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院生生活一週間目 #2

こんにちは。夏みかんです。
ついこの間まで、桜が咲いて春の訪れを感じていたのに、すぐに気温が上がって初夏の訪れを感じるようになってしまいました。ストーブだとか加湿器だとかヒートテックだとかを片付けるタイミングを見計らっていたのに、完全に出遅れてしまいました。

そんな季節の変化を感じながら、文系大学院生としての生活1週間目を過ごしました。物事は初めが一番肝心と、こまめにnoteを更新しようと思っていたのに、何かとバタバタして全く更新できませんでした。

また、前回のnoteにて、想像を超える反応を頂きました。「最初は5人くらいに見てもらえたらいいな~」と思っていたので、こんなにレスポンスが来るとは思っていませんでした。本当にありがとうございます。
やっぱり反応を頂けると執筆のモチベが上がりますね。需要があるか分かりませんが、これからも細々と更新できたらと思います。

さて、大学院の授業が本格的にスタートしたわけですが、率直な感想は「なんか面白くなってきたやん・・・」という印象です。
まずそもそも、履修する授業は自分の専門・興味に関わる授業だけなので、そりゃ好きなことばかりの授業なら面白いのは当然ですね。しかも専門科目は、ほとんど研究室のメンバーのみの授業なので割と和やかな雰囲気で進行していき、学部時代に比べると遥かに楽しいです。

また、やはり大学院の授業は演習科目が大半を占めていて、基本的に学生の発表が多めです。今週はその日程や担当箇所決めが主でした。その結果、自分の誕生日である6月周辺がめちゃくちゃ多忙になってしまいました・・・
いまさら誕生日を大々的に祝うことも別にないのですが(悲しい)、晴れやかな気持ちで誕生日を迎えることができるかは怪しくなりましたね。自分への誕プレと捉えて準備頑張りたいと思います。

精神的に向上心のないものは馬鹿だ

夏目漱石『こころ』より

さて、院生として一週間を過ごして私が一番感じたことは、上のフレーズに尽きます。

というのも、自分は博物館の学芸員になりたいと思い、大学院に進学しました。学芸員は就職が非常に狭き門でして、しっかりとした博物館になると、修士号を持っていないと採用に応募すらできない場合もよくあります。
逆に言えば、私は研究がしたいから院進したわけではないのです。
そんな学生が研究モチベ溢れる学生の中にポツンと居ればどうなるか、当然彼/彼女たちと比較して自己劣等感に苛まれると思います。指導教員ともお話する機会があったのですが、修論で何をやろうかといったビジョンも不透明なまま、「これがやりたい!」というテーマも思いつかず、内心泣きそうになりながら話をしていました。

これは5月病まっしぐらかもしれません。
5月病と言っていいかわからんけど。

しかし院生室に行き、優しい同期、先輩方と話していると不思議とアイデアが浮かんできそうになるのです。やはり議論の中にヒントはあるようで、自分の中の拙い知識も、みんなと話しているとそれが膨らみ始め、どんどん面白そうな方向に向かっていくようになるのです。
まだ1週間という短い時間しか経っていませんが、自分が大学院を出るときに一番感謝するのは同期と先輩、そして未来の後輩という”人々の繋がり”なんだろうなと感じます。

とりあえずは自分がやりたいことは何なのか、それを明確にして一歩ずつ進んでいくことを目標に頑張りたいと思います。
こうやって文に起こすことで退路を断つ意味も込めて、今回のnoteとしたいと思います。
ありがとうございました。季節の変わり目、体調にお気をつけて。

#2 2024/04/20 


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