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「けいおん!!」を視聴して自分に高校を卒業した感覚がないことに気づきました。

大学1年です。
最近けいおん!!という軽音部を舞台にした高校生活を描いた日常系アニメを見たのですが、最終回は卒業式回なんですよね。

私はこれを見て大号泣してしまいました。めったにアニメを見て泣くことがない性分なので自分でも驚いています。なんでそんなに泣いてしまったのか説明できず、気持ちより涙が先立ってました。
具体的に言葉にはできないですが素晴らしいアニメだったのだと思います。

ふと気づいたのですが、「自分の卒業式では泣いてない」のに「アニメ内の卒業式で大号泣」してしまったんです。

考えてみれば、いろいろな社会情勢で卒業式はかなり簡素だったんですよね。具体的には時間短縮と1,2年生の不参加の卒業式でした。
後輩と卒業式終わりの放課後に話すこともなく、3年間同じだったクラスメイトと打ち上げすることも、遊びに行くこともなくあっさり終わってしまいました。

田舎の学校だったので卒業後私のクラスメイトは全員地元を離れて、いわゆる「18歳は今生の別れ」になるのですが、誰一人として泣いていませんでした。
正直なところ面倒に感じていた卒業式も「思い出を高校に置いて、区切りをつける」という点で大事だったのだと気づかされます。

とはいえ、あのような社会情勢の中で、簡素とはいえ卒業式を挙行してくださった先生方には感謝しかないです。
でもやはり、きちんと後輩に別れを告げたり、同級生と雑談したりご飯食べたりも最後にしてみたかったものです。

そんなこともあって卒業した感覚がイマイチないんですよね。
もちろん大学に入学した感覚もイマイチないのが正直なところです。

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