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【楽曲紹介】冰凛


こんにちは!うすみちゃんです。

テレビ見てたら、お天気お姉さんが
「来週から記録的大寒波かもよ!気を付けてね~!」
的なことを言ってたのを見て震えた。

「記録に残るほどの大寒波に対して何を気を付けたらいいんですか???????????」

大寒波に気をつけろって何をだよ

大寒波にだよ!!!!!!

わからん…。そんなの外出るなっていう話じゃん。
今は科学技術や一般家庭に普及している暖房器具が溢れてるんだから素直に頼ろうよそんなの。
労働するために出社するなんて…外に出るなんて…だめだよお!!!

そういえば昔、動けばあったかくなるから、子供は風の子~なんて言われて小学6年生の時に真冬のグラウンドを半袖短パンで走らされてたんですけど、普通に拷問やな。今でも許してないからな。
私学校まで50分近く歩いて登校してるのにそこからグラウンド走らされるのとか本当に許さんぞ。他の子徒歩10分じゃねーかみんな平等じゃねーんだよまじでほんと冗談じゃないわよ!!!!!!
ってぐらいすごーーく嫌な思い出があるんですが、

そんな思い出を吹き飛ばすぐらい
大暴れして元気になる曲を紹介したいと思います!

走るのは嫌だけど、
扇子とペンラを振り回すのは好きな人ー?

はーーーーい!!!!!!!

いい返事!


冰凛

作品:VAZZROCK
歌:久慈川悠人(CV:長谷川芳明)

だーーーーーーいすきです!!!!!!!!!!!!!

前日の記事で、睦月始さんの『氷輪紫鬼』という曲を紹介させていただいたので、
せっかくなら同じ事務所で同じ「ひょうりん」の曲を紹介しないと損じゃないか、ということです。

『氷輪紫鬼』の記事もみてね!

はい、「冰凛」の曲名のごとく、やっぱり冬曲です。
「冰」の字は「ひょう」の他にも「こおり」と読み、読み方から分かるように「氷」の異体字ですね。
今期アニメで「冰剣の魔術師が世界を統べる」という名前の作品があるので、オタクとか中二病が無駄に覚える難しい漢字のうちの一つではないでしょうか。テストにはあんまりでません。たぶんほぼ出ません。

これは前回紹介した「氷輪紫鬼」よりはかなり読解難易度低めの歌詞になっています。それでも難しめの日本語が出てきますが、「氷輪紫鬼」よりはかなり楽でしょう。調べれば出てくるので。「氷輪紫鬼」まじで出てこないから。

曲調も和風でいいですね。
これを歌っている久慈川悠人くんは、VAZZROCKプロジェクトのROCKDOWNというユニットに所属している子なんですが、
和風の楽曲をずーーーっと歌っていて、1stシーズン、2ndシーズンに引き続き
「ROCKとはなんぞや!!!
(クソデカイケメンボイス)」
って勢いで和を貫いてくれています。

声もしっとりめですが、凛とした強さのある声ですね~
始さんの「氷輪紫鬼」はねっとりじっとり、暗さと色気を含む声色でしたが、悠人くんの「冰凛」は凛としてハリがあって、若さゆえの少し粗削さも感じつつ、突き刺さる真っすぐな声色です。同じ和風楽曲でテンポが速めの曲でも、テイストが全然違うので魅力も全然違います。すばらしい!!

悠人くんはROCKDOWN、通称「ロクダン」と呼ばれるユニットの中で末っ子最年少なんですけど、「武士2号」と呼ばれるほど(武士1号の人はちゃんと別にいます)、真面目で真っすぐで良い子です。
見た目と声色からはクールな無口系男子に見えますが、割とちゃんと喋るしお茶目で(?)元気で(?)おもしろい子です!ほんとうです!!!!

そんな悠人くんのキャラクターにピッタリあった、真っすぐで凛とした曲に仕上がっている冰凛の見どころ(聴きどころ?)ですが、
最初から最後までほぼぶっ続けで大盛り上がりなんですよね!

冒頭で歌詞で、

「咲き乱れる雪の華 二人を分かつとも 泣いていっそ思い果てる」

とあるように、冬の曲ですね。
全体を通してみると、
とある女性に想いを抱く一人の武士というか侍というか、その人物の強い思いと舞い散る吹雪みたいなかんじの歌詞です。
両想いというよりは両片思いみたいなかんじですね。
和風楽曲にありがちな両片思い~~~わかる~~~~~

私が好きなのは一番最後のラスサビなんですけど

『咲き乱れる雪の華 二人を分かつとも
 泣いていっそ思い果てる
 冰凛たれ、と』

のところ!
悠人くんの突き抜ける声の強さが好きなのと、
ここの部分の歌詞が気になって自分でいろんな意味を調べてみて意訳して自分なりに解釈した結果、

『咲き乱れる雪の華』
吹雪みたいな、強い風の中に吹く雪のこと。

『二人を分かつとも』
二人の間を引き裂いても。まあそのまんまやな。

『泣いていっそ想い果てる』
「いっそ」は歌だけ聞いてると『一層』に聞こえるので、『さらに』とか『より深く』って意味のほうが、
あとの『想い果てる』に繋がりやすいかな、と。
『想い果てる』をどう解釈するかによるんだけど、
「思い果つ(おもいはつ)」という言葉があって、
その言葉の意味に「最後に思い当たる」とか「あきらめる」とかいう意味もあるんだけど、
「最後まで愛し続ける」っていう意味もあるんですね。
「泣いていっそ想い果てる」を、
『泣いていっそのこと諦める』っていう意味に解釈しても多分あってるんですけど、その前が『二人を分かつとも』ってあるので、「吹雪が二人のことを引き裂いてもいっそのこと泣いて諦めます」ってなんか諦めてどうしたんだ武士ってなっちゃうから、せっかくなので「最後まで愛し続ける」っていう意味で意訳したいと思います。

『冰凛たれ、と』
多分これは歌詞の中心になっている、ある人のことを思っている男のつぶやきみたいな感じかなーと。
これが、想い人である人へ向けた言葉なのか、
自分を鼓舞するための決意なのかはわからないな。
どっちでも素敵だと思うので決めきれない…。
「冰凛」って多分造語なんですけど、
「冰」は「氷」で、
「凛」は「強く引き締まる」「しっかりしている」っていう意味があるので、「氷のように強くあれ、と」っていう事かなって何となく解釈しました。

これを全部まとめると、

「咲き乱れる雪の華」…舞い散る花のような吹雪が
「二人を分かつとも」…二人の間を引き裂いたとしても
「泣いていっそ想い果てる」
…(私はあなたを思って)泣いてさらに深く(あなたの事を)想い続けるでしょう
「冰凛たれ、と」…氷のように凛と強くあれ、と

なんか和歌みたいだなーーー!!!って思っちゃいました。
こういうの高校で習った!(習ってない)

いやこれ武士ぴったりだなって思ってなんか自分の解釈ににこにこした。
悠人いいぞ~~~えらい~~~~

みなさんいろんな解釈があると思いますが、
みなさんの解釈も知りたいです地雷じゃなければ教えてください


はい。『冰凛』の紹介でした。

むずかしい歌詞を色々紐解いていくのって面白いですよね。
今はインターネットくんを使っていろんな意味を簡単に引っ張ってこれるのですごく便利です。
ただ情報が多いし、決して質がいいとは言えないものも転がっていますので、精査するのに時間がかかるし慎重な作業なんですが、びびっと来た時に組み合わせがバチバチにハマるととても嬉しいです。

今回「冰凛」の歌詞を改めて見直して、新たな発見があって本当によかった。
いい曲は何度聞いても良い。ほんとうにそう。

みなさんもぜひ、好きな曲について深堀りしてみてくださいね!
きっと新たな魅力が見つかると思います!!

おしまい!

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