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浮気した話1
※この物語はぼくの実体験を元にしたはなしである。
『きっと幸せにはなれない』
そんなこと
とっくの前から気づいていたのに
ぼくはその場の愛に
身を浸しゆっくりと溺れていった。
登場人物
・ぼく
・ぼくの恋人
↓
付き合って10年・同棲中
・彼
・彼の恋人
↓
付き合って12年・同棲中
1.出会い
【彼】とは友達だった。
ぼく彼はSNSで知り合い
歳も近いからか話が合い
やりとりをするうちに仲良くなった。
彼は恋人がいて
仲睦まじい様子を
いつもSNSに投稿していて
ぼくも微笑ましくみていた。
初めて彼と会った時には
人見知りのぼくは緊張していて
会話をリードしてくれる彼が
とても頼もしく思った。
☆☆☆
次第に緊張もほぐれて
会話もぼくから話題を話すようになり
笑顔も増えていった。
時間が経つのが早く
気づくと24時に針が差し掛かり、
時間を忘れていたことに驚いた。
ふと我に返りLINEを見ると
ぼくの恋人から
身を安じる内容のトークが。
恋人には
「友達とご飯に行く」
とだけ伝えてあり
「遅くなる」とは
一言も伝えていなかったため
心配された。
「今から帰るね!遅くなってごめん」と
恋人に返信をした。
そしてぼくは彼に
「今日はありがとう、また遊ぼうね」
と伝えて
彼からは
「僕も楽しかった!また今度遊ぼう!
気をつけて帰ってね」と言われた。
そしてぼくは電車に揺られて
部屋からの最寄駅へと向かった。
お互いに恋人の待つ部屋に帰る。
〜つづく〜
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