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【読書メモ】コンサル1年目が学ぶこと

結論から(まとめ)

「1年目〜」系のタイトルはよくあるが、新人はもちろん、今さら聞けない基本スキルの洗い直し、後輩指導にあたっての言語化にも役立つと感じた。

なぜ読むのか

これまである程度社会人をやってきて仕事の進め方の基本的なお作法は理解し、実践してきたつもりだった。

「100点を時間をかけてやるな、60点を爆速で作ってブラッシュアップしろ」

こんな感じのハウツーは私が新卒の時に読んだ本にもあったし、上司に指導された記憶がある。
社会人中堅からベテランへ足を突っ込みかけてる今が完璧だとは言い切れない、むしろまだ基本が抜け落ちてるのではないか?という不安があった。
また、後輩や部下を指導する機会が今後増えると考えると、うまく言語化できていないと部分があると思い、うまくまとまっている本はないかと探してみた。

気づき

気づきとしては先の「自らの社会人スキル」「後輩/部下への指導」の2つの観点から得るものがあった。

「自らの社会人スキル」

書かれている内容はおそらくコンサル業界にいるかどうかを問わず、社会人をやっていれば、基本に忠実なことが多いだろう。
その中でも改めて意識したいポイントは下記3点

・仮説思考
→全ては仮説から始める。仮説→検証→フィードバックを爆速で回し、高速で辿り着く。
・ロジックツリー
→問題の粒度を小さくすることでアクションの具体性を上げ、議論の質を上げる。
それが全体の問題解決へつながる。
・雨雲傘提案の基本
→①事実②解釈③アクションの3点セットで自身の仕事の提案をする。
「だから何?」「どうしてそうなる?」を明確にする。

全て基本的なことだが、つい忘れがちになってしまうポイントだと気づいた。
早速実践してみる手として、自身が業務の相談を受けている際など一歩引いた目で見れる時にそっと、エッセンスとして加えることで効果的であると感じた。続けることで、常に身に刷り込まれていくと思う。

「後輩/部下への指導」

それぞれとても有用な内容だと感じた。筆者もあとがきで述べているが、敢えて厳選した項目にしているためとてもとっつきやすい。
特に新卒まもない〜3年目ぐらいの社員で仕事の進め方に悩む場合はこの本を読んでもらって共通認識を持ってもらうのも手っ取り早いのではと感じた。
タイトル的に「1年目からやり直せってか!」とも捉えられるのでエッセンスとして言語化のサポートにも使えると思う。

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