今年もよろしくお願いいたします!

こんばんは 詩彩舎です。

2022年明けました!

……といっても、もう明けて10日経つのですよね(@_@)早い…

今年もやりたいことが頭の中にはあれこれあります。思うのはタダなので、夢はいっぱい膨らませて、その中からやれそうなことや実現できそうなことを少しずつ、やっていったり挑戦したりしていきたいと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧


さて、前回年末の投稿で、直系の子孫でもないのに何故白秋さんのことにこんなに熱心なのかということについて、追々お話ししていけたら…ということを言っておりました。今日はそのことについてお話しさせてください。


まず、先日1月4日のことを。この日は、祖父母の結婚記念日です。

本当は、別の日に結婚するはずだったんです。

昭和17年11月3日。祖父母はその日に結婚する予定でした。白秋さんの生い立ち等をご存知の方なら、ここでピンとくるかもしれません。そう、この前日に、白秋さんが亡くなりました。そのため、白秋さんの甥である祖父は結婚式ではなく葬式に出ることになり、結婚式は年明けに延期となったわけです。

そして年明けに結婚し、その後生まれたのが私の母です。

もし白秋さんがあの日に亡くならず祖父母が予定通り結婚していたら、祖父母の間には別の子が生まれていたでしょう。もしかしたら、母(女の子)ではなく男の子が生まれていたかもしれません。となると…私まで命が繋がっていないわけです。


あの日に白秋さんが亡くなったから、今の私がいる。


そのことに気づいてから、白秋さんのことをもっと知りたいと思うようになりました。研究というようなレベルで突き詰めることは、さすがに私には出来ません。でも、せめて少しでも白秋さんの作品や功績、評伝などには載っていない祖父や母から聞いた素の白秋さんの人柄などを知ってもらえたら、後世に何か残せたら、と思うようになりました。

白秋さんの著書を、手に入る範囲でお迎えして読んだり、白秋さんを中心とした家系図を改めて書き出して自分なりに整理してみたり、祖父や母、母の従兄のおじさまから伺った話を反芻して書き留めてみたり。どれも少しずつ。

その延長線に、詩彩舎の活動が仲間入りしました。


白秋さんに関することは、直系の子孫でもないのに何でそんなに熱心なんだと言われること、言葉にはしないまでもそんな空気を感じることもあります。そう尋ねられたりするだけならまだしも、ちょっと熱すぎるんだよね…と嘲り混じりに疎まれたり、直系でないことを『コーヒーを五倍ぐらい薄めた関係』と人前で揶揄されたりしたこともあります。たしかに私は白秋さんと五親等の関係なので、言い得て妙だと内心ちょっと笑ってしまったんですが、そんなこと言われる筋合いは1ミリもないと思います。そんな失礼すぎる言葉を投げかけられバカにされようとも、私は負けませんが!(๑و•̀ω•́)و

あと、笑ったときの目元が白秋さんと似ていると嬉しくもありがたいことを言っていただいたり、私の名前が偶然にも若くして亡くなった白秋さんの妹さんと同じ名前という不思議な縁を感じたりだとか、そういうことも相俟って白秋さんのことを身近に感じるようになり、白秋さんのことを知りたい、知ってもらいたいと思うようになったきっかけのひとつかもしれません。


こんな感じで、私は白秋さんのことに関して熱心に、というか自分なりに一生懸命にやっています。

この思いを、詩彩舎で作るお品に少しでも込められるよう、今年も頑張っていきたいと思いますので、見守っていただければ嬉しいです。

2022年もどうぞよろしくお願いいたします!


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