パーソナルトレーナとして結果出すための最重要スキル

パーソナルトレーニングは

60分間の1対1でのサービス提供となるのでトレーニングの知識だけでなく

コミュニケーションが必須です。

相手に合わせて話すスキルが必要だったり、

相手の求めているものを引き出す必要があります。

その中で、お客さんとの相性によっては上手く話せなかったり、

関係性が構築が思うようにいかないって悩みはありますよね、、


でも大丈夫です、みんなその悩みにぶち当たります。


その解決策としてが今回のテーマの

「ベクトル」です。

ここで言うベクトルというのは「想いの矢印」で、

良いベクトルというは

「お客さんのカラダを良くしよう」

「目の前の人に対して良いサービスを提供しよう」

など、お客さんに対してベクトルが向いている状態。

逆に、上手くいってないパターンとしてはこのベクトルが自分に向いているんですよね

どういう状況かを具体的に言うと、、
パーソナルトレーナーはサービスを提供する側なのに

「どう思われるかな」とか「嫌われたくない」と考えていると

自分にベクトルが向いている状態でなので、

自分がどう思われるかが思考の大半を占めてしまって、サービスの提供に集中できていない状態なんですよね。

それではいいサービスの提供ができないし、良好な関係が構築できないわけです。


ここでお客さんになった立場を想像して欲しいんですが

美容室にいって、髪切ってくれる美容師さんが「どう思われるかな」とか「嫌われたくない」とか考えているとは思わないですが、サービス提供側になると考えてしまうのです

しかし、これ仕方ない反応

なぜかと言うと大昔のマンモスを狩っていた頃の狩猟採集の時代には人間は群れで生活していたので、その群れから嫌われてコミュニティからハブかれてしまうと食べていけず、生きていけないわけです。

なので、その時代では「嫌われないこと」が、生き残るための考え方として必須だったわけです。

それが今もなお、その時代の子孫である僕たちの脳に携わってしまっているというわけです

そこで大事になってくることは、「嫌われたくない」や「どう思われるかな」脳の反応に気づき、その逆張りをするわけです。

つまるところ「相手にベクトルを向けて」サービスを提供することが今回の必須のスキルです

なので具体的なアクションプランとしては、目の前のお客さんに対して

「どうやって伝えればわかりやすいか?」
「どう立ち振る舞えば相手は心地よいか?」
「相手の心地よいってどんな環境なのか?」


ベクトルを相手に向けてください。

さらに例を挙げると

セッション中の「眠いなあ」とか、

「早く終わらないかな」とか、
「この後ごはん食べれるかな」とかは、全部自分にベクトル向いてます


ただに完全にベクトルを相手に向けられる人っていないです、もちろん僕を含めて。
人間は楽をする生き物だし、思ってしまうことは脳の反応なので逆えない

なにが重要かと言うと「ベクトルが自分に向いてることに気づいて、セルフコントロールすること」です。

実践としては、このベクトルの話を頭の片隅に置いてといて

「ベクトルが自分に向いている→気づく→ベクトルを相手に向ける」

セッション中は、この繰り返しです。

まとめると、このベクトルの存在にまずは気づいてどっちかな?と頭の中で考える
そして相手目線になって、相手にベストなものを提供してあげてください。