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2年間かけて30kg減量し、ベストボディジャパンに挑戦したら、世界が見違えた話

こんにちは、うしまるです。
突然ですが、2年間で100kgから70kgまで、約30kg減量することに成功しました。また、減量だけにとどまらず、ベストボディジャパン横浜大会にも出場しました。

こちらがビフォーアフターの写真です。
※100kg超え時代の写真は残っていなかったので、左の写真は今年の1月から始めた第二減量期の最初の頃の身体(86kg)となっております。太るところまで太ると写真を残す気力も失せてくるのです。

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減量期間は合計で2年間以上。波はありつつも、着実に体を進化させることができました。
このような経験はコンテンツとしてとても面白いと思ったのと、自分の他にも体を変えたくて困っている人が世の中にはたくさんいる気がしたので、どのような過程で自分がボディメイキングに成功したのかを書き綴っていきたいと思い、この記事を書いています。

第一次減量期(2020年8月~2020年12月)

2020年の前半に体重100kg超えを記録しました。
その時期は特段運動もしていないし、健康にも気を使っていなく、毎日ラーメンやコンビニで買ったホットスナックを食べ漁っていました。

しかし、着実に不健康になっていく自分の姿を見るたびに、自分に対する自信をなくしていく自分に嫌気が差し始めました。
というのも、自分の場合は元から太っていたわけではなく、大学1年生の頃は比較的痩せていたので、そことのギャップに結構なダメージを受けたりしていました。
というわけで「大学生時代の自分を取り戻す」を目標とした減量が始まります。

ただ、なかなか最初の一歩が踏み出せませんでした。
体を動かそうと近くのジムと契約しても、器具の使い方がわからないやらモチベーションが湧かないやらですぐに行かなくなってしまいました。

そこで、最初の一歩を踏み出すために、巨額投資を実行しました。具体的には、大手ジムのパーソナルダイエットプログラムに30万円以上の投資をしました。
投資をすることによって、心理的に後には引けない状況を作り出しました。

大手ジムのプログラムに沿って、栄養管理とトレーニングに励んだ結果、大幅な減量に成功し、体重を17kg落とすことができました。

モチベーション
大学生時代の自分を取り戻す

具体的なアクション
大手ジムに巨額投資、後に引けない状況を作る
栄養管理と週2回のトレーニングを継続

結果
前: 100kg
後: 82kg

リバウンド期(2021年1月~2021年12月)

第一次減量期では、大手ジムのおかげで大幅な減量をすることに成功しました。
しかし、「減量に関する知識の体系的理解」ができなかったために、自立した身体管理を行うことができず、翌年はリバウンドを経験します。

この時期は、週に3回ほどトレーニングをしつつ、栄養管理もそこそこ気をつけていました。
しかし「トレーニングの質が低く、適切な負荷を身体にかけることができていなかった」ことと、栄養素を適当に記録したり、食事にメリハリを設けていなかったりなど「惰性で栄養管理をしていた」ことが原因で、結果的に、リバウンドをして体重が4kgほど増加してしまいました。

モチベーション
現状を極力維持したい

具体的なアクション
ゆるゆると質が低い筋トレをし、惰性で栄養管理を継続

結果
前: 82kg
後: 86kg

人生史上最高の身体を作る(2021年12月)

当時はリバウンドしてしまった影響で、過去の自分の体型に戻ってしまうのではないだろうかという強い不安が頭の中にありました。

このまま何も行動をせずに過ごしていると確実にそのような未来になってしまう。絶対にそれだけは避けたい。

翌年の目標を考えた時に、「来年こそは自分が誇れる最高の身体を手に入れたい」と想い、「人生史上最高の身体」を2022年の目標に加えました。

第二次減量期(2022年1月~2022年8月)

掲げた目標を達成するために、2022年1月から第二次減量を開始しました。ここでも10万円以上の投資を実行して、オンライン上での減量コミュニティに所属し、コミュニティ内で目標を宣言することで、引くに引けない状況を作りました。

第一次減量期と同じ轍は踏むまいと、今回の減量に関しては体系化と言語化に徹底的にこだわりました。
何かをする際には、裏付けとなる情報を調べ、それを言語化してまとめ、実際にそれを試してみて、その結果をまとめ、アクションの改善に役立てて、次のアクションを決定し、さらにその結果をまとめ、、の永遠の繰り返しです。
このおかげで段々と自分の身体のことがわかっていき、自立して思考できるまでに至りました。

また、減量期途中の5月にベストボディジャパンの出場を決めました。当初はボディコンテストに出る気などさらさらなかったのですが、「やるやらとことんやる」という気持ちで出場を決断しました。
この段階で目標を大幅に変え、その結果、自分のモチベーションはさらに高まっていくことになります。詳細は以降の章に譲ります。

モチベーション

減量開始当初: 腹筋を割りたい
大会出場意思決定後: 無意識に良質な身体を保持できている状態を作り出す

具体的なアクション
投資して減量コミュニティに所属
目標をより高次の目標に変更(腹筋を割るから大会出場へ)
カロミルを利用して徹底した栄養管理
週10回以上を基本とする筋トレ

成果
前: 86kg
後: 70kg

やるならとことんやる

「やるやらとことんやる」は自分の人生の中で一つの重要なテーマなんだろうなと思ってます。かっこいい言葉でまとめましたが、単純に不器用なだけなのですが。

過去を振り返ってみると、自分がやると決めたものに取り組んでいる時期では、その領域において高い目標掲げて日々努力していて、それ以外のことに関しては心底どうでも良くなる傾向が自分にはあります。

今回の減量でも、「やるならとことんやりたい」と思い、ゴールの設定をし直しました。その結果、自分の最終ゴールとして「無意識に良質な身体を保持できている状態を作り出す」、その中間ゴールとして「大会出場をする」を設定するに至り、実際に中間ゴールを実現することができました。

全ての領域で妥協はしない

自分は、「減量を言い訳にして他のことを犠牲にすることはNG」と「日常生活の中で継続的に行えるものを取り入れる」を絶対に譲れない点として、減量に励んでいました。

減量はあくまで日常生活を豊かにする手段であり、理想とする自分の将来像に近づくために必要なステップです。減量を言い訳にして仕事をおろそかにしたり、本来やるべきことの優先順位を下げるのは論外だと思っています。

全ての領域で妥協せずに取り組みたかった。
そのためには「何も考えずに過ごしていても、良い体を作っていけている状態」を作り出す必要があると考え、日常生活の中で無理せずに取り入れられるものを、毎日少しずつ取り入れていきました。

最終的には無理をせずに楽しみながら、無意識で減量ができている状態になれました。

一歩踏みだした先に

過去にシリコンバレーを訪問したときに現地のエンジニアの方が入っていた言葉で、「視界が広がると、物事に対する障壁が消える」という言葉があります。

今回の減量と大会出場を通じて、栄養管理やトレーニングに関して自分の視野が格段に広がりました。
減量開始当初は自分の腹筋は永遠に割れることはないと信じ込んでいましたが、気づけば腹筋は割れ、もっといい体を作っていきたいと思うようになっていました。
現在は筋肉量を増やしたいと思っており、増量に関する知見をためつつ、実践しています。

一歩を積み重ねていくことによって、自分を少しずつ先に進めることができ、先に進むことによって、今までのステージからでは見えなかったものが見えるようになります。その一歩の大きさは関係ないです。歩き続けることが大切です。

この記事を読んでいる読者の皆さんが、自分が頑張りたいと思える領域において、一歩踏み出せることを願っています。


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