葛根湯加川芎辛夷

葛根湯に川芎と辛夷という二種類の生薬を加えた処方です。
もともとは江戸時代、鼻詰まりに対して葛根湯に川芎と大黄を加えた処方が著効することが経験的に伝えられていました。昭和になり山田光胤氏が葛根湯に川芎と辛夷を加味した使用例を報告したのが最初で、昭和以降に開発された珍しい漢方薬です。
また川芎や辛夷を加えると頭痛への効能が高まる為、頭痛を伴う風邪にも用いられます。
注意事項は葛根湯と同じく、既に汗をかいている方や食欲が落ちている方に用いると、その症状が悪化することがあるので服用を避けましょう。

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