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ノルマンディーのそば粉のガレットが好き


10年前に、デュラス紀行で訪れたノルマンディーのトゥルーヴィル
ふらりと入ったお店で食べたガレットがめちゃめちゃ美味しかった。
ブルターニュへ旅行した時も食事のたびにガレットばかり食べていたけど、どこで食べてもほんとに美味しかった。しかも安い。

パリにも一応ガレット屋さんあるけど、ぜんぜん違う。本場の味には出会ったためしがない。
あのガレットを食べるためだけにもう一度トゥルーヴィル行こうか、まで考えていたある日。
いつも行ってるカルフール(スーパー)でそば粉のガレット(具なしのガレットだけ)売ってるのを思い出して買ってみた。
うちにはガレット広げられるような特大のフライパンないから(というか、ふつう家庭にはない!)、どう考えてもくっついたり形崩れたりする予感しかしない… だから今まで買ったことがなかった。
でも今回、ダメもとで、ベーコン、キノコ、卵、カマンベールを載せて焼いてみたら…何とかなった!
しかもめちゃめちゃ美味しかった! トゥルーヴィルで食べたガレットの味だ!
やっぱりそば粉がポイントなのだと思う。小麦粉ではこの風味は出ない。
これからはあの味を、パリの自宅でもいつでも好きな時に楽しめるんだ!という感動。。

…というか、それ発見するのになに10年もかかってるんだ。遅い。遅すぎる…。
これに限らず、私、色んな場面でこういうことが多くて、落ち込む。Better than never にもほどがある。
とくにフランスに住んでからは、何を知らないかも知らないでいろんなことを逃していて、あとから悔しい思いをしているな…。

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