俺は、神田ヨルムちゃんを推す

この記事で言いたいこと

 まずはpixivのこのイラストを見てください。

「VTuberコンテスト娘ちゃん」/「空木あんぐ」のうごイラ [pixiv]

 このイラストは2018年5月2日〜27日にかけて開催されている「ミライアカリが決める! 新VTuber募集コンテスト」に応募された空木あんぐ先生の作品です。

 端的に言うとこの記事では

・俺はこのイラストを描いた空木あんぐ先生の大ファンだ
・だから俺は彼が創ったキャラである彼女、神田ヨルムちゃんを応援したい
・俺は神田ヨルムちゃんが動いて喋っているところが見たいのでいいねとブックマークが増えて欲しい

この3つのトピックを書いています。それだけです。

 上のページを見て早速、「ピンときました!いいねしました!ブクマしました!」という人にとっては、これからの文章は蛇足となります。ありがとう。

俺がいかに空木あんぐ先生のことが好きなのか。

 最初に言っておきます。この段落は読み飛ばしていいです。
 いきなり何でこんなことを言うんだと思いますが、ただの思い出話以上のものにはならないので…。

 俺が空木あんぐという作家を知ったのは2009年夏、化物語のアニメが放送されていた頃でした。当時pixivのデイリーランキングを毎日チェックしていた俺はある日、とある戦場ヶ原ひたぎのイラストに蕩れてしまったんですよ。

「私の恋はホッチキス」/「空木あんぐ」のイラスト [pixiv]

 このイラストを見かけた時は、「おっ、いいイラストやんけ!この作家お気に入りにしとこ!」という軽い気分でフォローしたのです。

 その後も彼の描いたイラストが新着に来るたびに10点を入れてMacbookのHDDに保存していたのですが、当時は彼が描いている同人誌などは全く読まず、pixivのイラストだけで満足していた、本当にライトなファンとすら言えるかわからないものだったのです。

 そんな俺がガチで空木あんぐ先生のファンになったのは、まんがライフWINで連載されていた「聖ジョルジュ女学園暗黒料理研究会タベルナ」の単行本第1巻が発売された2011年8月からです。
 たまたま本屋に立ち寄り、単行本の帯に書かれていた「グレたトムヤムクンのような味がします」のセリフにピンときてジャケ買いした結果、見事に自分の感性のツボに入りこの人を追いかけようと決意しました。
 単行本を買った翌週末には彼が今までに出した同人誌を買える範囲内で買い集め、その年の冬には彼に会うためにコミケに初めて行き、タベルナの連載が完結した2013年の冬コミでは、仲間を集めて初めての同人誌を作り、空木あんぐ先生本人に直接渡すという偉業を成し遂げました。

その時出した本の表紙。多分、二度と同じものは出せない。 

 2015年から2017年にかけてまんが4コマぱれっとにて連載していた「再生学校」の連載時にも、毎月雑誌のアンケートを出し、単行本1巻が発売された時には、1人で物理書籍7冊+電子書籍1冊分を買うという熱いファン活動を続けていたのですが応援虚しく2巻で連載終了してしまいました。「再生学校」に関しては、連載終了時に思い切り語っている記事があるのでこちらをどうぞ。(ダイマ)

 そして再生学校の連載が終わった現在、毎月連載している『げっちゅ大の「りりりり」』(毎月第3水曜日更新)と「金曜日はみどり定食大盛りマシマシ!」(毎月第2金曜日更新)、そしてたまにアップされるFGOのファンアートやときどき参加する商業アンソロなどで空木あんぐ先生分を補いつつ、まだ影も姿もない次回作を待ち望んでいたのですが…。

神田ヨルムちゃんにバーチャルYouTuberの新たな歴史を垣間見た。

 5月12日の昼ごろ、iPhoneの通知から空木あんぐ先生のツイートを確認すると、添付されていた動画に見慣れぬ娘が。
 この動画を初めて見た時は「おっ、ついに空木あんぐ先生にもバーチャルYouTuberのお仕事が来たのかー。俺もそろそろ本格的にハマる時が来たかな」って思ったんですよ。
 元々バーチャルYouTuber(通称VTuber)はキズナアイ、ミライアカリ、輝夜月など有名どころの動画をちらっと見たことはあるのですが、イマイチハマりきれませんでした。もちろん、空木あんぐ先生がVTuberのファンアートを描いていることは知っていましたし、動画自体は面白いなと思ったのですが、「今楽しんでいるコンテンツを差し置いて摂取しないといけないコンテンツとは思わなかった」というのが一番大きいです。

 俺が新しいコンテンツを摂取する一番の要因は、「推しアーティストが参加しているから」です。例えば俺が「Fate/Grand Order」を始めたのも、

ちょうどiPhoneのデータ通信量がかなり余る月が続いてたから、何かソシャゲを始めよう
→野中藍さんが出てるソシャゲは無いか
→wikiを見た結果、何かと流行ってるグラブルとFGOの2本に絞った
FGOの方が数多くのCV.野中藍のキャラがいる!これだ!

といった経緯からです。単純です。

 そして日付が変わって5月13日の午前0時過ぎ、彼女の全貌が明らかになった途端、俺は一瞬にして「神田ヨルムちゃんがVTuberの新たな歴史を作っていくんだ、そのために俺は生きているんだ」と思ったのです。

 長くなったので、神田ヨルムちゃんの可能性についてはその2で語ります。

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