短歌
予約した洗濯物が回り出す時間に話す
布団の中
何一つ言えることなく遺影にしか
指輪を置けない真夏の畳
誰か 秋を知りませんか?
もう2年も彼に会わずに冬越している
関係を持っていないけどおやすみを
言い合うことをしてみたい日々
ふと、見てた空の青さが目にしみて
今朝のご飯を後悔していた
昔好きだったのと聞くと
今も好きなんだけどと足を踏まれた
君に会う度なり響く胸
恋か命を狙われているか
終わったら煙草を吸わず
お話をしようと言える人ならいいな
雨が降っている道路の音がするね
という君はもう隣にいない
雨が傘にあたる音が邪魔をして
君の声が聞こえない
幸せは金で買えるの
とニヤつく彼女は今度結婚する
お前らがあの時棄てた
愛おしい僕らの名前を知っているか
愛されてないと不安になる
それが貴方といる理由なのかも
彼ははんぶんこするなら
絶対に大きい方を渡してくれる
会いに行く
朽ちて滅びて骨すら残らず分かってもらえなくても
靴底を透明にしただけで
空も飛べるし君にも会える
目の先が地面に近いから
季節を見つけるのが早い彼女
君が死ぬ日にやっと気がついた
春がそこまで来ていることに
星降る朝が来てしまった
愛を伝えられずに世界は終わる
お気に入りのシールを貼る手帳は
そこには確かに自由がある
誰か僕の死を見てくれ
僕がここに確かに居たと言って欲しい
あの夏を過ごすことなく
寒い朝に貴方は星になっちゃった
まどろみの中だけ笑いあえるのに
寒い朝には一人で起きる
僕たちは皆、血と骨で出来てる癖に
愛してほしいと思う
何にもなれない僕は
誰かしらの何かになりたい夢を見る
寂しさを埋める薬が見つかったから
君とお話できないの
滑り台、あの頃みたいに
楽しむことは出来ない大人になった
死は皆にくれるのに
愛はあたえてくれないの
ひとりで寝たくない
淡い夢を見ないでいる
綿あめのようにいない日に慣れるために
骨だけになっても私の事見つけて
1番綺麗だと言って
愛してというくせに、愛してくれない
君の事を愛している
泣き出してしまう時間が一緒な僕たち
他人がよかったのに
悪かった、お互いの正義の違いで
分かり合う事も出来なくてさ
僕の中の神様が居ないことに気がついた
15歳の朝
またお前が、俺の所に帰ってこない。
寂しくなくても来いよ。
細い首の喉仏を見る度に
噛み飲み干してしまいたい欲
ポケモンもいない、ポケセンもないのに
焦がれてしまう、あの歓声に
会う度に少しの喧嘩私が覚えていること
君は知らない
雨の中、傘を回して歩いた
魔法使いになれるきがして
憂鬱な気持ちで愛に行かないと行けない
名前のない関係
貴方じゃだめなの
僕はあなたじゃないといけないのに勝手だね
チロルチョコの包み紙で折り紙作る
あなたがとても可愛い
儚い人だとも思った、強い人だとも思った
好きだと言った
僕が居なくなった世界でも君は息をし続け
僕を愛して
死ぬ時に今日の事を思い出すのだろう
穏やかな温もりを
悪い人、そういう割に一緒に布団で寝てる
懲りない女
好き嫌いとか分かんない
ただ隣にいてお話をしてたいだけ
この気持を分け与える事が出来るならば
分かってもらえるかな
俺たちはみんな、ちいかわなんだから
世界はもっと優しくしろよ
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