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優しい彼との感慨深い1年

11月3日は、世間的には文化の日です。
でもわたしと現在の彼氏にとってはそれだけではありません。

この日で、わたしたちは付き合って1年になりました。


恋愛経験が浅い自分にとって、
今回のお付き合いが最も長くなります。

以前の彼氏への思いは、長く引きずっていました。

別れを告げられた時には涙が枯れるのではと思うほど泣き、
彼以上に好きな人など出来ないと思いました。

元カレがどんな人かと聞かれれば、優しい人。
でも結構自分勝手で、
自分の考えが正しいと疑わない人でしょうか。

今の彼は、本当に優しい人です。
わたしのことをきちんと思ってくれていることが、
素直に伝わってきます。
ちょっと残念なところはありますが、
全て完璧な人間などいないので問題ありません。

初めて会った時から、
なぜか彼の前では自然体でいられました。
大口を開けて笑い、格好悪いと思えるような面も、
彼の前では出せたのです。

だからこそ、これは”友情”の好きなのか。
それとも”恋”の好きなのか。
迷った時期も長くありました。
彼の優しさに甘えて、心苦しい時も少しありました。

だけど今は彼の隣が1番心地よいと感じられます。

仕事で心底悩んでいた時、
彼はわたしの全てを受け入れてくれました。
大丈夫。頑張ったと、全て肯定してくれたのです。
お陰でわたしの心は救われました。
鬱状態が酷かったのにもかかわらず、大きく改善されました。

そして思いました。
元カレは確かに優しかった。
でも、あれはほとんど彼自身を守るための
甘い言葉ではなかったか。
本当にわたしを思って行動してくれていたのは
どちらだったかと。

比べることではないのかもしれません。
でもこれでようやく、
前に進めたような気がしました。

今日の記念日の過ごし方は、
あまり普段とは変わらない過ごし方でした。

彼は、手紙をくれました。
字は正直綺麗ではありません。
だけど気持ちのこもった素敵な贈り物でした。

プレゼントをしたり、素敵なレストランに行く。
そんな特別なことはしていません。
でも、これだけで十分なように思いました。
プライスレスってこのことだなと思いました。

沢山の気持ちを、日々彼からもらっています。
わたしを大切だと言ってくれ、十分に伝わっています。

気持ちを、彼に返すことができるでしょうか。
与えられてばかりになっていないでしょうか。

素直に伝えるのって難しい。
彼を見習わなければ。

それではまた。

ウタラテ

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