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自分の豊かさをみつける宝箱「POOLO」ー POOLO3期生・ぴろ

「旅で世界を、もっと素敵に。」をビジョンに掲げている株式会社TABIPPOタビッポが運営する、ニューノーマルトラベラーを育てる学校、「POOLOポーロ」は、3つのコースを展開している。

  • 自分の豊かさをつくる、ライフデザインコース「POOLO」

  • 挑戦で地域をアップデートする、次世代リーダーコース「POOLO NEXT」

  • 旅を仕事にする、トラベルクリエイターコース「POOLO JOB」

今回は、ライフデザインコース「POOLO」3期生である、ぴろさんにお話を伺った。

ぴろさんは、自己を開放するためのとっておきのおひとりさま時間が過ごせる没頭空間「森のピアノ」の起業準備中だ。

10年間勤めた薬剤師を卒業後、やりたいことの実現に向け「POOLO 3rd(以下、POOLO)」に参加。(2022年1月〜10月*)活動期間中に一目惚れした森を長野で購入し、2023年4月には、ご主人と長野へ移住している。

ご主人とぴろさん

「POOLOに入っていなかった頃の自分が想像できない」と笑顔で話す、ぴろさん。POOLOを通してどのように今に至ったのか、ストーリーをひもとく。

*現在の活動期間は、8ヶ月。

自分の豊かさを考えるためPOOLOにジョイン

自分のこれまでの人生を振り返り、改めて「自分の豊かさを考える」という人は意外と少ないのではないだろうか。しかし、ぴろさんはご主人がウェルビーイングの研究をしていたことこともあり、「これからは豊かさを考えないといけない」と思っていたという。

「前職が医療職だったので、『他人のために働く』みたいな部分がとても大きかった。そこから『自分の豊かさ』も考えていきたいという方向へ、マインドが変化していたところでした」

ぴろさんの前職は薬剤師

「自分の豊かさを考える」ということの他に、やりたいことのひとつだった「世界一周」は、コロナで行けなくなってしまったという。

「『豊かさも考えたい』『旅も行きたい』『やりたいこともしたい』というのがバチっとハマるタイミングで、POOLOの募集がありました。森のピアノをやりたいという想いが出てきてた頃でもあったので、『一緒にやってくれる仲間がいたらいいな』『応援してもらえたらいいな』というのもあって、POOLOへの参加を決めました」

POOLO3期では4〜5人で1チームが組まれ、チームで豊かさについて考えることから始まる。メンバーは活動期間中に数回再編成され、最終的に自分たちの豊かさを叶えるアクションを何かしてみようというレベルまで上げていくのだそう。

チームミーティング

「『ニューノーマルトラベラー とは何か』『豊かさとは何か』というのを深掘っていこうというのがあるけど、スキルを身につけるとかではないので、割と自由な感じでした」

POOLOで行う、自分のやりたいことへのアクション

ぴろさんは、アクションのひとつとして「森のピアノ」の実現に向けた検証を行った。

「森のピアノ」イメージ写真

「私は、『森のピアノ』を実現したいという想いがあったので、私のやりたいことをPOOLOの中で、叶えてもらっていった感じでした。

例えば、コンセプトを森のピアノと同じ、『とっておきのおひとりさま時間を過ごしてもらう』にして、絵の具飛ばしたり、何を書いてもいいし、何しても自由だよというアートイベントを何回かやりました。

私は、他人の評価が 一切入らないという状態を大事にしたかったので、見せたいという場合を除いて、見せてというのは絶対になし。誰かに見られるという前提を完全になくした上で、自分の好きなものを自由に書いてもらうようにしました」

アートイベントでの1枚

「やりたいこと」の実現に向けてPOOLOでもアクションを起こしていた、ぴろさん。一方で、世界一周に行きたいという思いは、POOLOの活動の中で変化したそう。

「POOLOに入る前は、世界一周もしたいし、起業して森のピアノもやりたいしというので、両立するのをどうしようかなと思っていました。なので、みんながどんな感じで世界一周をやっているのか聞きたいなと初めは思っていたけど、結論、私は世界一周に行かなくてもいいかもしれないと思ったのが、一番の変化です。

私の中の世界平和の理論で、世界中に友達ができたら戦争はなくなるんじゃないかなと思っていて。そのためには、自分ごとにしていかないといけないから、世界一周をして、世界中に友達を作りに行きたいし、いろんな世界を見たいという想いが大きくありました。

ですが、私は拠点がないとダメなタイプで、非日常にいすぎるとかなり疲れてしまう。だから、家に帰って自分を整える時間とか、日々の暮らしの部分の大事さというのをすごく感じて。それなら、月に1回など頻繁に行ければ、世界一周でなくても友達はできるし、いろんな価値観にも触れられると思って、一周じゃなくてもいいという結論に至りました」

POOLOで仲間に出会えたから、進めることができた「森のピアノ」

ぴろさんは、「森のピアノ」を進めるにあたり、自身がどう行動していくかを学ぶため、「POOLO NEXT 2nd」にも参加。POOLO NEXT 2ndでは、プロジェクトを進めていく上での具体的な悩みが出てきたという。

現在は、「森のピアノ」の完成予想図も出来上がり、より現実的な準備をしている。「POOLOで仲間ができたのが1番大きい」と話す、ぴろさん。

ぴろさんの森に遊びにきたPOOLOメンバー

「現在は、工務店探しであったり、資金集めというところで動いています。今後は、ホームページをPOOLOから立ち上がったクリエイター集団、「Creastaクリエスタ」に作ってもらおうと思っていて。

POOLOは、1on1ワンオンワン(個人ミーティング)が盛んというのもあって、メンバーの内面を深く知ることができます。表面上のスキルだけでなく、『こういう性格でこういう思いを持っているんだな』『 将来的にこういうことをやりたいんだな』というのを知れた上で、その人が得意なことが分かるので、将来ビジョンみたいなところが合う人と一緒に何かできるというのは、すごいことだなと感じています」

「旅」がつなげるPOOLOの魅力

POOLOで、森のピアノという「やりたいこと」をより具体化できたぴろさん。最後に、POOLOの魅力と参加をおすすめしたい人についてお聞きした。

「『なんでなんだろう』と思うぐらい本当にいい人ばかり。期を越えたつながりもあるし、POOLOというだけで安心感もある。

私のなかですごい印象的なできごとがあって・・・。POOLOが始まって半分ぐらいの時に、他の期の子と話してすごく共鳴して、2回くらいしか会ってないのに旅行に誘ったんです。私の行きつけの宿に行ったのですが、そこで『長いお付き合いなんですか』と言われた時に『長くない!なんなら本名知らない!』となって自分で自分に衝撃を受けました。謎にすごい仲良くなるんですよね。

そして、POOLOは密度がすごい。好奇心旺盛な人が多いし、旅をしていろいろな価値観に触れている人も多いので、答えがひとつではないし多様な世界を知っている。だから、受け入れられるし、いろいろな話をしても興味深く聞いてくれて、価値観が似てる人が多いんだろうなと思います。

絶対に入った方がいいなと思うのは、『これからやりたいことどうしようかな』と考えている人。『自分を見つける』『仲間を見つける』『人生について深く考える』、この辺りはすごくできる。人生迷子な人も 、今までレールの上しか歩いてこなかったような人も、いろいろな生き方をしている人に出会えるので、勇気がでると思います」

仲間がいれば、始められる。
仲間がいれば、実現できる。

自分の人生を豊かに生きるための一歩を。


Profile|ぴろ
長野県在住。たんぽぽのようにふわふわ自由で、降り立った場所で根を張って生きるのがモットー。自己を解放するためのとっておきのおひとりさま時間が過ごせる没頭空間「森のピアノ」の起業準備中。

Twitter @pir000
Instagram @pirose310
note @pir0

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