見出し画像

サンタクロース             ――画像しりとりはじめました(#97)

(#96) 問い③→「さん」→サンタクロース


君がッ


眠るまで


殴るのをやめないッ!



――と叫びながら、被害者の高校生Aさん (17) を十数回にわたり殴打し、傷害の現行犯で逮捕されたのは、住所不定無職のサン・ニコラス容疑者 (67)。   
犯行動機について、同容疑者は
「眠ったふりをして、自分がプレゼントを置いていく一部始終をスマートフォンで隠し撮りしているのが許せなかった。なんでもかんでも気軽に撮ってはSNSに投稿して晒し者にする風潮に一石を投じたかった」などと語っており、当局ではさらに詳しい事情及び背後関係の有無等についても、慎重に捜査を進める、との方針を発表しています。

次のニュースです。円相場は今日も値下げが止まらず――

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

クリスマス・イブの夜に、世界中の子どもたちにプレゼントを配ってくれるというサンタクロース。

でも、最近は、そもそもサンタさんが入ってくるための煙突すらない家ばっかりだ。
まあ、どんな手段を使い、どんな経路で入ろうと、ヘタに入り方を間違えてしまば、それだけで通報され、住居不法侵入でしょっ引かれてしまう、そんな世知辛い世の中でもある。

そりゃ、こんな風に暴れたくもなるってものだろう( ̄∀ ̄)🎵
(ちがうちがうw)。


ちなみに、我が家におけるサンタクロースというと――

何歳だったかまでは記憶が曖昧なのだが、4年生で転校する前の学校なのはかろうじて覚えているので、6歳から8歳までの間のこと、通っていた小学校で初めて耳にした話題を母に振ってみた。

「サンタクロースって、うちにはいつくるん?」

「うちは仏教だから、サンタさんは来ないよ」

即答だった。(・_・)

まあ、クリスマスという行事自体が初耳で、どんなイベントなのかも知らないのだから、母にそう言われればそういうことなのだろうと、一も二もなく納得した。

長じて後に知ったところでは、この年の前後数年は、父が同族経営の自動車整備工場を喧嘩別れのような形で追い出され、知人の伝手つてでコンクリートを扱う工場に転職したばかりだった。しかも、その雇用形態は今でいう「非正規雇用」であり、一年間だか二年間だかの勤務状態次第で正社員となれる道が開ける、そんな不安定な時期だったのだから、そらクリスマスもへったくれもないだろう。

というわけで、うちにはクリスマスがなかった。
だから、当然、サンタクロースもやってこない。

さすがに小学校も高学年、それもある程度年齢を重ねていくにつれ、クリスマスが何たるかということや、それに伴うプレゼントシステムについても自然と理解はできてくる。

また幸いなことに、あの幼い日には不安定だった我が家の経済状況も、父が無事そのコンクリート工場の正社員になれたことで多少は安定したため、もはやクリスマスを否定する理由も必要もどこにもなくなった。

それでも、なんとなく我が家の12月は通常運転。
12月24日・25日は、クリスマスというよりかは、むしろ来たるべき新年に向けての準備モード以外の何物でもなかった。

無論、クリスマスを全面否定で義理立てするほど熱心な仏教徒というわけでは全くない。当時の我が家で仏教に関連するものなど、どこの家にでもある仏壇ぐらいなものだし。

なんとなくだけど、バツが悪かったのかなぁ。

自分もそうだし、母もそうかもしれないと思える理由らしき理由といえるのは、そんなところだろうか(笑)。

ただ、ここまで自分の記憶をたどり書いていてふと気づいたのだが、両親はともかく、妹はどう思ってたのだろうか?

私にはちょっと年の離れた妹がいる。
そして、経済的な困窮状態から脱した頃に物心つき始める彼女にとっては、当然のことながら、我が家が「サンタクロースが入ってくることもはばかられるくらい『熱心な仏教徒』(笑) の家」だなどとは、露ほどにも感じていないはずなのだ。

だが、自分が記憶している限り、そんな妹も12月の我が家でクリスマスモードを身にまとうことは一切なかった。少なくとも、外見上は。

それぞれが独立した今、定期的にフタカラした時に、どちらかがマライア・キャリーの例の曲でも入れてスイッチが入ろうものなら、そこから
稲垣潤一に辛島美登里、WHAMだ、BoAだ、ユーミンだ、B'zにレボレボ、忘れちゃいけない山下達郎――
てな感じで、延々とクリスマス・ソングの応酬ができる程度には、お互いクリスマスのことを理解している。

だから、妹が当時の我が家でクリスマスというものをどう思っていたのか、ぜひとも聞いてみたいところだ。

まあ結局のところ、当時の我が家にはクリスマスはなく、サンタクロースも一度たりとて我が家の敷居をまたぐことはなかった、という、さしてオチのない話( ̄∀ ̄)。

だから、こんな風に物騒なサンタクロースが現れる心配もなかったのだ。

そういう君はジョナサン・ジョースターw

……おっと、間違った(・_・)。
これはクリスマスもへったくれもない、ただの暴行事件だ(^^ゞ。
誰か、ポリスメンを呼んでくれたまへ。


さて、今日の一曲。まあ、キーワードは、いささかベタで恐縮やけど
「クリスマス」かなぁ。
――ちょいと季節感、先取りしすぎてるけど( ̄∀ ̄)

今週の3曲目、T.M.Revolutionで『Burnin' X'mas

ハッピーモードの曲が多いのがクリスマスソングの定番だが、今回のネタ画像的には、このくらい攻めたクリスマス・ソングの方が合ってる気がしたので、この曲をチョイスしてみた(^O^)/

なんか、懐かしいわぁ(*´∇`*)♪――個人的には、この曲がリリースされた年くらいから母の遠距離介護生活がスタートして、週4ペースで勤務地と実家or病院の往復250kmドライブしてたなぁ、という想い出。

120kmちょいの片道道中の車内ヒトカラ状態の中では、この曲がけっこーヘビロテされてたので、今日久々に聴いても、一気にそんな深夜の帰りドライブとかの記憶が蘇ってきた――やっぱ、音楽の力って偉大やね(⌒~⌒)

ちなみに、自分の中ではこのオリジナルver.よりも、カップリングのDING DONG ver.の方がグルーヴ感が7割増し(当社比)になってて好きだ(*´∇`*)♪


おっと、今宵ももうこんな時間だ。拘留ちうのニコラス容疑者のところに接見しに行かねばなるまい。←いや、いつから弁護士(・_・)

そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が、二か月後に来るクリスマスを笑顔で迎えられるような、そんな予感に満ちた一日でありますよう🎄


■ おまけ

今回の画像しりとり列車 (97両目) の前の車両です。タイトル「問い③」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。


この記事が参加している募集

X日間やってみた

こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪