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熊本地震復興支援旅行 - day2 阿蘇山~阿蘇神社


2021.04.14-17


熊本から阿蘇へ移動。


道中から景色が変わっていって、阿蘇駅に着いたら別の国だった(日本です)



景色が違う、まったく違う。

山の形状ってとんがりコーンで、木がもっさもさに生えているんじゃないの?



ココどこ!?(阿蘇です)



「ヒノ国」復興支援中のウソップ


駅前に漫画「ワンピース」のウソップの銅像がある。

昨日、熊本県立美術館で見た「ヒノ国」復興支援だぁと思いながら駅となりの道の駅に吸い込まれ、朝からソフトクリーム。


3種類の食べくらべソフトから「違いがわからん」と1番最初のソフトクリームを選んだら、人生で1番美味しいソフトクリームだった。



阿蘇すごい。



阿蘇駅からバスに揺られ「草千里ヶ浜」へ。


※阿蘇山の噴火状況により規制がかかり立ち入り禁止区間となるので、最新の情報をご確認ください。



道中の景色も日本ではないみたい。

広がる草原に放牧されている牛や馬、草原の中に現れる米塚。



ココどこ!?(阿蘇です)



草千里ヶ浜に着いた瞬間、硫黄の臭いが。

遠くに白煙を上げている山が見える。あそこから流れてきているの?



草千里ヶ浜・展望デッキからの眺めは360°あますことなく絶景。

疫病蔓延中の平日だから誰もいない。絶景独占の贅沢。

遠くには、島原半島の雲仙普賢岳も見える。



景色が違いすぎる阿蘇の町並み


阿蘇の町並みがカルデラっぽいなぁと思ったらカルデラだった。

大昔は湖の底で、決壊して水は海へ流れて今の地形になった。



ふむふむ。

壮大すぎてようわからん。



圧倒的な景色の前では、無力でひれ伏するしかないなぁ。

この山に神を見て、信仰の対象となったのは理解できる。



広すぎてフレームに入りきらない草千里ヶ浜


お馬さん乗馬もできる、のどかな雰囲気の広いひろい草千里ヶ浜。

火口だったとかムリじゃん。この大きさムリじゃん。絶対に死ぬじゃん。



途中の景色もだったけど、山のあちこちに亀裂が入っていたり崩れているのは地震の影響かな?



草千里ヶ浜から阿蘇山上ターミナルへ。



10分くらいの山中の道のりが別世界。

のどかな雰囲気から一変、荒々しい山の景色に変わっていく。



バスを降りると硫黄!硫黄の臭いがきっつい!

くっさ。くさくさ硫黄くさい。



ここで、火口までのバスに乗り継ぎます。

遠くに見えていた白煙もすぐそこに。



「心臓・器官の悪い人はムリして行かないでください。過去に亡くなった人がいます」とクッキリはっきり説明。



くまモンバスで火口へ


人命に関わることは、これくらいストレートに言った方がわかりよいなぁと感心しながら、くまモンバスで火口へ。



5分ほどで到着くっっっっっさ。

硫黄!硫黄の臭いしかしないっ!!



くっっっっっっっっせぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!



バスの運転手さんに「硫黄の臭いすごいですね」って言ったら「これでもまだマシな方、午前中はもっと濃かった」って返ってきて、そんな濃度で呼吸できるの?



いきものいません


ぺんぺん草も生えない火山灰とむき出しの地層だけの、灰色の世界。

標高の高い青い空とのコントラストが残酷。


「生」を拒絶するような「死」の世界。



あちこちにシェルターあるけど、今うっかり噴火したら即時アウトでしょ。

生き残れる気がまったくしないんですけど。



思っていた以上に近くで見れる火口


目の前で噴煙を上げている、中岳の火口。

こんなに近くで見れるのかぁ。


硫黄の臭いさえなければ、噴煙が上がっているの無限に見ていられる。



この2倍以上ある旧火口


その横には旧火口。

コレまた大きいの。めっちゃ大きいの。


だから死ぬって、こんなん噴火したら死ぬしかないって。



すごい景色を見続けて、ちょっともう意味がわからない。


阿蘇ってなによ!?



降り積もった火山灰の中を通る遊歩道もあったけど、硫黄の臭いでギブアップ。

おとなしく下山。




山から降りて、ここまで来たからと予定をねじ込んで「阿蘇神社」へ参拝。


地震の影響で、楼門や拝殿は改修中。

熊本市内から離れた阿蘇でも、大きな影響があったんだなと。



阿蘇山の火口を御神体とする火山信仰。

戦争のゴタゴタで行方不明となった御神刀「蛍丸」の写しを奉納した神社。


お昼ごはんをあきらめての強行参拝でしたが、来てよかった。



阿蘇の雄大さをもっと体感したいから「絶対にまた来るねと」思いながら、お腹空きすぎてフラフラで熊本市内へ帰還。


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