見出し画像

現金を沢山持っていると、銀行から疑われる説(?)を検証してみた【2024年6月22日】毎日投稿 #うしくんマネー教室

はじめに

こんにちはー!税理士Vをやってるうしくんです。
このマガジンでは、お金にまつわる色んな面白話、役立ちそうな話を毎日投稿しています。やる気維持のためぜひnoteのフォローお願いします!!!✌

↓ここから本題↓
ビジネスをしている方は、ある程度の現金を手元に置いておく必要がある方もいるでしょう。でも、ここで気になるのが、「現金を沢山持っていると銀行から疑われる」という話です。割と経営者の間ではまことしやかに言われている問題です。実際にそんなことがあるのか、ちょっと考えてみましょう。

まず結論から言うと、銀行が現金の動きをチェックする理由についてですが、銀行は顧客にを実行する際に信用力を図る必要があり、判断をする際に現金の増減が非常に重要な参考地になるからという理由です。
こちらの理由を中心にもう少し掘り下げてみましょう。
また、他にも重要とされている現金周りの取引についてもまとめます。
それではれっつごー!

詳細な解説

現金は貸借対照表の中にある

会社において、貸借対照表は重要な財務書類の一つです。特に銀行からの融資を受ける際には、貸借対照表の内容が厳しくチェックされます。いわゆるBSと呼ばれている資料です。

現金は多すぎると疑われる可能性がある

貸借対照表に記載される現金が多すぎる場合、銀行はその資金の用途や出所を疑うことがあります。適切な運転資金以上の現金を持っていると、資金を有効に活用していない、もしくは何か不正な取引が行われている可能性を疑われることがあります。そのため、必要以上に現金を保持するのは避けるべきだといわれています。

貸付金と現金

特に貸付金を現金として記載する手法は、不正の手口として利用されることが多いです。これは、実際の資金状況を隠すための手法であり、不正行為と見なされる可能性があります。貸付金は正確に決算書に記載し、透明性を保つことが重要!

売掛金と現金

売掛金が毎月増加して、現金が減少している場合、取引先が支払いに滞っている可能性があります。長期にわたって回収できない売掛金は、不良債権として処理されることがあります。売掛金の管理を徹底し、定期的に回収状況を確認することが重要!

脱税の疑いを受けることも

税務署は決算書に記載されている現金預金の残高をチェックし、実際の残高と比較することがあります。もし、大きな差がある場合は、脱税の疑いがかけられる可能性があるので注意!。現金預金の残高は正確に記載し、実際の残高と一致させることが重要ですー。

他にも注意すべき科目

銀行は、貸付金、現金預金、売掛金、商品などの科目に注目し、風色や資金使途を疑います。これらの科目について正確に記載し、透明性を保つことが重要です。

うしくんの周りの反応

普段色々な経営者の方々とお話してますが、現金をどのくらい確保するかどうかは非常に悩ましい問題です。もちろん、沢山現金があればいいというのが普通ですが、それを裏付ける情報が無いと今回のように疑われてしまうことにもなりかねないわけです。
上場している場合は、現金周りの情報も市場に開示しなければならないので、より厳しい目で見られることにもなります。
キャッシュフロー計算書はなかなか作っている会社はありませんが、内部管理としてやはり作っておくのに越したことはないでしょう。

ご参考URL

まとめ

以上、現金もちすぎててもやばいかもというお話でした。
じゃあ、どうすればいいのか?という疑問が出てくるでしょう。
答えは簡単、銀行とのコミュニケーションをしっかりとることです。
例えば、大きな取引がある場合は、事前に銀行に連絡して理由を説明するだけでも違います。銀行もビジネスを支えるパートナーなので、正当な理由があれば理解してくれることがほとんどです。
何かわからないことや気になることがあれば、Xでハッシュタグ
#うしくんマネー教室  で投稿していただけると見に行くので、
こたえるようにしますね!(見逃したらごめん)

じゃあまた明日お会いしましょうじゃあね~✋

参考URL


筆者 うしくん プロフィール

うしくん像

世界最古の税理士Vtuber メタバース経済圏の創出を目指して活動中!
VRChat公式パートナー/公認会計士&税理士 / #CLUSTARS 運営
毎日note更新中!→ https://note.com/ushikun_desu
質問や感想はこちらのタグ→ #うしくんマネー教室



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?