ぼくが仕事に「オバQ」を使う訳
ぼくの職場はICTの導入がかなり遅いけど、さすがに取引先とのやりとりは多くがメールである。でも、最近はコロナ渦もあって「会わずに仕事が始まる」ことが多く、一番最初の「メールアドレスを伝える」作業だけはどうしても電話になってしまうことが多い。
言葉でのメールアドレスの伝達はなかなか難しくて、「BとD」、「Qと9」とか音が似ていたり同じだったりすると、うまく伝えるのに工夫がいる。
そんなとき、普通は「BOOKのBです」とか、わかりやすい単語を探して言うようにしていると思うけど、ぼくは「Q」については毎回言い方を決めている。そう、アルファベットの「Q」は、必ず
「オバQ」のQです。
と言うようにしている。冷静に考えれば、「クエッションのQ」とか、もうちょっと真面目な言い方もありそうなものだけど
ぼくはわざとコミカルにしている。
これにはいくつか利点がある。
まず一つ目はもちろん、伝わりやすいということ。「オバQ」は結構インパクトが強いので聞き間違いが少ない。
そして二つ目は、これにより、ぼくのキャラクターをわかってもらえるということ。仕事相手に「オバQ」と言ってくる、ちょっと変わった人。「でも杓子定規ではなく、楽しく仕事できそう」という印象を持ってもらえるのだ。
そして三つ目は、オバQを話題にすることで、相手との会話が生まれるということ。
「オバQのQ」と言った時に「オバQのQですね」とすぐ返したら、「あ、わかります?あの妹はピー子の」と、すかさず話を振ってみる。するとほとんどの場合「わかります、世代なので 笑」と返ってきて少し話ができたりする。
「オバQ?」とわからない人ももちろんいるけど「あー、わからへんか。ちょっと世代がアレやねえ。昔藤子不二雄が。。。」と話を進めることができる。
あ、もちろんバタバタしている時はそんなことしません。少し時間がある時だけ。だって、こういうやりとりがあると少しホッとするし、今後の連絡が少ししやすくなるのだ。
だからある意味「とにかく仕事は楽しく」がモットーのぼくは
人間関係の構築の第一歩として、オバQを利用させてもらっている。
皆さんもぜひ参考に、と言いたいところだけど、まずアドレスに「Q」がないとダメですね。
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