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地元の美味しいお店【八ヶ岳Sereno編】

「高原」と言えば何を連想するだろうか。

連なる山脈、
青い空と白い雲、
そして、ジェラートだろう。

私の地元には、こだわりの低温殺菌の生乳と旬の野菜や果物を使った人気のジェラート屋さんがある。

それが、「八ヶ岳Sereno」だ。

お店の名前の「セレーノ」は、イタリア語で「晴天」や「青空」を意味する言葉だ。

ここは標高も高くて、霧が発生しやすい場所なのだが、晴れた日には青空が一面に広がっている。

お店には、季節によって旬の野菜や果物を使ったジェラートが並んでいる。

中でも、野菜のジェラートは個性豊か。
「完熟トマト」「朝採りトウモロコシ」、そして「ブロッコリー」のジェラートもあるのだとか。

ちょっと気になったので、「ブロッコリーってジェラートにして美味しいんですか?」って、聞いてみたのだが、

ブロッコリーは、クリームシチューにも入れるくらいなので、クリームとの相性はいいのだという。あとは、少し甘さを控えめに調整しているのと、ブロッコリーの独特の食感が美味しいのだと言う。

他にも、いろんな野菜を試してみたけれど、クリームシチューに入れて美味しい野菜はだいたいOKのようだ。

ゆえに、その理論を応用すれば、「グリーンアスパラ」も「ニンジン」も「かぼちゃ」もジェラートにすれば美味しいということになる。

ただ、「ホウレンソウ」は、色こそ濃くて美味しそうに仕上がるものの、味が希薄なためにイマイチになってしまうと言う。

「キャベツ」や「ジャガイモ」も難しいのだとか。

その点、果物系は結構うまくいくようで、季節によっていろんなメニューが並んでいる。

柑橘系は、デコポン、はっさく、文旦、黄金柑、宇和ゴールド、甘夏、ブラッドオレンジ、清見タンゴール、メロゴールド、ジューシーゴールド、ピンクグレープフルーツなど、その季節によっていろんなシャーベットが並んでいる。

他の果物も、桃、紅すもも、すいか、メロン、キウイフルーツ、梨、柿、信州りんご、ナイヤガラ、ナガノパープル、パイナップル、プルーン、そのまんま苺など、季節によっていろんなメニューがある。

野菜や果物系以外だと、

ロイヤルミルクティー、宇治抹茶、ルイボスティー、ショコラミルクティー、ほうじ茶、タピオカミルクティー、玄米茶などのお茶系のフレーバーがあって、これらは香りも独特で、ミルクとの相性も良いので、ジェラートとの相性も良いのだとか。

ぱりぱりチョコ、チョコミント、オレオチョコレート、クランベリーホワイトチョコレート、マカダミアナッツチョコレートなどのチョコレート系のフレーバーも美味しいこと間違いなしだ。

あと、私の大好物の「ピスタチオ」は、定番のように思えるけれど、ピスタチオのペーストが多く出回っていないことや、材料費が嵩むことから、採算を取るのが難しいのだとか。

他には、黒蜜きなこ、あずき、ブルーベリーヨーグルト、ラムレーズン、杏仁豆腐というフレーバーもある。これも、間違いなく美味しいだろう。

あとは、JOGの途中に立ち寄ったときに食べた「塩レモンミルク」がさっぱりしていて美味しかったのと、「日本酒真澄」も、ほんのりお酒の香りがして、面白かった。

いろいろ振り返ってみると、結構いろんなフレーバーがあって面白い。

ジェラート屋さんって、どんなフレーバーが美味しいのかを、常に研究しているんだろうなってことがよく分かる。

そんな中でも、特に気になるのが、

12月に出てくる「クリスマスケーキ」というフレーバー。

寒い時期だけれども、お店には薪のストーブもあって、暖まりながらジェラートを食べることが出来る。

これは魅力的だと思う。

夏はアイシング目当てに、冬は薪ストーブ目当てに寄ることをおススメしたい。


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