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学習/変容を促す、「リスク」の場とは?

こんにちは、臼井隆志です。今日は「アートの探索」のブログを更新します。

今日は、ワークショップデザインについて最近考えていることを書きました。

このマガジンは、子どもが関わるアートワークショップを専門とする臼井隆志が、ワークショップデザインについての考察や作品の感想などを書きためておくマガジンです。週1~2本、2500字程度の記事を公開しています。



「人がよりよく学ぶためには、どのような体験を作るべきでしょうか?」

参加型の授業や研修づくりのニーズがあふれるなかで「ワークショップ」という手法に注目が集まり、このような悩みによく出会う。

それに対して、ぼくは「楽しさ」をキーワードに発信してきた。たとえばこんなふうに。

ワークショップは「楽しさ」が大切です。「学びをどうにか楽しくしよう」とするのではなく、「楽しいことの中に学びがある」という信念で活動を考えることで、遊び心溢れるプログラムができあがります。ご自身の楽しかった遊びの経験をヒントにワークショップを作りましょう。
教育哲学者のジョン・デューイは「人は経験から学ぶのではなく、経験を振り返ることから学ぶ」と語りました。とにかく楽しくて夢中になる活動をつくりましょう。そして、経験を振り返り、意味づけする時間をしっかりつくりましょう。

確かにそうだ。退屈な研修や授業を楽しみに変え、生徒や社員のモチベーションを変えるためには、「我を忘れる」ような体験が必要だ。

しかし、今日はその逆のことを書く。これらの発信を否定するのではなく、より深く考えるための、別の視点を今日は検討したい。

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