【草津町リコール】なぜリベラルは分の悪い賭けを好むのか?

町長や町議が冷静さを失っている、と主張するのであればまだ話も分かるのですが「町民が冷静さを失っている」というのは、民主主義への冒涜じゃないでしょうかね。

そもそも、裁判の結果を待てと言うが、新井氏は黒岩町長に対して刑事・民事いずれの訴訟も行っておらず、町長が性加害を行ったことが証明される日は永遠に来ないのだ。

一方、町長は新井氏に対して民事・刑事の双方で名誉毀損の訴訟を行っている。よもや町長がこの訴訟で負けるとは思えないが、仮に万一負けたとしても、それで町長が性加害を行った、という事実は確定しない。

つまり、この問題は「白か黒か」の問題ではなく「白かグレーか」の問題なのだ。

そして、様々な客観的状況を見れば、町長は全くの白であることは、ほぼ間違いなさそうだ。おそらくトランプ大統領が1月20日にホワイトハウスを出て行く可能性よりも高い(笑)。

こうした状況下で、トランピストどもが「まだトランプに逆転の目がある」と信じるが如く、リベラリストどもが「本当は性被害があったかもしれない」と言い張るのは、ただ社会をいたずらに混乱させたいだけのようにしか思えない。

この状況で、それでも草津町や黒岩町長を非難する人たちは、新井氏に対する判決が出た後に名誉毀損で訴えられるリスクを考えていないのだろうか?

また訴訟リスク云々を横においても、そういう言動がリベラリストどもの信用を棄損する行為だということが何故わからないのだろう?

はっきり言って、草津町民や黒岩町長を非難することは、在特会等が行うヘイトスピーチと大差ないと思う。

フラワーデモとかも行われているらしいが、新井被告を擁護するということは犯罪を擁護するということに等しいわけだが、彼らはそのことがどうして理解できないのだろう?ただ大勢で集まって誰かを糾弾してバカ騒ぎ出来ればそんなことはどうでもいいのか?

そういうことをすることで、今までのフラワーデモが主張してきた、女性の人権やらLGBTの権利やらという主張がすべて嘘臭く思われてしまうリスクを考えてないのが不思議でしょうがない。

それから、新井被告はまだ有罪確定していないという主張もあると思うが、そもそもリコールは有権者の権利であって、リコールは懲罰ではない。だから、推定無罪の原則は関係ない。あの町議は信用できないから辞めてほしい、という理由でリコールする権利が有権者には与えられているのだ。

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