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読まれる文章を学ぶ

ネットから、ほとんどの情報を得ることができるようになり、WebメディアやSNSで情報収集する方も多いのではないでしょうか。投稿や記事の中には興味関心とは別に、最後まで読めるものと、そうでないものがあったりしませんか?

わたしは現在、ニューノーマルトラベラーを育てる学校、「POOLO(ポーロ)」で、ライティングを勉強していますが、そこでは完読される(最後まで読まれる)文章は、よい記事のひとつとありました。

今回は、ライティングを学ぶ中で参考になった本や、参考にしているものをご紹介します。

文章の基礎を学ぶ

新しい文章力の教室|唐木元(コミックナタリー初代編集長)

「良い文章とは読了される文章である」をテーマに、ライティングの基礎的な内容が解説されている本書。ライターになりたい人はもちろん、仕事でのプレゼン資料や企画書の作成に悩んでいる方にも、おすすめしたい1冊です。

この1冊で、文章の基礎がグッと上がること間違いなし。

余白を学ぶ

けっきょく、よはく|ingectar-e

私がWebデザインの勉強を始めた頃に出会った一冊。デザインレイアウトに関する本なので、ライティングの内容は書かれていません。それでも本書をおすすめしたいのは、余白をデザインする大切さが詰まっているからです。

わたしが考える、ライティングの「余白」はいくつかあります。

改行の「よはく」

おはようございます。今日はいい天気なので、公園で朝食を食べることにしました。メニューは、たまごのサンドイッチ。食事の後は、本を読みながら、のんびり過ごしたいと思います。

おはようございます。

今日はいい天気なので、公園で朝食を食べることにしました。メニューは、たまごのサンドイッチ。

食事の後は、本を読みながら、のんびり過ごしたいと思います。

改行を入れることで余白ができ、ひとつひとつの文章がスッと入ってくるようになります。

写真という「よはく」

この記事では、画像を挿入していますが、ないことを想像してみてください。文字ばかり並んでいるこの記事を、読み進める気持ちにはならない人が多いんじゃないでしょうか?

写真が入ることで、文字と文字の間に余白ができることに加え、イメージを伝えることも出来るので、使わない手はありません。

文字による「よはく」

文字は漢字があると黒っぽく見え、ひらがなは白っぽく見えます。漢字やひらがなの量は、読みやすさだけでなく視認性もあがることが分かります。

今日はいい天気なので、公園で朝食を食べることにしました。

きょうはいいてんきなので、こうえんでちょうしょくをたべることにしました。

デザインはライティングにも活かせる

一見関係なさそうな、ライティングとデザイン。記事に合う写真や色もそうですが、記事の中にデザインは、意外とたくさん転がっています。デザインを知っておくのは、ライティングを学ぶ上で強みになるはず。

プロから学ぶ

プロからのインプットでおすすめしたいのは、雑誌。

好きなジャンルでよいと思いますが、わたしがおすすめしたいのは、宿や旅先が特集されているもの。写真が多いので楽しみながら読める点もそうですが、余白のデザイン、簡潔にまとめられた文章、写真の構図など、意識して読めば読むほどライターとして参考になることばかりです。

自分の中に言葉をためていく

「書き進められない」「話がまとまらない」「言葉の言い換えができない」ライティングの勉強を始めて、わたしってこんなに文章力なかったのかと感じています。でもそれは、アウトプットするにもインプット量が少ないからで、できないのも当たり前。

「いいな!」と感じた文章や言葉を自分にためて、アウトプットする。繰り返していけば、自分の表現したいことが書けるようになるはずです。何事も継続は大事。長く続けられるように、楽しみながら学びを進めていきたいものですね!

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