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最近の気になるテーマと読んだ本のメモ

自分は「失われた30年」を生きるいわゆるミレニアル世代というやつ。
生まれてからずっとなんとなく、社会が暗い。中学生∼高校生くらいまではそんな風に感じることもあまりなかった気がするけど(社会とは切り離された学校という空間で生きていたから)。

でも、ここ数年、特に日本・・・どころではなく社会というか世界というか地球というか・・・なんか大丈夫なのか?という感覚が強まってきている。
ありえないでしょって思ってたSF小説やディストピア小説が現実と重なる部分が増えてきたような感じ。

この世に生まれてしまった以上、もう生き続けるほかないとは思ってる。
長生きするとしたら(小学校の卒業文集の長生きしそうな人ランキングは3位でした!)、あと60年くらいあるんだよね。

このままだと60年間で急激にいろんなことが変わりそうなのだけど・・・悪い意味で!!
絶対に日本は戦争しない、と言い切れないのが悲しい。
この先、戦争経験者は絶対にいなくなるしね。

戦争は絶対だめ。あらゆる人の人権が保障されてほしい。
それってそんなに難しいのか?

なんで今の世の中ってこうなっちゃってるんだろう。
軍事費を削って、もっと子どもたちが安心して育っていける国にしてよ。

国民総動員でなんであんな悲惨な戦争しちゃったの。
そこから何を学んだの。

恥ずかしながら、歴史のこと、政治のこと、経済のこと・・・わからないことばかり。

黙っているほうが楽。考えないほうが楽。
でも自分で考えて行動しないと、本当におかしな国になってしまいそうで、とても不安だ。

小学校・中学校・高校、とっても真面目に勉強した。5教科は基本5だったと思う。でもわからないことばっかり。
点数をとるために勉強して、自分のため、社会のための勉強じゃなかったんだよね。

今、気になるテーマは、戦争、民主主義、人権、近現代史・・・あたり。
あとは環境問題と自分の暮らし、もテーマかも。

興味の向くままに本を手に取ってみた。この本の初版は2011年の2月でした。

歴史は勝者によって書かれがちではある、けれど光の当たっていないところ
に面白さや意味があると書いてあった。

戦争は軍部が主導したもので国民は巻き込まれた被害者という戦後の感覚を疑問視する。
こうであってほしいという目で、歴史を見ない。

「不幸の均霑」
みんな不幸でないと許せないという感覚。今の日本にもある気がする。
自分がこれだけ辛いだから、お前もこれだけ不幸を背負え・・・という。
みんなで平等に不幸になるのではなくて、誰も取り残さず幸せになることを目指すんだ。

みんなで幸せになるには、視野を広げなければならないし、学ばなければならないし、自分の言葉で語らなければならない、と思う。

そしてこういうことを考えるには余裕がなくてはね・・・。働いていると仕事と家のことで頭いっぱいだよ。
心身ともに健康でいられる働き方がいい。慎ましくでもいいから、気持ちに余裕をもって暮らしたい・・・。

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