見出し画像

3〜5月は残業しない方が良いって本当?メリット•デメリットを解説

こんにちは、モカです。
Twitter:@Ph0507

3〜5月は残業しない方が良いと聞いたことはありませんか?

今回は、3〜5月は本当に残業しない方が良いのか、残業を減らすことでのメリット•デメリットをお伝えします!

まずは押さえたい標準報酬月額

標準報酬月額は、毎月の給与の金額によって厚生年金保険料や健康保険料の金額を算出する際に利用するものです。

標準報酬月額は1~50の等級(厚生年金は1~32)に区分され、その等級によって社会保険料をいくら支払うかが異なります。

そして4〜6月分の標準報酬月額によって、その年の9月から翌年8月までの社会保険料が決まる仕組みです。そのため3〜5月に残業を多くすると4〜6月の給与が多くなり、標準報酬月額が高く社会保険料が上がる=手取りが減るため、この時期は残業しない方が良いと言われます。

残業をしないと社会保険料を抑えることができるので、手取りが増えることは嬉しいメリットです。

社会保険料が減ることのデメリットは?

社会保険料が減ることでのデメリットもあります。社会保険料を決める元となる標準報酬月額から金額が決まるものもあるためです。標準報酬月額が減ってしまうともらえるお金が少なくなります。

例えば、会社員が老後にもらえる老齢厚生年金も、標準報酬月額が影響します。高い標準報酬月額で長く働くほどもらえる老齢厚生年金は多くなります。

ケガなどで働けなくなった時の傷病手当や、出産時に健康保険からもらえる出産手当金、雇用保険からの育児休業給付も、お休みする前の給与によってもらえる金額が変わります。

残業を減らして標準報酬月額を抑えることは、目先の手取りは増えるかもしれませんが、注意点もあることを押さえておきましょう!

薬剤師の資産形成の相談窓口はこちら👇
お気軽にどうぞ😊


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?