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FitBoxing2を再開した件

フィットボクシング2を再開した。
年末に購入したゲームだったが1ヶ月で飽きてしまった。どうして。
しかし解決策を見つけ、継続を再開できた。その方法を記載する。

飽きたとはいえ、完全にプレイをやめたわけではなく、2週に1回ほどのゆるい感覚でのプレイを続けていたが、再び毎日プレイする試みを始めた。
季節が変わるとそういうことするよね。人間は。

このゲームの魅力は、豊富かつ有名な声優の声でボクササイズができることにある。好きな声優をトレーナー(インストラクター)に選んで、褒められたり応援されたりしながら運動するわけだ。声優に興味のない私でも当初は楽しんで続けられた。可愛いトレーナーにちやほやされるのだから楽しいに決まっている。
いいパンチが決まれば「カッコいいです」などと言われる。キャバクラか?

私の推しトレーナーはカレン(CV:鬼頭明里)だ。はっきりとした気の強そうな声が自分にあっていると感じた。あと顔がドチャクソ好みだ。あと胸が大きすぎないのも評価できる。余談だがこのゲーム女性の体のモデリングにかなり気合を入れているせいか、妙な生々しさがある。腰つきとかみてると全年齢のゲームをしているはずなのに変な気持ちになってくる。今一番同人誌が必要なゲームかもしれない。

画像:フィットボクシング2公式サイトより引用
https://fitboxing.net/2/

話が逸れたが、推しトレーナーが前日のトレーニング内容を加味した毎日のトレーニングを提案してくれるのだから最初は楽しかった。在宅仕事の昼休みに昼食も取らずにやる程度には熱中していた。
フックを打つときの肘の角度を気にしたり、アッパーを打つ時仮想敵の顎を狙うようにしたりと結構真面目にプレイした。
しかしこのゲームには、継続させるための仕組みというかプレイにあたってのモチベーションを高める要素が少ないという弱点がある。特にストーリーがないので、各キャラクターの解像度が変わらないのだ。折角魅力的なトレーナーがたくさんいるのだから、進捗に合わせて個別ストーリーを見たかった。
ともかく折角プレイを続けても、トレーナーとの関係性が変わることはなく、良くも悪くも淡々とプレイすることを求められる。もっとカレンと深い関係になりたかった。そんなわけで私は飽きた。

外出をしないこのご時世、体重は増え続ける。なんなら酒をたくさん飲むのでカロリーを消費しない体は加速度的に太っていく。おもちのような体で夏を迎えることは避けたい。この前水着を着たらピチピチだった。
そんなわけでゲームを再開することにした。あとシンプルに体を動かしたかった。運動ってストレス解消になるみたいです。知ってました?僕は知りませんでした。

しかし対策もせずにプレイを再開しても、前回の二の舞だ。人は学習することができる。僕は人間なので学習できる。そして策を練った。
大体の問題は以下の流れで対策できる。

  1. 原因の洗い出し

  2. 原因の分析

  3. 改善案の検討

  4. 実行

原因として挙げられるのは、プレイが単調ということだ。淡々としている。プレイまでのモチベーションが上がらない。変化がない。
では上述した原因の分析だ。眺めてみると単調なプレイ内容を繰り返すことによるモチベーションの低下が、継続にあたっての課題のようだ。
つまりプレイに対してのスパイスを用意すればいい。簡単だ。
すでに単調なセックスに悩む夫婦の性生活の悩みまで解決できる気がしてきた。大切なことはスパイスだったのだ。人のセックスを笑うな。

しかしこれはフィットボクシングであってセックスではない。マッサージ器具を本来の用途以外に使用してもスパイスにはならない。だが道具に頼るという観点はいいかもしれない。


そういえばボクササイズは、爆音でEDM流しながらやるものだ(偏見)。しかし私はパリピではないのでEDMではアガらない。オタクにはオタクのEDMがある。そうアニソンである。調べたところゲーム内BGMにもアニソンがあるらしい。だが曲が古い。好みとも違う。しかも追加コンテンツ扱いで500円もする。なんかまた飽きそう気がする。
本当はSpotifyと連携して自分のプレイリストを流したい。というかそうすればいいんじゃないか?BPM高めのプレイリストを作り、ワイヤレスイヤホンで爆音でアニソンを流すのだ。行ける気がしてきた。

あとは実際にやってみるだけだ。
そんなわけでやってみた。最高だった。恋は渾沌の隷也を聞きながらジャブを打つのは楽しい。吹雪を聞きながらダッキングをするのは愉悦すら覚えた。これは続くと確信した。
ただ1つ問題があった。パンチのタイミング合わせづらい。当然だ。
ゲーム内BGMはパンチのタイミングとリズムが一致している。それに対して私の取った行動はリズムを無視したアニソンをバカみたいな音量で流すだ。タイミングが合うわけがない。プレイ時のスコアは当然下がった。
しかしまぁこの問題は無視できるだろう。なぜならスコアが高くてもプレイ内容は単調なままだし、最高点を更新しても定型文で褒めてくれるだけ。それならばプレイごとの満足度を勝手に高めることのほうが重要だ。
あとアクションによっては正しい動作を行っても判定でMISSになるのでスコア至上主義の考え方はストレスで早死するのでおすすめしない。何事もほどほどに楽しむのがよい。あと慣れれば違うリズムの曲でもタイミングを合わせることは可能だと判断した。大切なことは汗をかくこと。本質を見失ってはいけない。脂肪が燃えればそれでいいのだ。
実際、このプレイ方針に変えたことで1週間毎日プレイが継続している。音楽聴きたさでプレイしている感があるが、プレイを始めてしまえば後はやるしかないので問題ない。すごい汗をかく。脂肪が燃える。そして女子高生を拾う。完璧だ。

というわけで総括。
フィットボクシングの購入を考えている、買ったが飽きてしまった人に向けてこの記事を書いた。自分の好きな音楽を聞きながら運動するのは想像以上に楽しい。そしてそれを実現することは簡単である。
夏までまだ時間がある。人前に出しても恥ずかしくない肉体を手に入れてプールでナンパしたい/されたい人はフィットボクシングでトレーニングをしてみてはどうだろう。



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