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【カンボジア】DBDE(DBDエンジニアリング)|カンボジア株

こんにちは!
日付が変わるギリギリの投稿になって焦るFPウタです。

2011年7月11日に
カンボジア初となる
証券取引所がオープンしました!
それがカンボジア証券取引所です。
英名:Cambodia Securities Exchange
略称:CSX

そして、本日紹介するDBDE(DBDエンジニアリング)は、カンボジア証券取引所に上場した8社目の企業です。


DBDE(DBDエンジニアリング)とはどんな会社?

DBDEは2021年9月6日に上場しました。
設立はカンボジア国内ではとても古く1995年です。
よってカンボジアでは老舗の総合建設会社と言えます。日本なら鹿島建設のようなイメージですね!(圧倒的に規模は違いますが・・・笑)

筆頭株主は52.62%の株式を保有するROYAL GROUP TRUSTEE(ロイヤル・グループ・トラスティ)で、カンボジアの財閥ロイヤルグループになります。
どこの国でも財閥の影響力は大きいですね。さらに新興国の場合は、財閥の影響力は特に強い気がします笑

それでは次に
カンボジア株として
DBDE株を紹介します。

DBDE(DBDエンジニアリング)のB/S

カンボジア証券取引所HP 引用

カンボジアの通貨は略称KHRと書いて
クメールリエルと呼びます。
おおよそ 4,000KHR = 1USD(アメリカドル) です。
Mil KHR = 1,000,000 KHR となります。

コロナのパンデミックのあった2020年は、資産の伸びが停滞していますが、翌2021年には前年比50%以上増の資産増加となっています。

DBDE(DBDエンジニアリング)のP/L

カンボジア証券取引所HP 引用

売上を見てみると、コロナ渦であってもすごい勢いで売上が増加しています。2021年は2年前の2019年と比較して2倍の売上を記録していることが分かります。

税引き前利益も売上の増加に伴って、順調に増加していますね!
当期純利益も増加していますが、2019年の当期純利益だけ異常に利益率が高いです。上場前なので正確な情報がありませんが、本業とは別の利益が計上されたのかもしれません。

DBDE(DBDエンジニアリング)の株価情報

カンボジア証券取引所HP 引用

DBDEは上場日の終値が2440KHRで、それが2021年の最高値となりました。つまり、上場後は値下がりしているということですね。
ちなみに本日2023年8月21日の終値は2200KHRなので、上場高値から約10%程度の値下がりということになります。

配当を見ると一株当たり131KHRで、配当利回りは5.67%と高い結果となりました。これだけ見ると、とても良さそうですね!
しかし、今年の2023年5月31日に発表されたDBDEのプレスリリースによれば、2022年は赤字だったので配当を行わないという内容でした。
ちょっと雲行きが怪しいです。

DBDE(DBDエンジニアリング)のまとめ

DBDEはカンボジア国内では老舗の総合建設業、いわゆるゼネコンですが、上場したばかりで情報も乏しく、経営の安定性は分からないのが現状です。

親会社はカンボジアの財閥の一つ、ロイヤルグループなので後ろ盾としては強みがありますね!
ただ、カンボジアの経済成長に合わせて株式の値上がり益(キャピタルゲイン)と高配当(インカムゲイン)狙っているウタとしては、不安定な要素が多くうーん・・・という感じです。

よってウタはPPAPの株を
【 様子見(保有予定ナシ)】
です!!
※株の売買は自己責任でお願いします。

拝読ありがとうございました!
FPウタ

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