ワンランク上の質問の仕方

セッションの始めに、お客さんとすり合わせをしてからトレーニングの方針を決めると思います。

その時に、意外にできていない事があったので、この記事を書きました。

この内容を理解できれば、
お客さんとトレーナーの双方が納得したセッションをすることが出来るようになっていると思います。

結論、「and you〜法」を使いましょう。

 「and you〜法」というのは
自分の意見を添えてから
「あなたの意見はどうですか?」
と、質問することです。

「今日はどうしますか?」のような、お客さんに丸投げは三流です。

ですが、意外とやってる人が多い印象です。

こちらはトレーニングのプロなのですから、提案や質問をする際には、こちらの意見も必ず添えないとダメです。

指名をもらって継続して担当しているのであればなおさら。。

具体例を挙げると
・「前回のトレーニングではヒップヒンジができるようになったので、そのヒンジを意識してスクワットをやろうと考えているのですがどうでしょうか?」
・「今日は体調が万全ではないようなのでレベルを落として体調を整えるメニュー構成を考えているのですがどうでしょうか?」
・「3日前に上半身トレーニングを行っているので今回は下半身トレーニングで行こうと思っているのですが、どうでしょうか?」

と、一旦、自分の意見を添えてから
「あなたはどう思いますか?」と言うのがプロだと考えます。

もう一つ、お客さん目線での例を挙げると美容室に行った際に
「今日どうしますか?」と言われるよりも

「〇〇さんの顔の輪郭は丸顔だから、こっちの髪型の方が似合うと思いますが、どうでしょうか?」

「最近の流行は○○なので、こっちの方が合っていると思いますが、どうでしょうか?」

など、美容師(髪のプロ)から色んなと提案してもらったほうが嬉しくないですかね?

安くないお金を頂いて、
トレーニングを提供しているならば
当日の身体の状態はもちろんのこと
その人の目指しているところや
今まで身体を見てきた経緯を含めて、自分が思うベストなトレーニングを 「and you〜法」を使って質問してください!