ウスイ

銀行員。本を読んだり、渋谷や新宿を散歩したり、旅行したり、ラブライブのイベントに行った…

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銀行員。本を読んだり、渋谷や新宿を散歩したり、旅行したり、ラブライブのイベントに行ったり。

最近の記事

義務教育に必要なのは三角関数か、金融工学か

まえおきSNSというツールが爆発的に広がったことによって、それまでの時代と比べて「一般人」が様々な議論をネット上ですることができました。 例えばSNSが広がる前までは、きっと「ふーん」レベルで終わってたニュースに対して、個人個人が自分なりに持っている意見を発信し、それがさらに議論を呼び、ときに炎上を起こすということが度々起こってます。 下手に生半可な知識を持った人間がその議論に参加してしまうと、ぼこぼこに叩かれるということがありますね。一方で、誤情報の方が支持され、正しい情報

    • 心理的安全性のつくりかた(本の感想)

      本の感想。心理的安全性のつくりかたという本となります。 あらすじまずは簡単なあらすじです。(いつものように解釈違いがあったらすみません) 「チームの心理的安全性とは、チームの中で対人関係におけるリスクとっても大丈夫だ、というチームメンバーに共有される信念のこと」という定義となります。 心理的安全性が高いチームでは、メンバーの中で健全に意見を交わらせる事ができる事ができます。それがチームの成長に繋がり、より良いパフォーマンスも出す事ができます。 本は5章構成です。 第1章は

      • 13歳からのアート思考

        本の感想となります。 末永幸歩さんの「13歳からのアート思考」となります。 あらすじまずは簡単なあらすじから。(いつものように解釈違いがあったらすみません) 実際の様々なアート作品を通して、読者がその作品を通して何を見たか・何を考えたか、そしてなぜその考えに至ったか…ということが考えさせられる作りで進んで行きます。 スポットを当てているのはその作品のバックボーンや蘊蓄のような情報ではありません。なぜその考えに至ったです。 まずは導入、モネの「睡蓮」が例に出てきます。 「睡

        • やりたいことなんて、なくていい。の感想の続き

          以前書いた本の感想の中で、僕の仕事について話題を出しました。 その続きを書かせていただきます。 そうそう、これこれ。この記事の続きです。 やりたいことなんて、なくていい。の本の感想の続きとなります。 リーダーシップとは本の中ではリーダーシップとは決定をすることだと述べられていました。 正解のない中、組織として意思決定を行わなければならない場面が出てくる。 しかし、誰かが決定を行わなければ事態は停滞したままで悪化する。 その決定を行うのがリーダーの役目となる。 最善でなくて

        義務教育に必要なのは三角関数か、金融工学か

          読書百遍自ずから見る(老子を読んで)

          難しい本を読むと一度読んだだけでは理解できないものです。 そこでもう一度読み返します。 それでもまだ分からない。 理解できないまま何度も読み返す。 読んでるうちは全くピンとこないものです。 しかし、ある時(それは実際にその本を読んでいない時かもしれません)ふと内容がわかるときがきます。 あ、あれってそういう意味だったのか…! 読書百遍自ずから見るとはそいう意味です。(たぶん) 老子のあらすじあらすじを書こうと思ったけどやめます。 今回描きたいのは老子を通じて僕が体験したこと

          読書百遍自ずから見る(老子を読んで)

          やりたいことなんて、なくていい。(本の感想)

          本の感想です。 伊藤洋一さんの「やりたいことなんて、なくていい。」です。 あらすじまずは簡単なあらすじです。 前半は作者の経験を通じて「キャリアプランなくてなくてもいい」という持論。 やりたいこと(will)がないなら、できること(can)とやるべきこと(must)を極めればいいという主張。 作者自信も昔からもやりたいはなかったが、目の前の仕事に対して全力で取り込むことで実践を通じての経験値を蓄積してきた。 それが次の仕事、次の仕事とつながって行き、現在のキャリアに繋がっ

          やりたいことなんて、なくていい。(本の感想)

          失敗しない銀行員の転職(本の感想)

          この本自体を読んだのは一年以上も前ですが、ふと思い返すことがあったので読み返してみました。 簡単なあらすじ(すごくざっくり書きます。いつもの通り解釈違いがあったらすみません。) 銀行という業種は他業種からみて異様な独自文化がある。 特に、数年単位で部署を転々とする「人事ローテーション文化」、常に年次(いつ銀行に入社したか)に重きを置く「同期主義」等、非効率な組織体制となっている。 そしてその中で新卒で入社した銀行員達は常に出世レース走らされる。 途中で力尽きて脱落する者、そ

          失敗しない銀行員の転職(本の感想)

          100文字ドラマコンテスト(人工知能と金融市場)

          株、金利、為替、先物。金融市場はAIが台頭し、デイトレードの参加者は殆ど人工知能にとって代わられた。より良いAIを作る人がより大金を得る時代。主人公は夢破れた数学者。人工知能・プログラムの隙をついて大金を勝ち取る策を立てる。 (100文字) #100文字ドラマ

          100文字ドラマコンテスト(人工知能と金融市場)

          AIに負けない子どもを育てる(本の感想)

          本の感想となります。 新井紀子さんの「AIに負けない子どもを育てる」の本です。 簡単なあらすじ(簡単なあらすじを書きますが解釈違いしてたらゴメンなさい) 前作「AI vs 教科書が読めない子ども達」の続きとなります。 まずは前作のあらすじ。 東大入試にAIを合格させるという人工知能開発のプロジェクトに参加した作者。 作者はその中でロボットに日本語を学習させる難しさを学ぶとともに、日本の子供達の日本語理解力に興味を持ちます。 AIは完全に日本語を理解しているわけではなく、大量

          AIに負けない子どもを育てる(本の感想)

          自己紹介(銀行と数学と読書とラブライブ)

          noteを始めてみました。これが初投稿です。何かの本でnoteのことを知りました。何の本だか忘れました。 noteが何なのかがまだよく分かってないままこの文章を書いております。(SNSとブログの中間のようなもの?という理解でいます。) 暫くはツイッターと連動するサブツール的な位置付けで使ってみようと思います。 まずは自己紹介を書かせて頂きます。 まずは仕事の話。 私は現在、都内の銀行に勤めております。 銀行にシステムを導入する際のプロジェクトの管理が私の仕事です。(所謂P

          自己紹介(銀行と数学と読書とラブライブ)