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夜明けの光

舞台『黎明の王』を見に行きました。
だいすきで大切な王ステシリーズの四作目。

情報解禁時からずーっと楽しみで、初日が近づくにつれてドキドキワクワクとして、でもいざ開幕すると終わってほしくないという気持ちばかりが募る。


「始まったら終わってしまう
 当たり前の出来事も
 できるだけ伸ばしたかった」

だいすきなグループのだいすきな歌詞です。
舞台に限らず以前から何度もそういう思いを抱えてきたけれど、やっぱり黎明もでしたね。
あと5000日はやってほしい、帰り道に相互さんとお話しした内容です。イルミナスさんどうですか?笑

ツイッターで話していることを当社比綺麗にまとめただけですが、感想をつらつらと話していこうかなと。

話したいことが盛り沢山な作品だったので、いざ書き始めるとどれから手をつければいいのか。
ざーっと目次作って、ゆるーくお話ししますね。
しっかり本編の内容を話すので一応ご注意を。しれ〜〜っと流れるように核心に触れます。


物語の軸

17世紀、疫病が流行するセルビア。
城下町では「一度死亡した者が不死者として蘇る」という噂が民に不安を与えていた。
ヴァンパイア研究に生涯を捧げるジェリコは調査に来るが、相棒がいつのまにか忽然と消えてしまう。
城に住む謎の伯爵が関係していると確信したジェリコは城へと出かけるがー
薔薇の庭園に囲まれた城を舞台に新たな惨劇の幕が上がる。

黎明の王公式HPより

あらすじはこちら。
はい、拗らせている人間が大好きなやつですね‼️
ビジュアルもめちゃくちゃ良いので、ぜひURL先に飛んで下の方にページをスクロールしてください。
「良」でしかないです。

私はご贔屓にしているマリアタことヴラドと、その従者であるヴィンツェルに注目して、過去作は観劇してきました。その二人に加えて今回ビジュアル公開時から「うわぁ……」と惹かれたのはビクターとマルコでした。
この二人はまた後で深掘りする予定ですが、一目惚れは間違いないですね。自分の直感大事。

字数が多くなってしまうのでシリーズ全体の物語の概要は省略しますが、公開されている映像があるのでこちらをぜひ。


悲劇の幕開け

暗転し、ランタンやキャンドルを持った者たちが息を潜めながらも語り始める。
こういう始まり方、大好きです!
初回は頭を整理することに必死だったけど、シンプルに物語の構造がいいですよね……。追体験ってめっちゃ良い。

ま〜〜振り返ってみると、くそ!ジェリコ!!!!って感じに思えてしまうので、初めて見た時の😭😭っていうあの感情は忘れたくないな。

なんだろうな、ジェリコの人の心にすんなりと入ってくるあの感じは誰にも真似ができないものだと思うんですよ。
マリアタはきっとできないし、優秀なヴィンツェルでさえもできないこと。
「奴ら(マリアタやヴィンツェル)は隙をみせるのを待っているかもしれない」と、警戒心がかなり強く、ヴァンパイアに強い恨みを持っているビクターだって彼の演技に騙された。
被害者ぶるという表現は良くないかもしれないが、「私も大切な人を奪われた」「彼らが人を襲うのをみた」「襲ったのは彼らしかいない」って責任転嫁のバランスが超うまい。
自分と主従の事実を交え、嘘をついて、騙し油断させる。
だからビクターも大切な銃を渡してしまったのかなあ……って。改めて、ビクターはいいぞ……

古城の奇人たちの美しさには驚かされたなぁ。
もちろん城主として存在したマリアタも!!!

序盤はまだ割と雰囲気が軽い印象があるので、楽しく見れたのだけど、やっぱり大好きポイントはテーブルを囲む場でのドラガンのお話ですね。


食事に絡めての話ですが、
マリアタとヴィンツェルは「食糧」
ジェリコは「食料」という表現になってるんですよ。

ここのつらポイントは、主従ふたりが求めているのは(主食である)人間の血だけかぁ……と察せるところですね。ジェリコはニコラがいるから一般的な食べ物も調達するけど、主従ふたりにはそれは必要ないんですもんね……つらい……


登場人物の話もしていい?


確かに存在した人たち

城組はいいぞ〜〜‼️
主人であるジェリコのために人を殺めていった人達ですが、確かに彼らは人間で心を殺した過去があるから、嫌いにはなれず、むしろ好きなんですよね。
その中でも、マルコのお話を。

マルコ

高笑い最高すぎません?
馬越さんのお芝居は屍以来だったのですが、その時の雰囲気を感じることが一切できなかったので、本当に同じ役者さんなのか……?と驚きを隠せず。

"マルコ"というキャラクターのあり方が好きなのですが、その中でも「あ、好き」ってなったポイントは悪魔召喚の儀を行う場面です。

ジェリコが自分のことを傷つけ呪文を唱え始めた時、マルコめちゃくちゃ苦しそうな顔をしていて。
悪魔召喚に関して肯定的ではあったけど、いざ目の前にすると、人間が崩れていってしまうジェリコを見たくなかった気持ちが表情に表れていたのかな。
目を背けたい気持ちはあるけれど、主人が望んだ命令だから、もう逃げることはできない。受け入れるしかない。
最初ソロトゥサの民を殺めていくマルコの剣の振り方は若干荒っぽくて。(黒の王のマリアタを感じた)
目の前で人間が、自分の手で命を落としていく。
それはきっと辛かっただろうな、と。
レオネルにお前は下がってろ、と言われているような庇われ方をしているようにも見えた場面もあり。
だけど、いつしかきれ〜〜な殺し方になっていくんですよ。
心が壊れた自分を守るために蓋をしてって考えたら、マルコを好きになる理由しかなくて。

あと私の好き解釈(自分で言う)は、食事の場面でマルコが短刀を取り出すタイミングがあって。何でだろうって引っかかっていたんです。
最初は料理を仕上げている誇りや責任があるから、その料理たちに手をつけてもらえない怒りなのかな〜と思っていましたが、古城の従者の思う食物連鎖が成り立たなくなってしまう怒りだったら…と思うと、自分の中での筋は通りました。

彼らの思う食物連鎖は
葉を動物が食べ、動物を人が食べる。そしてその頂点に立つのはジェリコ様、というもの。
たとえそれが自然の摂理でなかったとしても、そう思い込むことさえできれば人を殺めることができたのかなった。

受け入れるしか他にないというマルコの言葉は、人を殺め、死体を貪るしか生きる術がないジェリコをみたくない気持ちはあるけれど……でもそうしなければいけないからという苦しみが伝わってきて。
は〜〜〜〜………マルコ………………

古城の主従は心が痛くなります。
本当に大好きです。
いやむしろ大好きなキャラしかいね〜〜〜
恐ろしい黎明の王……

ビクター

みんな大好き兄弟の弟くん。
ビクターはビジュアル公開時から好きだな〜って思っていたキャラクターではありました…それにしてもふたりの登場シーンかっこよすぎでは?

佐藤さんが本番前にビクターのことを

と仰っていたのが納得できるほど、私もビクターくんのことが大好きになりました。

輝山くんがポコチャの中でたくさんの素敵なお話をされていたので、是非アーカイブを聞いていただきたいのですが、少ししたら消しちゃうかもみたいなことを仰っていたのでその記録も含めています。
だいぶ長いです。

(配信ツール側の影響で電波がぷつりぷつりしていて、何度かページを立て直してくださったので、上記は一番長く続いた枠のアーカイブのURLです。
だけどうまく飛べないかも😭)

◎ビクターの人物像
・強め、いかつめ、やんちゃでクール
輝山くん曰く、中々やってこなかったキャラということ。

・普段のお目目キラキラの可愛らしさに反してビクターは鋭さがありましたね
→それも計算したんすよ〜〜

・晩餐会のシーン、ビクターはワイン捨ててます
一口も飲んでないし、何も食べてない

◎アイヴァンという存在
・アイヴァンを存在させられるのはビクターだけ
気づく人は気づくだろうけど、どう気づかせないか

・アイヴァンはビクターが作り出した存在
→そこにはいないはずの人。
アイヴァンが抱く感情はビクターが作り出しているもの。ビクターと引っ張りあっている(=反対)の感情をアイヴァンが担ってくれている
つまり
アイヴァンのセリフはビクターのセリフでもある

上記には鳥肌が立ちました。うわぁ、まじか、と。
私は、ビクターが作り出したアイヴァンという存在がアイヴァンとして話しかけていると思っていたので、その発言までもがビクターが作り出したものだったのか…って。
きっともし村組が襲われていたら、ヴァンパイアハンターとしての責任を感じることになったんだろうな。あ〜〜ビクターしんどい。

村組と信頼関係を築けたこともあり、ジェリコにも気を許していく。
アイヴァンの「引き金は自分で引け」という言葉を無視するほどになり、ジェリコに銃を渡してしまう。

ここやばくないです?まじできつい。
苦しかっただろうな、悔しかっただろうな。大切な存在を死に追いやった人物がずっと隣で息を潜めていたんだもんね。辛いよね。ビクター……😭

◎ビクターの家系
アイヴァン役の田中さんとディスカッションを重ねて沢山作り込んだそう。どういう家族で、どういう仕事で食べていたのか?など様々な背景を話し合った、と。
(ヴァンパイアについては佐藤さんや鵜飼さんともディスカッションしたそうなので、座組の雰囲気本当に良かったんだろうな)

その中の一つ、ビクターの家系は代々ヴァンパイアハンターで、戦場に近い、真っ先に襲撃されるような場所に家があったのでは?という作り方を。

・だからきっとアイヴァンもヴァンパイアハンター
→「雪を踏みしめる音を聞け」など、きっと優れた人だったはず。
→ビクターはそんなアイヴァンに銃の使い方などを教わったのでは?
→かつてアイヴァンが使っていた銃をビクターが持っているのでは?弾丸は代々伝わっていたものか、ビクターが作ったものか、どちらかは分からないけど、銃自体はお兄ちゃんのじゃないかなぁ

輝山くんの「それを渡すんすよ…」の声が切なくて。ビクター😭😭ってなってました。

・悲しみや復讐に心を燃やしながらも、ビクターは死に場所を探していたんじゃないかな
→はやくみんなのところ(殺された家族)に行きたい。だけど復讐しなきゃいけない…
だからギラギラしていたんじゃないかな
→ジェリコ相手にナイフ一本で行ってますからね
 効かないのに。
→「ここだ」って思ったんじゃないかな
→そこまではビクターが作り出したアイヴァンという存在が近くにいたけど、その時だけは本当にアイヴァンと会えたんじゃないかな。

◎裏話
・最初はナイフと銃だけだったけど、稽古初日にボーガン持っちゃおうか!と三刀流になった。
(殺陣つけ時に主水さんの中にある厨二主水が「いいね………ニヤ」って言っていたらしい)

・ビクターのバラはお兄ちゃんから(えもいなぁ…)

・ビクターが命を落とした時、目が開いていたそうですが、それも計算です〜ということ。

・佐藤さん『シリーズをやっていく上では前作を越えなければ』
その言葉に座組一同、一番面白い王ステにする!と意気込んでた。ひとつ上のステージに持っていくことができたんじゃないかなぁ……
(このエピソードをきいてたら4番目の光の歌詞が刺さりに刺さりました。四作目だしね)

・ビクター登場時、ジェリコが「お二人から離れて」と言っているけど、実はその時ジェリコの剣先はラドゥロヴィッチに向いている
本当にずっと最初から街の人を狙うつもり、お腹空いているから(この言い方がめっちゃ良いです)

後半で明かされるけど、ジェリコにとってビクターの存在は本当に想定外のこと。ジェリコはあの場面で、ラドゥを斬って「はい!終わり!」ってするつもりだった。(それができなかったから物語が続いた)

「ジェリコからしたらラドゥロヴィッチは怖かったんじゃないかな。怖くはないと思うんですけど、村組で唯一の戦闘員だから。
一番怖いのは、ビクターの銃だと思うんですけどね。ヴァンパイアにも効く毒だから」とも。



以下私のダラダラ流していく感想と僅かな気づき。
今思うと、ですが
ジェリコがビクターの後ろを不思議そうに眺めていたり、セラフィムのビクターへの評価が「独り言が多い」だったり。
気づける要素はいくつか点在していたんだな〜と。
しっかり騙されたわけですが、気づけなかったことでより物語を楽しめたように思えたし、だからこそこんなにもビクターを好きになれたんじゃなかな😢
M6の
『幸せな時間 不幸せな時間
 どちらの方が多いのだろう』
の演出でもアイヴァンにライトは当たっていなくて。それ以外の部分でも僅かにこぼれた光でようやくアイヴァンが照らされているように思えて。
それにしても、この歌詞やばい、えげつない。ビクターとアイヴァンに歌わせるのか……そうか………

アクションシーンでも銃を構えて発砲しているようにみえたけど、あの発砲音は全てビクターの銃からだったんだろうなぁ……。

晩餐会でもアイヴァンは誰とも乾杯していないし、マルコにワインも注がれていない。きつい。
タグで「セラフィムのうさぎだけアイヴァンを向いていた」「アイヴァンが通り過ぎた後ではなくビクターで目覚めるジェリコ」など意外と要素多かったんですね…初見で気づけた方すごい………

アイヴァンはみんなが眠り始めるとふわっと闇に溶けるようにはけていってしまうけど、それも存在しない人(=夢をみれない、眠れない)だからかっていうのは千秋楽で気づきました。

アイヴァンとビクター兄弟ほんとうに大好きです。
どうかしあわせになって………

ヴラドとヴィンツェル

何から話す????
気持ちが爆発しすぎて言葉にできないんだけど、どうしたらいいかなぁ。

尊いなぁ…

黒の王からマリアタの心境の変化を直に感じている中で、新しい風が吹き抜けていった屍を経ての黎明は救いの物語だったという印象。

わかりやすいように(?)イメソンを使いますね。
黎明の王という作品に対して私はこの楽曲がぴったりだと散々いっています。
(下記はMVのショートバージョンで、曲をフルで視聴できないので、ぜひサブスクで検索してみてください!)


さっきも述べましたが、四作目である黎明と当時加入したばかりの4期生に対して向けたこの楽曲の運命の一致度すごくないです??
そして何よりも最後の『光は愛』というフレーズ。
こんなことがあるのか…と思ってしまうほど、黎明と境遇が似ていて頭抱えてます。

そしてヴラド(とジェリコ)に贈りたいのがこちら。
4番目の光のセンターを務めたメンバーが、次シングルで表題曲のセンターに選ばれました。ここを深掘りすると話がずれてしまうので今回はしませんが、この流れ、乃木坂を応援している身としては結構重たいんですよ。

『光は愛』だと歌った子が、その次に自分が真ん中で立つ曲で『光はどこにある?僕を照らしてくれ』と語りかけるんです。迷子になっちゃったように。

私はヴラドの過去の経験から愛に飢えている印象を抱いているので、どこか愛や生きる意味を探していると思うんですね。というかそれを探し求めているじゃないですか。
だから過去作では人と人の繋がりを観測者という視点で眺めて、自分へのヒントを得ようとしているのだと思ってます。でも今回は史実がないオリジナルの作品だから、より深く、その世界に踏み込んでいったのかなぁ…と。

無闇矢鱈に人を襲い、食事をとることをしないのは、屍で「人間」だと言われたからなんだろうね…
悪魔や神、化け物でも、新しい人類でもない、ただの人間。
そうマリアタが信じたいと思えるようになって、人間に「共存」というアプローチの仕方をするようにもなり、マリアタ成長したのね……って。やっぱりマリアタ成長日記はあながち間違ってない。笑

ヴラドが道に迷ってしまった時に、光の元へと、正しい道へとヴラドの手を取り導いてくれるのはいつもヴィンツェルで。
従者が主人にむける想いは当然必要なものだと思う。だけど私の見解ですが、別に主人は従者に愛を持たずともいいと思うんです。捨て駒の一つとして扱ってもいい、従者はそれを知ってもきっと矢印を向けるだろうし。
だけど、孤独で、愛を知らないといわれたヴラドに手を伸ばし続けたヴィンツェルは、いつしかヴラドにとって命をかけてもいいと思える存在に変化していく。
忠誠心だけでなくヴィンツェルは愛をもってマリアタに接したから、あの暗闇の牢獄でヴィンツェルはマリアタからの最大級の返事(=愛)をもらえた…
と考えてます。

それぞれが互いのことを思い、互いのために自らの危険を顧みずに手を差し伸べることができる主従が愛おしく、本当にだいすきです。

ジェリコとニコラ

ニコラがジェリコに向けた気持ちも愛ではあると思うんです。ただニコラは人間らしいからなぁ。

ヴィンツェルは盲目的にマリアタに尽くすけど、
ニコラは理性があるから、きっとジェリコの間違いを訂正できる従者であったのではないかと。
(ヴィンツェルは自分の意見と違っても最終的にはマリアタの判断についていくだろうし)

黒死病を患ってしまった後、自分の体が最期を迎えるだろうという感覚はあっただろうから、目覚めた時の哀しみは計り知れない。

「ジェリコ様がそこまで自分のことを思ってくれるなんて」ではなくて、「どうして私のために」とニコラも絶望していたと思いますし。
多分これが強火担ヴィンツェルだったら「マリアタが私のために……!?」ってなりそうですが、ニコラは人間なのでそうはならない。

(ジェリコはニコラのために最初から命を賭けるけど、黎明以前のマリアタはヴィンツェルのために命を賭けたかと問われれば私は曖昧な返答しかできないです)

二組の従者はそれそれ主人を敬愛し、主人も従者のことを大切に思っているのに、何が違かったんだろうなぁ。

武井さんのツイキャス内で「ジェリコはニコラではなく、他の従者でも悪魔契約をしたと思う?」という話題が出ていたと思いますが、私もジェリコはニコラでなければ悪魔契約をしなかったと考えてます。

アーカイブ消えてしまったらしく悲しんでます。

ニコラでなければいけなかった理由を本編の中では見つけることはできなかったので、ディレイ配信で自分が納得できる道を探したいと思ってます。妄想でなら納得できたんだけど、それはあくまでも妄想の域でしかないので、ちゃんと道筋を辿りたい……
ジェリコとニコラ、そして4人の従者のことを思うと胸が苦しくなってしまう。

またまた話はズレますが、ジェリコとニコラじゃん…と頭を抱えた楽曲。流れてきたツイートをみて、ふと再生したら「まって、、?」とメンタルやられました。

個人的にジェリコとニコラ間の重たいほどの愛を感じるのはこの場面。

暗闇であなたの背をなぞった
その輪郭を鮮明に覚えている
受け止めきれないものと出会うたび
溢れてやまないのは涙だけ

Lemon / 米津玄師

初見はジェリコ→ニコラだな〜と思いましたが、この部分だけ切り取ると、ニコラ→ジェリコとも捉えることができるなって。
黎明の王となり、かつての従者を思うジェリコと、
変わりゆくジェリコの背を眺めるしかないニコラ。
めっちゃ良くないですか………


ジェリコが従者たちに「消えろ」と突き放すシーン。これからずっと、永遠にも続く長い時間を孤独や飢えに耐えながらひとりで過ごしていくのだと思うと辛くなってしまうけど、ある種それが報いなのかぁ…。
ジェリコも言っていますが、ビクターのように亡霊に取り憑かれ、孤独ではない道を選ぶこともできたと思うんです。
だけどそうしなかったのは、自分のために悪に手を染めながらも尽くしてくれた従者たちを解放させたいという主人の最後の愛のお返しだったらいいなぁ………って。いいなぁ…って思うくらい許してほしい。

幸せになって、とは言いづらいのだけど、ジェリコの思う幸せが少しでも感じられる日がきたらいいな。
でもマリアタに何かしたらちょっと嫌になってしまうかもしれないので、ほどほどの距離感で仲良くしてあげてください(?)

ヴィンツェル過去編と共に、ジェリコに再会……!みたいなタイミングがきたら私の細胞という細胞が喜びだすので何卒ご検討よろしくお願いします。

まとめ

は〜〜〜………(オタクの大きなため息)

本当に楽しい期間でした。
初日からは一週間が経ち、ディレイ配信までに薄らいでしまう感覚もきっと生まれてしまうけど、劇場で感じた胸のドキドキは忘れたくないもの。
このシーンが好きだったんだよ…ばかりなので、時間があればそれに特化したnoteかきたいな。
ディレイ配信も絶対みます〜〜
Blu-rayも買います!再生できる機器ないけどな!


アクスタ通常販売ありがとうございます。とても嬉しいです。皆様のお顔の良さが目立つブロマイドには惚れ惚れしてます。
そしてどうかサントラCD販売も何卒よろしくお願いします🥹


観劇が趣味である限り、私にとって王ステはずっと特別な存在であり続けると思うのです。
だからこれからも応援し続けるし、マリアタが進む旅路をいつまでも見守りたいと考えています。
アフタートークで「求められている間は」というような少し悲しい表現をされていたと思いますが、とてもとても求めている作品ですので、どうか末永く王ステの糸が途切れることなく続いていきますように。
宇宙編が始まるのが待ち遠しいですね☺️

新たな『蒼穹の王』の発表もありましたし、また生きる希望ができたな〜〜と嬉しい気持ち。
二月は何気にバタバタしてしまうのですが、次作も劇場で座組の皆様が届けてくださるものを受け取りたいな。

読んでくださっている方がいるのかは分かりませんが、王ステに関わる全ての方が、その時まで楽しく健康に過ごせますように!

主従だいすきだよ〜〜〜!!!!!


以下自我。

ブローチかわいいよね

大好きな推しさんへ
いつも素敵な作品を届けてくださってありがとうございます。今回もとっても素敵で大好きな作品と出会うことができました。
黒の王の時からマリアタを見守らせていただいて、星屑屍と、苦しむマリアタの姿にぐわっと感覚を持っていかれがちでしたが、今回の黎明はどこか心が軽くなったような、そんなマリアタを見ることができて本当によかったです。マリアタ、ちゃんと人間でした。
暑い中で大変なことも多いと思いますが、どうぞお身体に気をつけてお過ごしください〜🍧


本当に長くなってしまった。
noteまでもが終わりたくないな〜と思ってしまうの、本当によくない。笑

始まりがあればいつかは終わるもの、当然のことですが、それでも王ステは限りなく続いてほしいな。

まとまりのない文章ですが、私自身の思いを全部ぶつけられることができたので満足してます。読みづらいだろうなあ………許してください〜〜

最後に、

王ステはいいぞ〜〜〜☝️🌹

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