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情の限り 【俳句】

 夏の思い出の俳句です。

紗の単衣袖にたしなむ香袋

行水に鎮めかねたる火照りかな

この道の果つる日もあり蝉しぐれ

靴脱げば夏の日知らぬはぎの白

はち切れて情の限り百日紅

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