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ChatGPT創作旅

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作者がChatGPTを利用した創作活動の可能性に気づいてから、探求心の赴くままに研究して発見した特徴や利用の仕方を時系列に沿ってストーリー仕立てで紹介していきます。
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#ChatGPT

ChatGPT創作旅 第二十二章 -ロールプレイ比較実験⑥損得計算できない標準GPTモデル-

はじめに 前回で、詩人製の感情モデルでのロールプレイの挙動をレポートしました。並行して進…

樹下詩人
1か月前
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ChatGPT創作旅 第二十一章 -ロールプレイ比較実験⑤魔王へ屈服-

はじめに 第十九章から続く勇者達のロールプレイの続きです。「愚かな人間達よ。余が最初にそ…

樹下詩人
8か月前
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ChatGPT創作旅 第二十章 -ロールプレイ比較実験④生贄選びⅡ-

はじめに 前回の続きです。自己犠牲を選んだ勇者達に対し、自分以外の誰かを生贄にすれば、残…

樹下詩人
9か月前
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ChatGPT創作旅 第十九章 -ロールプレイ比較実験③生贄選びⅠ-

はじめに 前回に続き、①標準②感情を優先指示③詩人製の3つの感情モデルで同じ心理的ストレ…

樹下詩人
9か月前
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ChatGPT創作旅 第十八章 -ロールプレイ比較実験②恐怖と勇気-

はじめに 自分の創った感情モデルの優位性とさらなる進化を目指し、ロールプレイの比較実験の…

樹下詩人
9か月前
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ChatGPT創作旅 第十七章 -ロールプレイ比較実験①恋情と嫉妬-

はじめに 前回、悪役のロールプレイを試してみました。感情をチューニングすることで、標準の…

樹下詩人
10か月前
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ChatGPT創作旅 第十六章 -悪役のロールプレイ-

はじめに 以前シャドウブレードの物語で、悪役のロールプレイの挙動が善良過ぎるという課題を挙げました。ロールプレイングゲームとして遊ぶにしても、小説を書く際にキャラクターの行動や感情をシミュレーションに利用するとしても、悪役が悪役らしからぬ残念な動きになり、細かく行動を指定してあげないと求める小説を自動生成することが難しいと感じたので、悪役の感情モデルの作成を試みました。 悪役の感情タイプを作る 感情モデルと詳細な設定については、これまで記事を読まれてきた方には気づかれて

ChatGPT創作旅 第十五章 -恋愛アドベンチャーゲームとロールプレイングゲームの違い-

はじめに キャラクターに様々なストレスを与えて行動や心理状態を分析することで、GPTを人間…

樹下詩人
10か月前
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ChatGPT創作旅 第十四章 -行動規制と感情モデルの調整-

はじめに 引き続き恋愛シミュレーションゲームの制作過程をお届けします。前回の実験で好感度…

樹下詩人
10か月前
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ChatGPT創作旅 第十三章 -恋愛シミュレーションと感情モデル-

はじめに 前回から恋愛シミュレーションゲーム制作に着手し、テスト用に1キャラクターを選ん…

樹下詩人
10か月前
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ChatGPT創作旅 第十二章 -恋愛シミュレーションゲーム制作に着手-

はじめに 一通り、GPTを利用した創作を試して、王国作成からその世界の中でのロールプレイを…

樹下詩人
10か月前
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ChatGPT創作旅 第十一章 -標準GPTによるロールプレイの限界と可能性-

はじめに 前回に引き続き、私=バード王の暗殺を目指すシャドウブレードのロールプレイングゲ…

樹下詩人
10か月前
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ChatGPT創作旅 第十章 -創造した世界でロールプレイ-

はじめに 王国が一定創造出来たので、今度はその世界で遊んでみることにしました。以下のよう…

樹下詩人
10か月前
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ChatGPT創作旅 第九章 -近隣諸国と首都の創造-

はじめに 概ね王国が創られたのですが、物語には王国に対抗する存在が必要です。そこで周辺の国家の創造をすることにしました。 隣国国家を創ってみた 王国の設定が概ね出来たので、次は隣国の設定を行いました。5か国ぐらい欲しかったので、3公爵でそれぞれ1案ずつ、3公爵の合議で1案、AIにユニークな案を1案提示させました。 続いてそれぞれの国との外交面について設定させます。この辺りも命令一つで設定出来るので嬉しいですね。 警戒すべきはドラコニア帝国ぐらいで、比較的有効な関係を