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兎がほざく960

ぼくの子どもの頃のピアノの先生は男の人でした。

メソッドはドイツの伝統の通りでした。

弟子が次々別の教室に去っていくのに「ほかに好きなことができたから辞めたのだろう」と言って気にしませんでした。

ぼくの演奏を聞きながらよく気持ちよさそうに眠っていました。

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