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新米『てとて』の軌跡 〜その2〜

2021.5.1~2 田植え

5月1日、青空のもと作業はスタートしました。太陽に照らされて、田んぼに張った水がまぶしく、苗の緑も輝いています!

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おそるおそる田んぼの中へ足を踏み入れていきます。

その感触は人それぞれ。とても好きだった!という人もいれば、足が泥の中に埋まるので、転びそうで気が気じゃなかった...という人も。

田んぼに肥料をまいた後、苗を塊で満遍なく投げ入れていきます。

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そしてめいめいが苗の塊を持ち、田んぼの両端から伸ばしたロープに沿って一列に並びます。そして、苗を30cm間隔で植えていきます。

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一列植え終わったら、ロープととともに30cm後ろに下がり、苗を植え付けるのを繰り返します。

作業は順調に進んでいましたが、なんと途中から雷の音が...!急遽、作業は切り上げになってしまいました。

そして2日目。昨日の午後とは打って変わって見事な晴天でした!田植えもスムーズに進み、無事に予定していた分の作業を終えることができました。

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       2反(約600坪)の田んぼ一面に苗が植えられました

田植え後には、こんな感想が聞かれました。

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2021.5.3 田植え翌日、まさかのハプニング!

田植え翌日、なんと、一部の田んぼから水が抜け、田んぼが陥没してしまっていたのです。

急遽、修復作業を行うことに。空洞がある場所を探し当て、その中に土嚢を入れ、泥を被せて平らにします。水を出し、再び水位が上がるようになれば修復完了!

まさかの出来事でしたが、あまり馴染みのない修復作業が楽しかったという声も。

迅速に対応したので、幸い、後の作業への影響は出ませんでした。

2021.5.6 除草剤散布

無事に田植えが終わったところで、除草剤散布に移ります。

除草剤を霧吹きに移し、靴を脱いで田んぼに入れば準備完了!水を止め、除草剤ができるだけ苗にかからないように、そしてムラなく均等に撒いていきます。

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散布直後に雨が降ると除草剤が流れてしまうため、天気予報を要チェック!!今年は予定日の夜が雨予報だったため、翌日に延期になってしまいました。

その際、オンライン授業を受講しながら除草剤を撒いていたメンバーもいたそう(笑)。農作業に捧げるその姿勢、お見事です!

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2021.6~8 草刈りと中干し

さて、お次は草刈りと中干しです。

草刈りは、1か月に2回のペースで約3か月間行います。ここで登場するのが、刈払機です。

こちら、草を刈ってはくれますが、石や木の破片を吹っ飛ばしたり、音が大きく周囲の人の存在に気づけなかったりと非常に危険な機械です。

そして、中干し。中干しとは、田んぼの水を一旦抜き、稲の茎が分かれるのを抑制する作業のことで、6月末〜7月末の1か月間行います。中干しにより、稲の穂に養分が行き渡るようになるのです。

今年は、この中干し以降、水の管理を例年通り地域の方に任せるのではなく、むら塾が行いました。

田植え後稲刈り前までの作業について、こんな声があがりました。

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稲はすくすくと成長し、いよいよ収穫の季節が近づいてきました。果たして美味しいお米になっているでしょうか...?(その3に続く)


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