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私の友達を紹介したい

好きなもの、思ったこと、笑った思い出を文章化しようと思ったら、私のエピソードには必ず友達が絡んでくることが判明しました。
今後書きたい文章にも登場するんじゃないか?というか、この人たち自身が相当面白いから、文章にしちゃえ!という安直な考えです。
これから友達を3人ほど紹介しますが、みんな真面目で愛すべき変人たちです。
もう変人と呼ばれることにすら慣れてる頃合いだろうし、フォローもせん。
ではいきましょう。


エントリーNo.1 好きちゃん

友達一人目は好きちゃんです。
好きちゃんは大学時代からの友達で、大変美人です。
美人なのでもちろん扱いづらいのですが、そんじょそこらの美人と一緒にはしないでいただきたい!(どういったこと?)
好きちゃんは非常に美人で、非常に気さくで、よく笑うとってもいいやつです。
本人は人見知りだといいますが、はたから見れば初対面の人と仲良くなるのがうまいなと思います。
彼女は好奇心旺盛で、いろんなものに興味を持ちます。
また、大変な努力家であり、才能にあふれた人ですから、そのうち世界も手に負えなくなるでしょう。(そういう扱いづらさか~)
自分の美学をかなり強めに持っていて、美しいものへのセンサーはピカイチ、そこから外れると一気に適当おじさんになります。(かわいい女の子です。)
しかも人生方向音痴なので、一生懸命生きているにもかかわらず、どんどん自分の首を絞める方向に進んでいることがあります。
強いのに脆いので割と見てられません。
愛いです。
人間とまともに付き合うことができず、大体2週間で別れるので、コンタクトと呼んでいる節あり。(2week)
最近は仕事が恋人かも…と言っていますが、多分本当に仕事と結婚しているような気がします。
好きちゃんの同業者が好きちゃんの仕事ぶりをみて「…変態だね!」と言っているのを目の当たりにし、手をたたきながら大笑いしましたが、本当はすごく尊敬しました。
同業者に言われるって相当すごくない?

エントリーNo.2 才能ちゃん

才能ちゃんもこれまた大学時代の友達です。
才能ちゃんという名にふさわしく、あらゆる才能にあふれた友達です。
どんな仕事でも一定のクオリティで大体仕上げます。
行き詰った話の壁にダイナマイトぶっこんで爆破してくれるのも大体彼女です。
多分見てる世界が違うんですね。
故に狂いが止まりません。
一緒に遊びに出かけたとしたら、絶対迷子マンとして、人々を震撼させます。
見てる世界が違うんじゃなくて、もはや見えていない可能性まで出てきました。
彼女は生きることがとってもうまいのですが、人生というものに大概飽きています。
絶対何でもできるのに、絶対何にもしたくないので最近はニートになりました。(去年まで半年間韓国に留学していて、韓国語がペラペラ)(基本的に自頭が良すぎ)
さすがにお金が無くなってきたので就活中なのですが、大手会社の社長と会う約束を取り付けたらしいです。
履歴書とかないの?
彼女と付き合える彼氏も大概狂っていますが、狂いの波長(なんて?)が合うらしく、もう1年ほどになります。
何にもしていないときと何かをしているときの落差がすごいですが、自分がやると決めた仕事に対する熱量はすごいです。
クオリティを上げる、それだけにとどまらず、他のセクションと連携することに非常にたけています。
物事を立体的に認識できるというのはまさにこのことで、上に下に、前に後ろに、右に左に、色々な「指示」と「お願い」を出しながら仕事を仕上げていきます。
あんなに迷子になるくせに、仕事となればタイムキーパーはお手の物。
彼女がいれば押しません。

エントリーNo.3 おじさん

ほんと、あの、おじさんです。
普通のおじさんなんです。
パパ活とかそういうのじゃなくて、本当にただの友達がただのおじさんという状況なんです。
わかります、心配にもなるでしょう、だまされてんじゃないかってね、わかりますよ。
しかし彼は正当に狂っているだけなんです。
そんな年上の男性に狂い狂い言うなよと思うかもしれませんが、友達です。
前述の二名となんら変わりないのです。(そもそも友達に狂い狂い言うのはどうなんだ)
まず、前提としてこの上なく忙しい人で、彼の仕事はその業界にとって非常に価値が高いということを共通で認識したいところです。
そのうえで彼は数少ない友人である私たちに仕事の相談をしてきます。
そりゃあ大変な彼を助けたい思いがありますから、励ますつもりで意見を述べると、ナルホドォと唸りながら仕事に戻ってゆきます。
そしてその成果物は、ほぼ私や上記二人との会話の具現化のようなことがあるのです。
八つ当たりと皮肉がすごい。
そんな彼はお酒を飲みません。
しかしタバコを吸います。
何年か前に紙たばこから電子タバコに変え、副流煙を気にしています。(真面目なんだよなあ)
しかし、彼の仕事デスクには、タバコがぎゅうぎゅうに詰まった瓶(彼はそれを灰皿と呼んでいました)が置いてあり、今すぐこの人をこの部屋から連れ出さねば!という気持ちに襲われました。
仕事部屋にかなりこだわりを持っていて、最近の趣味はアンティーク小物を集めることだそうです。
おしゃれな水差しや、天球、天秤の横に、タバコがパンパンに詰まった不気味な瓶置くのやめてほしい。


以上、3名の友達を紹介しました。
もっといっぱいエピソードがあり、その一つ一つが秀逸なのですが、こんなところでさらっと書くにはもったいないのでまた改めてしたためようと思います。
この3人以外にももちろん友達がいますし(そこまでさみしい人間ではない)、他の友達も面白エピソードがありにありまくるので、そのうち友達紹介第二弾も出すかなあ…どうかな…と思っています。
いろんな文章を書いていきますが、友達エピソードはシリーズ化したいので興が載っているうちにパパっと紹介しちゃいましたとさ。
さ、他のエピソードでもかーこうっと。


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