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【カンボジア】GTI(グランドツインインターナショナル)|カンボジア株

こんにちは!
ウォーキングシューズが欲しいウタです。

2011年7月11日に
カンボジア初となる
証券取引所がオープンしました!

それがカンボジア証券取引所です。
英名:Cambodia Securities Exchange
略称:CSX

そして、本日紹介する
GTI(グランドツインインターナショナル)は
カンボジア証券取引所に
上場した2社目の企業です。


GTI(グランドツインインターナショナル)とはどんな会社?

GTIは2014年6月16日に上場しました。
GTIは輸出向けアパレルの
製造下請けメーカーです。
親会社は台湾で民間企業になります。

GTIは、2007年にカンボジアで事業を開始。
2008年には大手衣料品メーカーの最大手
QMI Industrial Co., Ltd. を買収しました。

GTIの主要な顧客(元請企業)は
日本でも知名度の高い
・アディダス
・リーボック
・ノースフェイス
・サロモン
などが挙げられます!

2019年の情報になりますが
輸出先の割合は
ヨーロッパが38%
米国が19%
アジアおよびその他の国が43%
となっています。

それでは次に
カンボジア株として
GTI株を紹介します。

GTI(グランドツインインターナショナル)のB/S

カンボジア証券取引所HP 引用

カンボジアの通貨は略称KHRと書いて
クメールリエルと呼びます。
おおよそ 4,000KHR = 1USD(アメリカドル) です。
Mil KHR = 1,000,000 KHR となります。

純資産(株主資本)は横ばいですね。
コロナの影響により
販売が減少したことが大きな理由です。

GTI(グランドツインインターナショナル)のP/L

カンボジア証券取引所HP 引用

GTIはコロナに入って
売上も減少し、利益も減少しています。
一株当たりの純利益も減少していて
厳しい経営状況と言えます。

GTI(グランドツインインターナショナル)のP/Lの株価情報

カンボジア証券取引所HP 引用

売上や利益の減少に伴い
株価も横ばいかやや値下がりしています。
2020年には利益の50%を配当に回しましたが
配当利回りも低い状況でした。
2021年は無配当となっています。

GTI(グランドツインインターナショナル)のまとめ

GTIはカンボジアの主力産業である
縫製業を行っていますが
コロナによる全世界での販売減少に伴い
売上も利益も減少してしまいました。

2022年からは世界中で
脱コロナの動きが進み
販売も回復していく見込みです。

カンボジアは周辺諸国と比較すると
人件費も安いので
今後も元請からの需要はありそうです。

元請であるメーカーの
業績回復次第のところもありますね!

ウタが考えるカンボジア株投資は
基本的に購入したら寝かしておくです。

その理由は
カンボジアがまだまだ途上国なので
人口増加と経済成長に合わせて
企業も成長すると考えているからです。

したがってインフラ関連の
(生活や産業活動の基盤となっている企業)
株を中長期で保有していく予定です。

戦後の日本と同じ発想ですね!

しかしGTIは
先進国メーカーの下請けが主な売上先なので
カンボジアという国が成長することで
直接的な恩恵は受けにくいと考えています。
製造商品もインフラ関連ではないですし・・

よってウタはGTIの株を
【 様子見(購入予定ナシ 】
です!!
※株の売買は自己責任でお願いします。

拝読ありがとうございました!
FPウタ

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