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レーザー彫刻環境の最終整備

ようやく実際に使い始めたものの、まだ使い勝手の悪い部分があり改善したくなった。

まず、対象物によってピント合わせをするためにスライドさせるホルダーとモジュールの間に結構なガタがある。
位置を決めてネジを締めると、その方向に傾いてしまう。

そこでモジュールの背にテープを貼って厚みの隙間を少なくした。
それでも左右に傾くので横幅の隙間を無くす方法を考えた。

レールの溝に0.5mmのステンレスワイヤーを渡した
これで固定用ネジを締めても
本体が傾くことがなくなった

次に気なっていたのが、位置決めやピント合わせの際に本体が簡単に動いてしまうこと。

それから、特にローラーで彫刻するものによってはもう少し高さが必要な場合があること。

その両方を改善するためにアルミフレームを組んでもう一段嵩増しすることにした。
フレームの溝にちょうど本体の脚が入るので安定し、高さも程良くなった。

ローラー使用時
より直径の大きなものにも使えるようになった
これでハニカムテーブルは今までと同じ高さだが
アルミフレーム分より厚みのあるものにも対応
更にL字金具の上にテーブルを置くと
紙や薄い板をカットする際に
モジュールをあまり下げずに焦点を合わせられるので
安定してカットできる

用途によってテーブルを置き換える必要はあるが、だいぶ使い易くなったように思う。

まだまだ使っているうちに色々な工夫が必要になってくるだろうが、ひとまず完成形ということにしたい。

興味のある方にとって少しでも参考になればと思い、掲載してみました。


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