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おうち時間でできる新習慣で、わんちゃんの爪切りをしなくていい日が来るかも。

わんちゃんの爪ケアは、どのように行っていますか?おうちで定期的に爪切りをしてあげている方もいれば、動物病院などで切ってもらっている方もいるでしょう。

わんちゃんは、爪切りを嫌がる子が多いです。なぜなら、足を触られることに対して不快感を覚える子が多いから。わんちゃんにとって足は大事な移動手段ですし、嫌がるのも無理はないですよね。私が飼っていたわんちゃんも、足を触られることがそもそも苦手で、爪切りをしようとすると、もがいて逃げようとしたものです…。

爪切りに何かしらのトラウマがあるわんちゃんも爪切りを嫌う傾向にあります。

「爪切り以外に、わんちゃんの爪をケアする方法があればいいのに…」そう思っているあなたに朗報です。実は、おうちで簡単にできる爪ケアが1つあるんです◎今回はその方法についてご紹介したいと思います。

そもそも、なぜ爪は適切な長さを維持しなければいけないの?

●血管・神経が伸びてしまうから

わんちゃんの爪には血管と神経が通っていて、爪と一緒にそれらは伸びていきます。爪の先端まで伸びきることはありませんが、伸びすぎると後々困ってしまいます。なぜなら、血管や神経が伸びすぎると、元々わんちゃんに適した爪の長さになるように爪を切るのが困難になってしまうからです。

もし伸びすぎてしまい、かつその長さがわんちゃんに悪影響を及ぼすと獣医師さんなどに判断された場合、血管や神経を傷つけること覚悟で爪切りが行われます。すると、もちろん出血が起こりますし、わんちゃんに痛い思いをさせてしまいます…。


●足に負担をかけてしまうから

わんちゃんは基本的に、肉球をぴったり地面につけて身体を支えています。それなのに、もし爪が伸びすぎてしまったら…肉球を地面につけることができなくなり、足に負担をかけてしまいます。


●巻き爪の原因となるから

わんちゃんの爪は、伸びすぎると内側に巻かれていく傾向にあります。もし巻き爪になってしまうと、わんちゃんの肉球を傷つけてしまう原因となります。

わんちゃんの健康的な生活を守るために、適切な長さを維持する◎

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以上のように、爪が伸びすぎるとわんちゃんに悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。

お散歩や遊びの時間などをめいいっぱい楽しんでもらうために、わんちゃんの爪の長さは適切な長さを維持してあげましょう◎

頻度としては、かなり個体差があります。普段からよく散歩に行くわんちゃんの場合は、アスファルトなどで擦れて意外とすぐに伸びない傾向にあるため、月1回程度でも大丈夫でしょう。散歩に行く機会があまりない場合は、2週に1回などと、やや高頻度で爪を切ってあげる必要があります。

地面に爪が当たる「カツカツ」という音が気になりだした頃合いを見計らって切ってあげるのもいいですね◎ただし、小型犬のわんちゃんは体重が軽く、「カツカツ」があまり聞き取れないこともありますので、ときどきチェックしてあげることをオススメします。

どうしても爪切りへの恐怖心が消えない飼い主様へ

ここまで爪切りの大切さについてお話してきましたが、実際、わんちゃんの爪切りは怖いものです。もし、血管や神経を切ってしまい、わんちゃんが痛がってしまったらと思うと…つい爪切りをなかなか積極的にしようとは思えません。

そんなあなたは、スッパリとあきらめて獣医師さんやトリマーさんなどにお任せしちゃいましょう!言ってしまえば、獣医師さんなどは爪切りのプロです。少しでも不安があるのでしたら、無理やり自分で行うのではなく、プロに任せましょう。飼い主様のストレスも軽減しますし、何より安全です◎

爪切りをしてもらった後が大事!おうちで爪ケア

プロに爪切りをしてもらっただけで、満足してはいけません!毎月爪切りのために病院などに通うのは大変ですし、費用もかさみます。

爪切り後の負担を軽減するためにも、爪切りをした次の日から実践していただきたいケアがあります。それが “爪磨き” です!

今日から実践してほしい!爪磨き

わんちゃん用の爪磨きがあることを、そもそも知らなかった方も多いのではないでしょうか?実は、ペットショップや通販で簡単に手に入れることができます!

タイプとしては、やすりタイプと電動器タイプがありますが、個人的には電動器タイプをオススメします。電動タイプの方が威力を調節できるため、わんちゃんの爪の硬さに合わせて磨くことができます。また、やすりタイプのものより耐久性も高く、簡単に素早く爪磨きをすることができます。

わんちゃんは足を触られるのを嫌がる傾向があるため、素早さはとても大事です。飼い主としても、効率的にできるのは嬉しいですよね。

ただし、強く当てすぎて血管や神経が通っている部分まで削ってしまったら、元も子もありません。高頻度で少しずつ爪を磨いてあげることで、常に理想的な爪の長さを維持してあげましょう◎

爪磨きを怖がってしまう場合は…慣れさせることから始めよう

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もし爪磨きに恐怖心を抱いているようでしたら、以下の手順で爪磨きに慣れてもらいましょう。

①爪磨きの本体が危害を与えるものではないことを理解してもらう
②わんちゃんの爪を手で触る
③爪磨きを軽く当て、おやつなどを使って褒めてあげる
④実践して、褒めてあげる


コツは、とにかく楽しみながら行うこと。もし嫌がったとしても、無理やり行ったり怒ったりするのはNGです。少しずつ慣れてもらい、爪磨きへの恐怖心を解消してあげましょう。

ぜひ爪磨きを習得して、お互いにストレスフリーな毎日を送っていただきたいです◎

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