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生塩工業が下請けの若者を育成する理由~会社を未来に繋げるために~

生塩工業(うしお)

こんにちは。入社2年目、広報担当のimaです。

先日、当社の工場に行ったときに、従業員が帰る準備をしている中、溶接の練習をする私と同世代の若者の姿が目に入りました。溶接工を目指して仕事後に努力する彼の姿を見て、私が感じたこと、生塩工業を未来に残すために会社が考えていることをお伝えします。
最後まで読んでくれたら嬉しいです!

■仕事終わりに生塩工業で溶接を練習する若者の正体…

じつは、その若者は生塩工業の社員ではありませんでした。
生塩工業の現場で働く二次下請け会社の方(以下Oさん)が溶接工を目指して練習していたんです。

Oさんは、もともと配管の仕事をしていましたが、溶接工の従業員が溶接しているところを目にし、「カッコいい!自分も溶接工になりたい!」という気持ちが沸いたそう。

しかし、溶接工になりたいからといって一筋縄でなれるわけではありません…。
溶接には様々な種類があり、それぞれの資格免許を取得しないと外では働けません。しかも、資格免許を取ったからと言ってすぐに実務ができるわけでもありません。下積みを重ねて、腕を磨き、ようやく溶接工として働けるようになります。とにかく道のりが長い…。

溶接工は、若者になかなか興味を持ってもらいにくい技術職。そんな溶接工に興味を持ったOさん。しかし、下請け会社には練習する場所も、溶接の道具も、教えられる人もいませんでした。そこで場所も道具もある生塩工業が、彼を育成することにしたのです。

■下請けさんを育成…じつはデメリットが多いんです

もちろん、生塩工業には練習できる場所も道具もそろっていることには違いありません。
しかし、社員ではない人に技術を教えるということはデメリットの方が多いのです…。

社員の場合は育成プログラムの中に技術習得があるため、業務時間内に練習をすることができますが、下請けの場合、日中は業務があるため時間外でしか練習することができません。なので、光熱費が余分にかかることになります。さらに、物価高騰の影響もあり、材料費がだいぶかかります。その他にも、生塩工業の社員に教育係をお願いすることになるので、その社員も業務時間外に練習に付き合わなければなりません。

一番恐れていることは、技術だけ習得して他社へ行ってしまうこと…。
同業者の方の話を聞くと、まれに技術だけ学んで、もっといい条件のところへ行こうとする人もいるそうなんです。

■デメリットだらけなのに、なぜ受け入れた?

Oさんは、なんとなく配管の仕事をしていましたが、溶接という仕事に出会って夢を抱くようになりました。
Oさんが溶接工になるために努力している姿勢や熱意を若手社員に見てもらい、刺激をうけてほしい。そして、技術習得に向けてもっと積極的に練習し、次世代の生塩工業を担う一員としていち早く活躍してほしい。そう考えてOさんを受け入れることにしました。

それからもう一つ。Oさんが立派な溶接工になり、未来の生塩工業で活躍してくれたらという期待もあります。
Oさんの教育係を担当しているMさんも、もともとは下請け会社の従業員でしたが、生塩工業で溶接を練習し、今では生塩工業の主力社員として活躍しています。

■同じく「次世代の一員」として私が感じたこと

まず、工場での出来事を見て肌で感じたことは、「寒すぎる!」でした。
ダウンを着ていたのに寒かったです。外も暗く、広い工場で黙々と練習するOさん。ちょっと寂しい空間…?

翌日、出来事を思い返してみた時に、ものすごく反省しました。
Oさんは仕事後で疲れているのにもかかわらず、自分の時間を使ってまで溶接の練習をしていました。なぜ、彼はそんなに頑張れるのか。それはきっと「溶接工への憧れ」や「夢中になれるほど溶接の練習が楽しいと思う気持ち」が強いからだと思います。
また、Oさんは下請けという立場なので将来安定して働ける保証はありません。手に職をつけて自分で生活できるようにしたいと思っているのかもしれません。

私は、社員という立場に甘えて、「言われたらやる」「あとで聞けばいい」という受け身の考えばかりでした。与えられた仕事に取り組むだけで、自分から進んで新しい仕事を見つけることはできていませんでした。
また、社内報やnoteのカバー画像などのデザイン系の仕事は好きで夢中で取り組みますが、noteの記事などの文章は苦手意識があり、消極的になってしまいます。
何よりも、次世代の一員として未来の生塩工業を担う立場という自覚すらありませんでした。

■少しでも「楽しい」と思えることが、積極性に繋がる

私が今後変わっていくために必要なことは、積極性を身に付けること。
Oさんが「溶接工への憧れ」や「夢中になれるほど溶接の練習が楽しいと思う気持ち」を持っていることによって積極的に溶接の練習をしているように、私は自分の仕事に対して少しでも「楽しい」や「好き」だと思えることを見つけるべきだと気づきました。

苦手な文章に関しては、確かに文章を書いているときは「楽しい」などポジティブな気持ちはでてきませんが、原稿をチェックしてもらったときに新たな表現の仕方や言葉の言い回しなど新しい知識を得ると、「言葉って面白いな」とポジティブな気持ちになることがあります。その気持ちを維持できるよう、面白いと思ったことはメモに残したり、文章を書くときに思い返せたりしたら楽しくなるかもしれません。
そこからnoteの投稿頻度があがったり、読者が楽しめる文章になったり、Twitterもバズったり…。SNSでのPR活動が成功すれば、会社への貢献度が高まり、未来の生塩工業に欠かせない存在に近づくことができます。

この記事を一番読んでもらいたいのは、生塩工業の若手社員やこれから入ってくる新入社員です。
Oさんの仕事への姿勢を知って、私のように今後の働き方を考えるキッカケになればと思います。

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