しろねこ亭ねこすけ オリジナル楽曲「しろねこ噺火」はお祭りソングです。

株式会社いろはにぽぺと・異世界系譜のvGarden所属バーチャルユーチューバー、浅草ご当地バーチャル落語愛好家 

しろねこ亭ねこすけ さんの楽曲「しろねこ噺火」(はなび）
を制作させて頂きました。珍しく作詞、作曲、編曲ワンオペ。

曲が出来たいきさつを聞いて頂いて、音楽や寄席の楽しみ方も増えてくれたらいいなと思ったので勝手に話します。
ほら、twitterとかFacebbokだと文字数がアレじゃないですか

【ねこすけさんはSHOWROOMの楽曲提供イベントの優勝者】

3月上旬にこんなイベントがありました。
イベント開催中は丁度あの憎っくきウイルスが蔓延してライブや仕事が軒並み中止連発の時期、自分にもその波がきて予定が空き始めた頃。

こんな時にやることはただ１つ、

音楽の勉強！！

そりゃそうだ、エントリーした方々とその応援者皆さまは
このイベントに勝つために毎日激闘を繰り広げてるんだから、
「あの時めっちゃ頑張った甲斐があった！」
と思ってもらえる曲にしたいじゃん、じゃあ勉強しまくるしかないじゃん。

【バーチャル落語愛好家の音楽ってなんだろう】

勝者、

しろねこ亭ねこすけ！！

よーしもう座学は十分だ、曲作るぞ！！と思ったときに新たな課題が発生。

おれ、

落語のど素人だ・・・

じつは以前、落語の出囃子や一番太鼓の効果音を作る仕事をやったことはあったけど、演目そのものや落語の本質、専門用語は全然無知。
とはいえ今から教養を身に付けられる程落語の歴史は浅くない。

じゃあ、「しろねこ亭ねこすけさんをよく知ろう」
と思って次の行動をとりました。

【 "調べる" "楽しむ" も作曲の一部】

まず、ねこすけ師匠のSHOWROOM「しろねこ寄席」を何度も見学にいきました。初のSHOWROOM参加、はじめて星を投げました。花火大会みたいなにぎやかさがあって、絶対「花火」というワードを使おうと思いました。

YouTubeもチャンネル登録して最古の動画から全部観ました（画像はさっきスクショしたもの）。師匠のルックスが新しくなった日のお披露目動画もリアルタイムで観ました。※やまちゃんはこのチャンネルではじめて知りました。

公式プロフィールは特によく観ました。あと浅草の街並みも、Google mapで観てました。見れば見るほど、不思議なことに言葉も音もガンガン出てきます。ピアノの前でと唸って勉強しながら譜面を書いてたあの時間はなんだったのかと思うくらいすぐ下書きができました。観ることも作曲ですね。

嘘みたいな本当の話で、音楽を作ろうとすると音楽作れません。
一時期は無音でしろねこ寄席を観ながら「これにBGM付けるならどんなんがいいかな」ってROMってました。超迷惑客。。。

そういえば、音楽の勉強、あんまり活用しなかった・・・w

【人生初のリモート録音】

5/14 RADIO CROSSINGの放送でねこすけ師匠からもあったように、
ウイルス感染拡大を避けるため対面式での録音が叶わず、
この曲は録音機材を師匠のもとへ郵送しセルフで録音してもらうことになりました。本来は僕ら制作側がやるべき操作まで負担させてしまいます。

また大前提として、ねこすけ師匠は、

418歳です。

江戸幕府が始まった頃から生きてます。

つまり大先輩です、失礼があってはなりません。ということで録音機材を送付前に入念にチェックをします（後で見返したらそれでも誤字脱字がひどかった）。そのうえで郵送します。

結論から言うと、師匠が頑張って頂いたおかげでばっちり録音できて、
いわゆる「歌い直してください」的なことはなくスムーズに進みました。

最強に余談ですが、郵送箱は「ねこのドライフード」、ねこすけだけに。

【完成形が見えると寂しくなる】

↑は「しろねこ噺火」を構成する楽器の一覧（の一部)です。
数えたら合計で78個の楽器が重なってました。トッピング全乗っけ。

もしかしたら作家の方は同じ気持ちになるケース多いと思うのですが、
全体の完成形が見えてくる時期になると、

急に寂しくなります

これ大袈裟な表現ではなく、
僕にとって一番楽しい時期は”音楽を組み立てている時期”なので、歌と楽器という役者が全部揃った時期は「もうすぐこの曲ともお別れなんだなあ」と感傷的になり出します。

文化祭の運営と同じですよね、しかも楽しければ楽しい程、担当する範囲が広いほど寂しさは増します。
今回は作詞、作曲、編曲、初のリモート録音、動画やSHOWROOMで観た時間、圧倒的に過ごした時間が長いため、名残惜しさも数倍。

【「しろねこ噺火」のここ聴いて！！】

こちらは実際に曲提案したときの資料（の一部）です。
歌詞を聴いていただくと、SHOWROOM寄席の風景とリンクするものがあることがお分り頂けると思います。

和楽器とデジタル楽器の掛け合わせは
SIRの「サムライナー」、「SHINO☆BET」の編曲を担当した時にコツを掴んでたのでサウンドのイメージはすぐ出来た。大事なのは「歌詞」！

曲の間奏といえば、ギターやピアノが一時的に主役になったりラップが入ったりするものですが、この曲は噺家さんのオリジナルソング、

間奏には小噺が入ります！

まさしくここは聴いて！！ですね

【曲を作った後に起こったこと】

超シンプルに

ねこすけ師匠推しになりました。

で、そんなぼくの推しバーチャルタレント しろねこ亭ねこすけ師匠の夢は

バーチャルタレントとして笑点に出ること

みなさん是非一緒に応援しましょう。

僕もこれから、夢が叶った後も応援します！
まずは落語の教養付けなきゃだな俺の場合はw

【「しろねこ噺火」はどこで聴ける？】

・　SHOWROOM「しろねこ寄席」 で流れる時があります。

・　市川うららFM「RADIO CROSSING」過去放送分（5/14のEDテーマ)
        ※ねこすけ師匠ゲスト出演回

・　市川うららFM「RADIO CROSSING」5/28(木) 24:00〜24:30
　　※ねこすけ師匠ゲスト出演回

おねがい、

聴いてちょ

最後まで読んでいただきありがとうございました。