マガジンのカバー画像

人生についての考え方

55
うしをいが書いた人生についての考え方に関する記事をまとめています。
運営しているクリエイター

2021年4月の記事一覧

「株主であること」を誇りに思えるイオンのニュース

株主にとって良いニュースは、通常「株高」とか「配当アップ」なのだと思う。でも先日、ぼくが株を持っているイオンから、それよりも嬉しいと思えるニュースが届いた。 それは イオン 社員・パートに最大2万円支給 というもの。 実はイオン、昨年度の決算で過去最大の700億円を超える赤字を出したばかり。そんな中、従業員への還元に、反対する株主はいるかもしれない。 でもぼくはむしろ、この大変なコロナ禍、従業員がこれまで以上の業務量を強いられてていることに感謝し、一時金を支給したこ

皇室の人に「恋愛の自由」を認めるべき

皇室の人が結婚するにあたって、メディアが色々と騒ぎ立てている。でもそもそも、こんな報道はプライバシーの侵害だ。 その反論として、皇室には税金が使われている、とかいう人がいるけど、税金が使われるのは当然のことだ。 なぜなら、皇室の人には、基本的人権が保障されていないのだから。 皮肉な話だけど、日本国憲法では「侵すことのできない永久の権利」として、基本的人権を国民に保証しているにもかかわらず、同じ憲法に規定された、天皇、皇室には人権が保障されていない。 居住の自由も、職業

就職するのは、厳しい時代の方がいい

コロナ禍で自由に就職活動もできないし、希望する業種に就職できないといった状況が広がっていて、今の就活生は大変な苦労をしていると思うが、ロストジェネレーションと呼ばれる世代の先輩として、これだけは言っておきたい。 就職するのは、厳しい時代の方がいい ぼくが就職活動をしていた時期も、就職氷河期と言われた時代だった。自分の希望する職種とか、大企業なんて入れるわけもなく、妥協に妥協を重ねてなんとか就職先をもつけた。むしろ「正社員になれてよかった」そんな感情だった。 就職してから

社会人15年目で「イチケイのカラス」に思うこと

フジテレビの月9ドラマ「イチケイのカラス」が面白い。 かっこいい裁判官「みちお」 異色の裁判官である「みちお(竹野内豊)」が、普通の裁判官であれば、まずすることがない調査権を発動して、現場を走り回って事件の真相を解明し、冤罪を防いだり、被告人の心からの更生を促したりするストーリーである。 周りの反対や、上層部からの圧力をものとせず、「悩んで悩んで」判決を出すスタイルで、ととことん納得がいくまで、事件を調査する姿はかっこいいし、その結果事件の謎が無事に紐解かれているみていて

最近「EXIT兼近」に感じた違和感

お笑いコンビEXITの兼近に最近違和感を感じている。 EXITの兼近のことは、来歴なども結構話題になっていたので、ある程度知っているつもりで、その人間性を含め、大好きである。 違和感を感じたシーンでも、自分の居場所をまだ掴みきれていないような言動を2度見たのだ。 1度目は、アメトークの「絵心ない芸人」の中だった。 兼近は「絵が下手」という役割を与えられていたにもかかわらず、与えられた題材に対して、答えとなる絵を描かず「なんともいえない」仕上がりになってしまった。わざと

新社会人に伝えたい「労を惜しむな」という言葉

大学を卒業した時だから、もう十年以上前になる。大学の教授が卒業生に向けて話した言葉を今でも覚えている。 特殊な経歴の教授その人は、教授をしているだけあって、大学を博士課程まで進み、就職後も研究者として働いていたそうである。 でも、何かのきっかけで、突然「営業職」とすることになった。30歳も過ぎてから、突然全く未経験の仕事に戸惑い、どうしたらいいか分からず上司に相談したそうだ。 何か参考にするいい本はないか。セミナーに行った法がいいのか。それともまず、ボサボサの髪を切った