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Mr.Childrenのライブチケットが当たった。
2001年のPOPSAURUS2001以来だから、約20年振り。

いつもならスルーしがちなチケット会社のメールに、今回はなんとなくひっかかって、申し込みをした。どうせ当たる訳ないという気持ちで。
ミスチルに1番心酔していた中学生〜大学生の頃は、ライブに行きたくても滅多に当選しなかったのに。それだけに今回は本当にびっくり。

これをにきっかけにミスチルの音楽を再び聴いて、ミスチル特集だった雑誌Penにも思わず手が伸びる。雑誌の中に著名人のマイベスト10が載っていたので、僕も選んでみることにした。
タイトルを眺めたり、久々な曲を聴いてみると、様々な記憶が蘇る。

小6の頃演奏したtomorrow never knows、中2の頃スキー教室の帰りのバスでひとりヘッドフォンで籠るように聴いていたアルバムBOLERO。高校の通学、当時の恋の記憶や、大学生の仲間との旅、結婚式の記憶から、我が子と見た映画まで。ひとつひとつの曲が思い出とリンクし、記憶が引き出されるのだから、本当にすごいと思う。
それだけでなく、20年も前の曲に、今この瞬間、励まれたり、共感できたりする。全くもって廃れない。

ずっと熱狂的なファン、という訳でもないけれど、こんな風に小学生の頃から今もずっと側にいてくれるアーティストなのだ。

BUMP OF CHICKENも好きなのだけど、バンプの曲は思い出とリンクするよりも、自分の想いや感覚、感性と行き来する感じ。対してミスチルは、僕の歌でもあり、誰かとの歌でもあり、家族の歌でもある。そんな音楽は他にないと思う。

昔の曲から、今の曲まで再びミスチルを聴き始めると、思った以上に歌詞を覚えていることに気がつく。思い返せば、サブスク以前はアルバム買って歌詞カードを開いて、じっくり言葉も受け取りながら聴いていた。

今はどうだろう。ミスチルに限らず、音楽は「〜ながら」で聴いている。聴いているというよりも流している。

ミスチルにしてもバンプにしても、僕が好きなアーティストは、歌詞が好きだったんだ。
音楽を流すだけじゃなくて、しっかり聴きたくなった。そのための時間をつくって、歌詞も音も身体に入れて、聴くのだ。

そうだ、そのためにヘッドフォン買っちゃおう。
そうだそうだ、そうしよう。

ちなみに、僕の選んだMr.Children My Best10 は以下の通りです。みなさんなら、どんな10曲を選びますか?

終わりなき旅
I’ll be
ALIVE
擬態
Heavenly Kiss
SUNRISE
Documentary film
しるし
Your Song
Innocent world