちらも個室なので、上から覗きでもしない限り確定のしようがない。
そのため、「ウンチウーマン」は幻のヒーロー (ヒロイン) ということになるのだ( ̄∀ ̄)。

*1:洋式トイレの普及率が90%にも及ぼう:総務省統計局 平成20年度・住宅土地統計調査による洋式トイレの保有率は、89.6%である。平成20年度(2008年)当時でこの数字なのだから、今となっては90%を優に超えているだろうことは想像に難くない。

第2問:「小学校の時も中学校の時も」とあるが、高校には「ウンチマン」は現れないのか?現れるか現れないのかを答えるとともに、その理由を述べよ (10点)

高校に「ウンチマン」が現れるかどうか、結論から言えば「現れない」。
その理由は、高校の男子トイレの個室には、大便をするという本来の目的ではない使い方があるからだ。
それが「喫煙」である。
高校生がやらかす背徳の背伸びである「隠れて喫煙」の定番スポットは男子トイレなのだから、ウンチマンは現れない。
時折現れるのは「スモークマン」である( ̄∀ ̄)。


うんちく…もとい、うんちクイズで多少頭が柔らかくなったところで←なるか?
今週の2曲目、羞恥心で『羞恥心

『クイズヘキサゴン』というクイズ番組から生まれた、おバカトリオによる冗談のようなでびうシングル。

クイズでは確かにおバカだったけど

…つるの剛士――ウルトラマンダイナ
…野久保直樹――中日ドラゴンズのドラフト候補に残ってた人
…上地雄輔―――横浜高校で松坂大輔とバッテリーを組んでた人

と、3人ともなにげにスゴい肩書をもってたりする( ̄∀ ̄)♪
ま、野久保直樹だけは、途中でちょいとドロップアウトしちゃったけどね…( ̄~ ̄;;)

サビの

♪しゅーちしーん しゅーちしーん♪

のリフは、けっこう頭に残ってたなぁ。
個人的には、Cメロの

♪笑いたければ笑うがいい♪

という歌詞のところで、いつもこの人が頭に浮かんできたんだよなぁ……

おまえもな……

さて、今宵のエンディング。
この話題だと、やっぱこの曲で締めたいのよねん♪

今週の3曲目、植村花菜で『トイレの神様

できることなら、「ウンチマン」て人のこと冷やかす子らに、聴いてほしいわ、この曲。
……まあ、小学生以下の子らには9分オーバーの曲はちと厳しいかもしれんがのぉ……(・_・)

でも、とっても良い曲よ。
結末知ってて頭から聴くと、1サビあたりですでに涙腺決壊警報発令ちう🚨になる(T_T)
また、このMVが良いもの。


おおっ、今宵ももうこんな時間だ。トイレ掃除の時間やで。

そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が
むやみやたらと人を揶揄ったり冷やかしたりしない、優しい一日でありますよう✨


■ おまけ

今回の画像しりとり列車 (61両目) の前の車両です。タイトル「調理実習」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。嬉しさのあまり、お礼に、「出張あなたのお宅のトイレ掃除の神さまやで」ツアーを決行するかもしれません(o^-')b♪


こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪