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理想のアートエデュケーションをめざし、「幼児教育」から「組織開発」へ

ぼくは今、ミミクリデザインという企業の「組織開発」を担う部署にいる。

「組織開発」とは、組織の課題を見える化し、その課題について組織の構成員による対話をうながし、未来の姿を思い描いて行動することを支援するものだ。

一方、このマガジンでは、アートとワークショップについて書いている。

ぼくは、さまざまな人がアートを通して旅するように特異な経験をして欲しいと思っている。だからアートエデュケーションに関わる実践をずっと続けてきた。

いま、ぼくが理想とするアートエデュケーションのためには、「組織開発」を学ぶ必然性があると思っている。「アートと組織開発」というかけ離れて見えるものがなぜ自分の中でつながっているのか。

今日は前職での経験から今日に至るまでのを通して組織開発に関心を寄せるようになった経緯を書いてみたい。

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3,256字
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アートの探索

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このマガジンは、アートエデュケーターの臼井隆志が、子育てのことや仕事の中で気づいたこと、読んだ本や見た展覧会などの感想を徒然なるままに書い…

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