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僕は、サッカーが嫌いだった。でも、「試合に出たい」と言っていた

みなさん、こんにちは。昨日は、やっと、会社の若手で集まって飲み会をしました。2年ぶりくらいかな。人とのつながりがコロナ禍で薄れてしまった社会人1〜3年目、仕事の悩みや愚痴を言える関係を築くことは、コロナになって、改めて大事だよなぁと思います。ストレス社会の世の中を生きるためには、人に吐き出して、前を向く!そういう関係性を広げていけたらいいなぁと思います。日常よ、帰ってこい!

さて、今日のタイトルの件ですが、自分の心に嘘をつくのって本当にしんどいよねっていう話をしたいと思います。

気づいたら、守備の要をしていたサッカー少年

僕は、小中とサッカーをしていたのですが、きっかけは兄がサッカーをしているので、あんたも一緒に行ってこい!という母の助言で行くようになりました(小学校2年生の時)。サッカーがやりたくて始めたわけではないのですが、気づいたら、僕はセンターバックをするようになっていました。小学校5年生くらいから、ほぼ毎週のように試合をしていたのですが、僕はそれが嫌で嫌でしょうがなかったです。僕はずっと、何のために守っているんだろう?と思ってました。必死に守って、点取られたら怒られて、声出してなかったら怒られて、何が楽しくて僕はサッカーをしているのだろうと思ってました。でも周りは、サッカー好きの少年ばかりですので、僕はそれに合わせていました。練習試合で、「あと1試合やりたい人ー?」
と聞かれた時、みんな手をあげて「やりたい!」といっていたので、僕もあげていました(協調性の塊)。
僕の思考は、いかに試合に出ずに済むか、いかに使えない感を出すかに集中していました(でもサッカー嫌いがバレないように、、)。しかし、それは全然うまくいきません。
試合に出て、怒られるのが嫌なので必死にディフェンスをする⇨それが評価されて試合にでる、の繰り返しです。「練習をサボる」とか「サッカーをやめる」といった選択肢が僕の頭の中にはなかったのです。
毎日が憂鬱でした。練習も土日に控えてある試合も、できるだけ考えないようにしていました。
そうやって耐えて耐えて、やっと中学が終わり、高校に上がった時、僕はサッカーをやめ、帰宅部になりました。

何もしたくない。何も悩みたくないと思っていた高校時代

高校に入った僕はもちろんサッカーをするという選択肢はなく、帰宅部になりました。僕は過去の経験から、憂鬱にならない選択を取るようになりました。つまり、「何もしない」です。授業が終われば、そっこーで家に帰り、海外ドラマを延々と見てました。友達もあんまり作らなかったので高校生らしい青春は一切してません。体育祭や文化祭も全力でやることに意味を感じず、全ての活動をテキトーにこなすようになりました。全力で何かをしたという記憶はありません。なぜならそこに足を踏み入れると、不安や憂鬱や悩みが発生すると思っていたからです。
結果、卒業式、僕は一人で帰路につきました。寂しすぎる、、、笑
今、思えば本当に後悔しています。あの貴重な3年間、僕は何をしていたんだ、なんで殻に閉じこもっていたんだ、もっと何かできたんじゃないか、何でもっと「全力」で何かをしなかったんだ、と、そう思ってしまいます。

社会人になって気づく。過去の繰り返し

そんな闇の高校時代を送った僕が社会人になって、気づいたことがあります。それは、仕事は嫌だけど、「頑張ります」と言っている自分がいるという事実です。過去のサッカー時代の憂鬱が襲ってくるわけです。しかし、社会人になった自分は違います。それに立ち向かいました。挑みました。仕事の意味に正面から向き合い、自分なりに意味を見出したつもりです。過去の記事に書きましたので、暇だったら読んでください。

https://note.com/ushijimakunn/n/n54c42add6db3

日々を全力で生きよう

そして、もうひとつ、気づいたことがあります。全力は、美しいということです。過去の経験から全力で何かに挑むということを避けてきたのですが、社会人になって、すごい人たちを見ていると、当然ですが、全力で何かに挑んでいます。そして、僕は、その方が人生は充実する!と思ったんです。過去の経験にとらわれていた僕ですが、仕事に真正面から向き合うことで、全力で挑むことの大切さを実感しました。
今では、仕事、趣味、恋愛、人生について全力で考えて、どう行動するのが一番自分の人生にとってベストなのかを常に考えています。
そして、他人が全力で何かに挑んでいるのを見ると絶対応援しようと思いました。意識高い系を小馬鹿にしている奴らはアホです(過去の僕です)。人生についてとんでもないくらいに意識を高めて、充実した人生を創造していきたいと思います。

以上、過去の後悔を繰り返さないための、自分への備忘録でした。
お読みいただきありがとうございました!!

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