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人生についての考え方

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うしをいが書いた人生についての考え方に関する記事をまとめています。
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2020年11月の記事一覧

敗者がいて、勝者がいる

スポーツに詳しくないぼくは、マラドーナが亡くなった記事を見て、初めて彼の伝説の数々を知った。でも、その驚くほどの輝かしい経歴を見て、ぼくが気づいたのは、彼が伝説になるだけの勝利を重ねた分、敗者がいるという事実。 決して彼の功績に水を差すつもりはないのだけど、マラドーナにとっての伝説の優勝は、誰かにとっては悲劇の準優勝の歴史でもある。 勝者がいるということは、当然敗者がいる。むしろ 敗者がいて、勝者がいる そのことは、常に心のどこかに置いておかなければいけないのだと思う

「バブル後最高値」がどうしても「最安値」に見える世代から若い人へ

アメリカ大統領選やコロナウィルスのワクチンに関するニュースを受けて、日経平均株価が「バブル後最高値」を更新し続けている。でも、ぼくにはどうしても「最高値」が一瞬「最安値」に見えてしまうのだ。 というのもぼくたちの世代は 青春時代はずっと「バブル後最安値」のニュースを見ていたから。 それも10年以上である。いってしまえば株価のニュースといえば、「バブル後最安値を更新」と言えるほど、株価が下がり続けていた。街を歩けば「景気が悪い」、「リストラ」なんて言葉ばかりだった。しかも

部下の能力が違う時の対処法について

先日、先輩と話している時に、仕事ができる部下とできない部下がいる時、どうするべきかという話になった。そして、その先輩は 全員に同じ業務量を渡して、できない人には時間がかかってもしてもらう そうすることで他の部下に納得してもらう と方法を教えてくれた。実際に昔、仕事ができない部下に「残業しなさい」と厳しく指導していたそうだ。 それも間違いではないと思う。平等であるべきだと思う。でも僕はそうはしない。いや、正確にはできない。そんな厳しいことを言うのは苦手だから。ではどうする

「やりたい仕事」じゃなくて「やりたい方法」で仕事をする大切さ

自分のやりたい仕事をできている人なんてそういないと思う。そして、やりたい仕事ができていない人の中には「この仕事は本気が出せない」と仕事にきちんと向き合わない人もいる。でもぼくが知る限り「やりたい仕事じゃない」といって頑張っていない人が「やりたい仕事」につけた姿を見たことがない。 やりたくない仕事を頑張る方法だから、どんな状況においても、一生懸命仕事に向き合うべきだし、そういう頑張っている人に「やりたい仕事」をする機会がやってくることになるのだと思う。では、どうやって「やりた