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冬ドラマ 日程・内容

2024年の1月スタートの民放秋ドラマについて、主に制作陣に注目して、過去の代表作や期待度などをまとめてみました。
※( )内は代表作、☆はメインライターもしくはチーフディレクターだった作品。


月9『君が心をくれたから』(1月8日~)フジテレビ

出演:永野芽郁、山田裕貴、白洲迅、出口夏希、螢雪次朗、佐藤貴史、谷恭輔、萩原護、斎藤工、松本若菜、真飛聖、遠藤憲一、余貴美子 ほか
脚本:宇山佳佑(☆映画「今夜、ロマンス劇場で」、「信長協奏曲」)
音楽:松谷卓(☆映画「君の膵臓をたべたい」☆「のだめカンタービレ」)
主題歌:宇多田ヒカル
演出:松山博昭(☆「ミステリと言う勿れ」☆「失恋ショコラティエ」)
プロデュース:草ヶ谷大輔

永野芽郁さん主演の、長崎を舞台に展開したファンタジーラブストーリー。オリジナル脚本を手がけるのは「この恋は世界でいちばん美しい雨」で、文堂書店大賞・文芸書部門の第13回文堂書店文芸書大賞を受賞した、小説・脚本家の宇山佳佑さん。監督・プロデューサーは大ヒットした月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」の制作陣です。ファンタジー設定ということで、しっかりと世界観を構築してほしいですね。月9は昨年から再びマイナーチェンジを行い、個性的な作品を放送しているものの、なかなかヒット作が出ていない状態なので、次は期待したいです。主題歌も「HERO」以来、23年ぶりの月9主題歌となる宇多田ヒカルさんですから楽しみです。

月10『春になったら』(1月15日~)カンテレ

出演:奈緒木梨憲武、深澤辰哉、見上愛、西垣匠、影山優佳、矢柴俊博、光石研、橋本マナミ、筒井真理子、小林聡美、濱田岳 ほか
脚本:福田靖(☆「書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜」☆「先に生まれただけの僕」)
音楽:福島節(「きのう何食べた?」)
主題歌:福山雅治
監督:松本佳奈(☆「かしましめし」☆「コタローは1人暮らし(1)」)、
穐山茉由(☆映画「シノノメ色の週末」☆映画「月極オトコトモダチ」)
プロデュース:岡光寛子、白石裕菜

「HERO」「ガリレオ」シリーズなどのヒットメーカー福田靖さんがオリジナル脚本を手がける、母を亡くし反発しながらも支え合ってきた父娘のかけがえのない3カ月間を描いたハートフル・ホームドラマ。主演は奈緒さんと木梨憲武さん。監督は「かしましめし」「コタローは1人暮らし」などヒューマンドラマの演出に定評のある松本佳奈さん、プロデューサーは奈緖さんも出演されていた「姉ちゃんの恋人」の岡光寛子さんと白石裕菜さんです。素敵なドラマになりそうですね。ごちゃごちゃと余計な要素は入れずに純粋なホームドラマが見たいです。

火9『マルス-ゼロの革命-』(1月23日~)テレ朝

出演:道枝駿佑、板垣李光人、吉川愛、井上祐貴、横田真悠、山時聡真、泉澤祐希、戸塚純貴、山口紗弥加、岩松了、菜葉菜、野間口徹、徳井健太、江口洋介 ほか
脚本:武藤将吾(☆「3年A組-今から皆さんは、人質です-」☆「家族ゲーム」)
音楽:未知瑠(☆「あきない世傳 金と銀」☆「鹿楓堂よついろ日和」)
主題歌:
演出:平川雄一朗(☆「天国と地獄〜サイコな2人〜」☆「ROOKIES」)、
片山修(☆「家政夫のミタゾノ」シリーズ、☆「波よ聞いてくれ」)
プロデュース:中川慎子(ゼネラル)、田中真由子、中沢晋

主演はゴールデン帯の連続ドラマ初主演となる道枝駿佑さんでカリスマダークヒーローを演じます。「3年A組」「家族ゲーム」の武藤将吾さんが手がけるオリジナルストーリーで、前代未聞の青春“クーデター”サスペンスとなるらしいです。監督は「義母と娘のブルース」「JIN-仁-」などのヒットメーカー、平川雄一朗さん。サスペンスだけでなくヒューマンドラマの演出にも定評のある方なので、本作も無駄に大袈裟な世界観にはぜず、見応えのある作品になることを期待します。話は変わりますが、制服のビジュアルが「人間・失格」を彷彿とさせますね。笑

火曜ドラマ『Eye Love You』(1月23日~)TBS

出演:二階堂ふみ、チェ・ジョンヒョプ、中川大志、山下美月、清水尋也、立川志らく、ゴリけん、鳴海唯、絃瀬聡一、杉本哲太 ほか
脚本:三浦希紗(「フェルマーの料理」「育休刑事」)、
山下すばる(「みなと商事コインランドリー」シリーズ、「パパがも一度恋をした」)
音楽:大間々昂(☆「マイファミリー」☆「ファイトソング」)
主題歌:Omoinotake「幾億光年」
演出:岡本伸吾(☆「ファイトソング」☆「この恋あたためますか」)、
福田亮介(☆「#家族募集します」☆「初めて恋をした日に読む話」)、
加藤亜季子(「VIVANT」「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」)
プロデュース:中島啓介、車賢智、佐井大紀、平岡紗哉(編成)、髙田脩(編成)

心の声が聞こえる能力を持つ主人公が、年下の韓国人留学生と恋をするファンタジック・ラブストーリー。主演は二階堂ふみさん。また、ヒロインの相手役に韓国人俳優(チェ・ジョンヒョプさん)を起用した初の民放GP帯連続ドラマとなる。監督は「この恋あたためますか」「アトムの童」など作品自体はいずれもそこまでハマれませんでしたが、ライティングや環境音の使い方などの演出が好きな岡本伸吾さん。劇伴は「カネ恋」「ファイトソング」など恋愛からサスペンスドラマまで幅広く手がける大間々昂さん。とりあえず初回は見るつもりですが、脚本が弱い気がしていて、心配です。ただ、韓国ドラマ人気は実際に凄いですからね。火10の視聴者層ならアリな企画だと思います。

火ドラ★イレブン『リビングの松永さん』(1月9日~)カンテレ

出演:中島健人、髙橋ひかる、向井康二、藤原大祐、大久保桜子、黒川智花 ほか
原作:岩下慶子「リビングの松永さん」
脚本:田辺茂範(☆「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」☆「トクサツガガガ」)
音楽:眞鍋昭大(☆「ばらかもん」☆「PICU 小児集中治療室」)、畑添美菜
主題歌:Sexy Zone「puzzle」
演出:金井純一(☆「みなと商事コインランドリー」シリーズ、☆映画「転校生」)、
日暮謙(☆「ホスト相続しちゃいました」「過保護のカホコ」)、
松川嵩史(「家政夫のミタゾノ」シリーズ、「となりのチカラ」)
プロデュース:萩原崇、島本講太、本郷達也、村山太郎

中島健人さん主演のシェアハウスラブコメディ。脚本はコメディ作品に定評のある田辺茂範さん。演出は「みなと商事コインランドリー」をはじめ映画、テレビドラマ、CMを手がけ映像美に定評のある金井純一さんです。

水9『相棒 season22』(1月1日~)テレ朝

出演:水谷豊、寺脇康文、森口瑤子、鈴木砂羽、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、田中隆三、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二 ほか
脚本:輿水泰弘(s1からメインライター)、
岩下悠子(s5「殺人シネマ」、s21「薔薇と髭と菫たち」)、
徳永富彦(s14「物理学者と猫」、s16「少年A」)、
太田愛(s10「ピエロ」、s17「ディーバ」)、
神森万里江(s20「贈る言葉」、s21「女神」)、
瀧本智行(s19「人生ゲーム」、s21「笑う死体」)、
山本むつみ(s17「ブラックパールの女」、s20「かわおとこ」)、
根本ノンジ(s20「紅茶のおいしい喫茶店」、s21「丑三つのキョウコ」)、
光益義幸(s21「最後の晩餐」、s21「悪役」)
音楽:池頼広(☆映画「ハケンアニメ!」☆「野ブタ。をプロデュース」)
演出:橋本一(☆「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」☆「臨場」)、
権野元(☆「ブラックポストマン」☆「ソロモンの偽証(ドラマ)
」)、
内片輝(「コールドケース〜真実の扉〜」☆「シグナル 長期未解決事件捜査班」)、
守下敏行(「紅さすライフ」「カナカナ」)
プロデュース:桑田潔(エグゼクティブ)、高野渉、古草昌実、西平敦郎、土田真通

※脚本家の代表作欄には、過去の相棒シリーズの担当回を載せています。
元日スペシャルから物語的にも現実でも波乱の幕開けとなりましたが・・・。まさか放送されるとは思っていなくて、ただ眠れなくてテレビをつけたらやっていて驚きました。11話が1月10日に放送予定ですが、元日スペシャルの再放送も調整中のようです。TVerでも最後まで配信中ですので、ご覧になれなかった方はそちらで是非。今シーズンは比較的面白いエピソードが多いので後半も楽しみです。

水曜ドラマ『となりのナースエイド』(1月10日~)日テレ

出演:川栄李奈、高杉真宙、矢本悠馬、吉住、上杉柊平、織田梨沙、古田新太、成海璃子、小手伸也、水野美紀 ほか
原作:知念実希人「となりのナースエイド」
脚本:オークラ(☆「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」☆「30minutes」)
音楽:井筒昭雄(☆「妖怪シェアハウス」シリーズ、☆「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」)
主題歌:Awesome City Club「ヒカリ」
演出:内田秀実(☆「ファーストペンギン!」☆「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」)、
今和紀(「紅さすライフ」「彼女、お借りします」)
プロデュース:松本京子、藤森真実、藤村直人、森雅弘、白石香織、島﨑敏樹

医療現場の縁の下の力持ち・ナースエイドにスポットを当てたドラマ。主演は民放GP帯の連続ドラマ初主演となる川栄李奈さん。ただそんな彼女(本作の主人公)には隠された正体があるようで・・・。笑 なんか一時期フジテレビが月9でよくやっていた、なんちゃってお仕事ドラマの雰囲気を感じますね。天才外科医役には高杉真宙さんが出演されます。脚本はバラエティの構成作家や脚本家として活躍されているオークラさん。劇伴は「ハコヅメ」「99.9」などコメディ系の音楽に定評のある井筒昭雄さん。監督は「恋です!」の内田秀実さんです。とりあえず初回は見ます。

水10『婚活1000本ノック』(1月17日~)フジテレビ

出演:福田麻貴(3時のヒロイン)、八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、関水渚、野村周平、白河れい、橋本マナミ、中越典子 ほか
原作:南綾子「婚活1000本ノック」
脚本:松本美弥子(「科捜研の女」シリーズ、「正義のセ」)、
山岡潤平(「特捜9」シリーズ、「遺留捜査」シリーズ)、
ニシオカ・ト・ニール(「あたりのキッチン!」「リエゾン -こどものこころ診療所-」)、
藤平久子(「先生のおとりよせ」「これは経費で落ちません!」)
音楽:
主題歌:
演出:田中亮(☆「やんごとなき一族」☆「コンフィデンスマンJP」シリーズ)、
西岡和宏(「風間公親-教場0-」「ルパンの娘(2)」)、
吉野主(「ショジョ恋。」☆「高良くんと天城くん」)
プロデュース:羽鳥健一、矢ノ口真実、髙石明彦

主演は、本作がドラマ初主演となる福田麻貴さん。申し訳ないのですが情報解禁されたときは全く興味なかったんですけど、これを書くために調べていてもなかなか見たくなる要素がみつからなくて・・・。題材にしろ、主演のかたにしろ、悪いわけではないですが少しインパクト不足で、脚本も「木曜ミステリー」って感じの布陣なので未知数です。本作がヒットしたら面白いですよね。逆に応援したくなってきました。笑 八木勇征さんの幽霊役とかはちょっと気になりますからね。監督は「コンフィデンスマンJP」「イチケイのカラス」などコメディからお仕事ドラマまで手がける田中亮さんです。

木曜ドラマ『グレイトギフト』(1月18日~)テレ朝

出演:反町隆史、波瑠、明日海りお、小野花梨、盛山晋太郎(見取り図)、片山萌美、市川知宏、藤野涼子、濱正悟、中島瑠菜、坂東彌十郎、津田健次郎、倉科カナ、筒井道隆、尾上松也、佐々木蔵之介 ほか
脚本:黒岩勉(☆「ラストマン-全盲の捜査官-」☆「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」)
音楽:得田真裕(☆「いちばんすきな花」☆「アンナチュラル」)
主題歌:JUJU「一線」
演出:本橋圭太(☆「ケイジとケンジ」シリーズ、☆「DOCTORS〜最強の名医〜」シリーズ)、
星野和成(「未来への10カウント」「イチケイのカラス」)
プロデュース:横地郁英、髙野渉、菊池誠、岡美鶴

「マイファミリー」「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」などを手がけたミステリーの名手・黒岩勉さんによるオリジナル脚本。完全犯罪を可能にする殺人球菌“ギフト”をめぐるノンストップサバイバル医療ミステリー。主演は一昨年「相棒」を卒業された反町隆史さん。「GTO」の続編も控えているようで、本作もグレイトなドラマになると良いですね。笑 劇伴は「MIU404」などのテンポの良いサスペンスドラマから「いつ恋」などのしっとりしたヒューマンドラマまで様々な作品の音楽を手がける得田真裕さん。監督は「DOCTORS」の本橋圭太さん。「DOCTORS」は医療コメディでしたが、本作はシリアスな作品になりそうですね。楽しみです。

木曜劇場『大奥』(1月18日~)フジテレビ

出演:小芝風花、亀梨和也、西野七瀬、森川葵、宮舘涼太、高橋克典、陣内孝則(特別出演)、栗山千明、安田顕 ほか
脚本:大北はるか(☆「ユニコーンに乗って」☆「ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜」シリーズ)
音楽:桶狭間ありさ(☆「ハヤブサ消防団」☆アニメ「呪術廻戦」)
主題歌:
演出:兼﨑涼介(☆「科捜研の女」シリーズ、☆「IP〜サイバー捜査班」)、
林徹(☆「大奥」過去シリーズ、「信長協奏曲」)、
二宮崇(「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」)、
柏木宏紀(「科捜研の女」シリーズ、「刑事7人(8)」)
プロデュース:安永英樹(企画)、和佐野健一、清家優輝、出井龍之介、庄島智之

直前までよしながふみさん原作の「大奥」がNHKで放送されていたため、混乱されている方が多いようですね。私もフジテレビの浅野妙子さんオリジナル脚本のシリーズは再放送などでちょこちょこ見ていただけなので詳しくは知りませんが、NHK版とは全くの別物だと断言しておきます。笑 NHKは男女逆転というファンタジー設定がある反面内容はヒューマンドラマよりでしたが、こちらのシリーズはドロドロさを楽しむタイプの作品なのではないかなと思います。脚本が本作より大北はるかさんに交代されたので、多少の変化はあるかもしれませんが、個人的に奥女中トリオは必ず出してほしいですね。監督はスタイリッシュなサスペンス演出に定評のある兼﨑涼介さんとフジテレビで数々の時代劇を手がけた林徹さん。劇伴は「ハヤブサ消防団」も手がけた桶狭間ありささん。東映制作&京都ロケということで「カムカムエヴリバディ」ひなた編をご覧になっていた方なら、グッときたのではないでしょうか。(京都撮影所ですからね)

ドラマ8『ジャンヌの裁き』(1月12日~)テレ東

出演:玉木宏、桜井ユキ、音尾琢真、優香、高岡早紀、田中直樹(ココリコ) ほか
脚本:泉澤陽子(☆「鹿楓堂よついろ日和」☆「リコカツ」)、
大北はるか(☆「女神の教室〜リーガル青春白書〜」☆「ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜」シリーズ)、
いとう菜のは(「ユーチューバーに娘はやらん!」☆「いぶり暮らし」)
音楽:
主題歌:ケツメイシ「We GO」
演出:西浦正記(☆「ハラスメントゲーム」☆「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズ)、
池辺安智(「リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~」「フラジャイル」)、
三木茂
プロデュース:濱谷晃一(チーフ)、北川俊樹、中島叶、平部隆明、河添太、田淵俊彦(企画協力・アドバイザー)

前作に引き続き豪華ですね。主演は玉木宏さん。脚本は「リコカツ」「IQ246」の泉澤陽子さん。監督は「コード・ブルー」「リッチマン、プアウーマン」の西浦正記さんです。

金10『院内警察』(1月12日~)フジテレビ

出演:桐谷健太、瀬戸康史、長濱ねる、さとうほなみ、玄理、馬場ふみか、工藤美桜、西村元貴、神尾佑、でんでん、市村正親 ほか
原作:酒井義、林いち(漫画)「院内警察〜アスクレピオスの蛇〜」
脚本:天本絵美(「世にも奇妙な物語(「メロディに乗せて」「電話をしてるふり」)」)、
諸橋隼人(☆「アイゾウ 警視庁・心理分析捜査班」「世にも奇妙な物語(「恋の記憶、止まらないで」「ソロキャンプ」)」)、
相馬光(☆「リズム」「世にも奇妙な物語(「トランジスタ技術の圧縮」「何だかんだ銀座」)」)
音楽:馬瀬みさき(映画「今夜、世界からこの恋が消えても(劇伴BGM協力)」、アニメ映画「天気の子(劇中使用曲「Berry Days」)」)
主題歌:Eve「pray」
オープニングテーマ:SennaRin「NOD」
演出:石川淳一(☆「レンアイ漫画家」☆「リーガル・ハイ」)、
木村真人(☆「アオハライド」☆「純愛ディソナンス」)、
北坊信一(「ばらかもん」「忍者に結婚は難しい」)
プロデュース:中村亮太

(最近原作漫画よりタイトルが短いドラマが増えてきましたね。いや、サブタイトルの長い漫画が増えてるのかな・・・?) 病院内に設置された“院内交番”を舞台にしたドラマ。敏腕刑事役の主人公を演じるのは桐谷健太さん。フジ連ドラは初主演です。天才外科医役は瀬戸康史さん。スタッフはプロデューサーの中村亮太さんをはじめ「世にも奇妙な物語」の制作陣です。脚本は「世にも~」でコメディー系を手がける天本絵美さん。コメディではなく感動系でしたがBKBさん原作の「電話をしてるふり」という話は好きでした。あと「メロディに乗せて」は劇伴好きな方に是非見ていただきたい作品です。そして、ホラー系を手がける諸橋隼人さん。ホラーはいつも半目で見ているので特に記憶に残っている作品はありません(ごめんなさい)。そして、もう1名コメディ系を手がける相馬光さん。「トランジスタ技術の圧縮」「何だかんだ銀座」も爆笑しながら見ていました。本作も少しコミカルなサスペンス(?)ドラマのようなのでバランスの良い布陣なのではないでしょうか。監督は「リーガル・ハイ」などのコメディや「ゴシップ」「絶対零度4」などのサスペンスまで幅広く手がける石川淳一さん。安定感のあるドラマになりそうです。

金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』(1月26日~)TBS

出演:阿部サダヲ、仲里依紗、磯村勇斗、河合優実、坂元愛登、三宅弘城、袴田吉彦、中島歩、山本耕史、古田新太、吉田羊 ほか
脚本:宮藤官九郎(☆「俺の家の話」☆「ゆとりですがなにか」)
音楽:末廣健一郎(☆「私の家政夫ナギサさん」☆「逃げるは恥だが役に立つ」)、
MAYUKO(「メゾン・ド・ポリス」「海月姫」)、
宗形勇輝(「ばらかもん」「おいハンサム!!」)
主題歌:Creepy Nuts「二度寝」
演出:金子文紀(☆「俺の家の話」☆「流星の絆」)、
坂上卓哉(「埼玉のホスト」「#家族募集します」)、
古林淳太郎(「100万回 言えばよかった」「西荻窪 三ツ星洋酒堂」)、
渡部篤史(「パリピ孔明」「チア☆ダン」)、
井村太一(「ペンディングトレイン ―8時23分、明日 君と」「 村井の恋」)
プロデュース:磯山晶、勝野逸未、河本恭平(編成)、松本友香(編成)

昭和のダメおやじが令和にタイムスリップして「不適切」発言をする意識低い系タイムスリップコメディ。笑 コンプライアンスの厳しさを逆手にとった笑いはバラエティ番組だとたまにありますが、ドラマでは珍しいかもしれませんね。ただ、中途半端になっても面白くないですし、一方で主人公が無茶苦茶すぎてそれは昭和でもダメだろ~となってしまっては成立しませんから難しいテーマだとは思います。脚本は「I.W.G.P.」「木更津キャッツアイ」「タイガー&ドラゴン」「俺の家の話」など金曜ドラマでも数々の名作を手がけてきた鬼才・宮藤官九郎さん。そして、監督の金子文紀さん、プロデューサーの磯山晶さんとお馴染みの制作陣です。主演は、宮藤官九郎さん脚本の作品に多く出演されてきた阿部サダヲさん。楽しみです。

金曜ナイトドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』(1月5日~)テレ朝

出演:田中圭、林遣都、内田理央、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉、眞島秀和、大塚寧々、吉田鋼太郎、井浦新、三浦翔平 ほか
脚本:徳尾浩司(☆「六本木クラス」☆「私の家政夫ナギサさん」)
音楽:河野伸(☆「100万回 言えばよかった」☆「俺の家の話」)
主題歌:スキマスイッチ「Lovin' Song」
演出:瑠東東一郎(☆「魔法のリノベ」☆「浦安鉄筋家族」)、山本大輔(「ハヤブサ消防団」「妖怪シェアハウス」)、Yuki Saito(☆「リエゾン -こどものこころ診療所-」☆「鹿楓堂よついろ日和」)
プロデュース:三輪祐見子(エグゼクティブ)、貴島彩理、神馬由季、松野千鶴子(協力)

1作目から見てないのですが、気になってます。笑 時間があったら見ます。田中圭さんって本作でさらに人気になられたイメージがありますが、私は「ドクターX」の森本から好きです。笑

土曜ドラマ『新空港占拠』(1月13日~)日テレ

出演:櫻井翔、比嘉愛未、白石聖、ジェシー(SixTONES)、片桐仁、濱津隆之、長田成哉、富川一人、ぐんぴぃ(春とヒコーキ)、瀧内公美、ソニン、手塚とおる、黒沢あすか、奥貫薫 ほか
脚本:福田哲平(☆「パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜」「レッドアイズ 監視捜査班」)
音楽:ゲイリー芦屋(☆「ボイス 110緊急指令室」シリーズ、☆映画「愛がなんだ」)
主題歌:
演出:大谷太郎(「ごくせん」シリーズ、☆「バンビ〜ノ!」)、
茂山佳則(「しずかちゃんとパパ」「ブラック校則」)、
伊藤彰記(「セクシー田中さん」「だが、情熱はある」)
プロデュース:田中宏史(チーフ)、尾上貴洋

キャストスタッフ共に前作から続投。一方で舞台は病院から空港になりました。変な仮面を被った武装集団が襲ってくるみたいな企画自体はイベント性もあって楽しいんですけどね。テーマそのもののバカバカしさは、面白いので良いのですが、前作は演出がとにかく安っぽくて、見ていてだんだんどうでも良くなってしまった感がありました。笑 やるなら しっかりぶっ飛んだ世界観を作り込んでほしいです。疾走感のある主題歌は好きだったんですけど。続編は気が向いたら見るかな・・・。(なかなかね・・・いろいろありましたから・・・。)

土ドラ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(1月6日~)東海テレビ

出演:原田泰造、中島颯太(FANTASTICS)、城桧吏、大原梓、東啓介、渡辺哲、松下由樹、富田靖子 ほか
原作:練馬ジム「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」
脚本:藤井清美(☆「准教授・高槻彰良の推察」「刑事ゆがみ」)
音楽:鈴木ヤスヨシ(☆「みなと商事コインランドリー」シリーズ、☆「彼氏をローンで買いました」)
主題歌:4-CaraT「Dancing Dreamer」
オープニングテーマ:FANTASTICS from EXILE TRIBE「アプデライフ」
演出:二宮崇(「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」)、
室井岳人(「三千円の使いかた」「その女、ジルバ」)、
加治屋彰人(「ハルとアオのお弁当箱」「ホペイロの憂鬱」)
プロデュース:市野直親(企画)、松本圭右、古林都子、渋谷未来

キャストは良いですね。脚本も「刑事ゆがみ」の藤井清美さんですし、面白くなれば良いなと思います。東海テレビはヒューマンドラマの秀作も多いので期待はしていますが、オトナの土ドラみたいにバラエティに富んだラインナップが懐かしい気もしますね。

日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』(1月14日~)TBS

出演:西島秀俊、芦田愛菜、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、佐藤緋美、久間田琳加、大西利空、石田ゆり子、淵上泰史、津田寛治、満島真之介、玉山鉄二、西田敏行 ほか
脚本:大島里美(☆「妻、小学生になる。」☆「凪のお暇」)
音楽:菅野祐悟(☆「ハケンの品格」シリーズ、☆映画「マチネの終わりに」)(音楽監修:広上淳一)
主題歌:アイナ・ジ・エンド「宝者」
撮影監督:神田創(映画「戦慄のリンク」「鎌倉殿の13人(ビジュアルディレクター)」)
演出:坪井敏雄(☆「リコカツ」☆「凪のお暇」)、
富田和成(「マイファミリー」)、
石井康晴(☆「オールドルーキー」☆「ウロボロス〜この愛こそ、正義。」)、
元井桃(「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」)
プロデュース:東仲恵吾(企画)、益田千愛

“ある事件”で家族も音楽も失った父親とそんな父を拒絶し音楽を嫌う娘が、地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し、親子の絆と人生を再生させていくオリジナルストーリーのヒューマンドラマ。主演は、「流星ワゴン」以来9年ぶりの日曜劇場主演となる西島秀俊さん。娘役は芦田愛菜さん。脚本の大島里美さんと監督の坪井敏雄さんは「凪のお暇」「妻、小学生になる。」の制作陣。音楽は「ガリレオ」「昼顔」などヒットドラマの劇伴を手がける菅野祐悟さん。ここ最近の日曜劇場は本題を描かずに関係のないことで話を広げる癖があるので、そこは心配です・・・。そろそろシンプルにサクセスストーリーが見たい!!

日10『アイのない恋人たち』(1月21日~)ABCテレビ

出演:福士蒼汰、岡崎紗絵、本郷奏多、成海璃子、前田公輝、深川麻衣、佐々木希 ほか
脚本:遊川和彦(☆「同期のサクラ」☆「はじめまして、愛しています。」)
音楽:平沢敦士(☆「それを愛とまちがえるから」☆「最後から二番目の恋」シリーズ)
主題歌:THE BEAT GARDEN「present」
演出:綾部真弥(☆「おいしい給食」シリーズ、☆「ねこ物件」シリーズ)、吉川鮎太(☆「テイオーの長い休日」「恋に無駄口」)
プロデュース:

(プロデューサーを公表しないって珍しいですね。) 恋愛偏差値が低いワケあり男女7人が織り成す愛の物語。主演は福士蒼汰さん。オリジナル脚本を手がけるのは「女王の教室」「家政婦のミタ」の遊川和彦さん。クセのある恋愛ドラマになりそうですね。最近の遊川さん脚本のドラマは序盤少し面白く感じるものの後半にかけて失速していくイメージがあるので、今回は最後まで楽しめると良いなと思います。

日曜ドラマ『厨房のありす』(1月21日~)日テレ

出演:門脇麦、永瀬廉、前田敦子、大東駿介、阿南敦子、大友花恋、前原瑞樹、橘優輝、堀野内智、伊藤麻実子、金澤美穂、新井郁、北大路欣也(特別出演)、皆川猿時、萩原聖人、木村多江、大森南朋 ほか
脚本:玉田真也(☆「かしましめし」☆「純愛ディソナンス」)
音楽:横山克(☆映画「線は、僕を描く」☆「最愛」)
主題歌:
演出:佐久間紀佳(☆「あなたの番です」☆「35歳の高校生」)、
鈴木勇馬(☆「 最高の教師 1年後、私は生徒に■された」☆「二月の勝者-絶対合格の教室-」)、
瀬野尾一(「単身花日」「泳げ!ニシキゴイ」)
プロデュース:三上絵里子(チーフ)、鈴間広枝、諸田景子、松山雅則

自閉スペクトラム症を患っている女性料理人と彼女を取り巻く人々との交流を通じて変わり始める生活を描いていくハートフルミステリードラマ。主演は門脇麦さん。脚本は「JOKER×FACE」をはじめとした個性的な人間ドラマを手がける玉田真也さん。オリジナルストーリーです。音楽は「Nのために」などミステリードラマの劇伴に定評のある横山克さん。脚本の玉田さんと音楽の横山さんは「純愛ディソナンス」の制作陣で、監督は「あなたの番です」の佐久間紀佳さんです。本作も個性的な料理ドラマになると良いですね。設定が多いのでとっちらからないといいのですが・・・。笑

最近設定を盛り込みすぎてゴチャつくドラマが多いので、もっとシンプルで良いのに・・・、と思うことが多くなりました。宮藤官九郎さんみたいにあらゆる設定を盛り込んで綺麗に描ききってくれる脚本家さんもいらっしゃいますが、大抵の作品は失敗している気がしますね・・・。なんでサスペンスやビジネスは単体でドラマになるのに、ものづくりやスポーツはドラマにならないと思われているんだろう?っていつも思います。笑 設定やストーリーはもう少しシンプルで良いので、舞台や題材を変えていろんなジャンルのドラマを作ってほしいです。

NHKは「ブギウギ」「正直不動産2」「光る君へ」「あきない世傳 金と銀」を見ています。前期の「大奥」も途中まで見ていたのでどこかで完走しようと思っています。

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