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いつもの景色と彩る感情

私には以前から素敵な言葉を使うなぁと感じるアーティストがいる。『RADWIMPS』というのが彼らのグループ名だ。

野田洋次郎さんはとても繊細で印象的な歌詞を書く。私にも起こり得るような日常の一コマ一コマを悲しく美しく、時には残酷に書くのだ。
私はそれがとても心地よくて羨ましい。

彼の日常は輝いているんだろうなと思う。しかしそれはきっと時々悲しく切なくなるものなんだろうなとも思う。

物は捉え方
とよく言うけれど、それが私の中で仮説から確信に変わったのは彼の書く歌詞のおかげでもある。
きっと彼のような捉え方ができれば、私のつまらない日常も少しは輝かしいものになるのではないだろうか。

しかし捉え方はそう簡単に変えられないのが現実。それでも、私のそんなつまらない何もない日常をたくさんの色で塗り替えてくれる存在がいる。

それが恋人の存在なのだ。

彼がいれば寂しく苦しい夜も楽しい夜に変わるし、冷たく心がしぼむような雨の日も笑いの絶えない最高の日になる。
捉え方を変えることにはたくさんの時間と季節が必要かもしれないけれど、私には彼がいる。

大袈裟かもしれないけど、私は彼が野田洋次郎さんのような力を持っていると感じているのだ。

彼が私の嫌な記憶をなくしてくれて、私が頑張って作っていた笑顔を心の底から引っ張り出してくれる。
彼の存在のおかげで毎日笑っていたいと思える。

彼と行った場所や彼が教えてくれた場所、彼と行きたい場所を通る度に、私の心の中は彼のことでいっぱいになって彩っていく。それは時々寂しさも一緒に連れてくるけれど、決して嫌な感情ではない。そう思えるようになったのも彼のおかげなのだ。

どうしたって変えられない日常もある。
その苦しさの中で必死に頑張り続けている彼だから、少しでも彼の日常が彩ってほしい。
そんな彼の日常に色を落とせるのは他でもない私のはずだから、微力ではあるけれど彼の苦しみを明るいものに変えていきたい。

「おせっかいなのがヒーロー」
これは私が最近ハマっているアニメの言葉。
例え彼にとって私の行動がおせっかいに値したとしても、限度を守りつつ彼の力になりたい。
彼が言ってくれた「あなたがいるから頑張れる」という言葉を糧にして、彼に笑顔を届けていきたい。
エゴなのかもしれないね。

私の何の変哲もない日常の変え方を教えてくれたアーティストと、つまらない日常に意味を見いだしてくれて色を落としてくれた彼には本当に感謝している。

私も彼や友人、私の文章を読んでくださるnoteの方々の日常に少しでも色を落とせる存在になりたい。
だから今日も文字を並べてあなたに届けています。

なんだかたくさんの事を書いてしまったけれど、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

今日もお疲れ様でした。
おやすみなさい。



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