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TIMEX T2N406

BEAMS BOYから出てる、TIMEXの腕時計。10年前に誕生日プレゼントとしていただきました。

もともとは黒い革のベルトで割とフォーマルでも使えそうな見た目だったのだけれど、使いすぎて2回ちぎれ、2年ほど前に今のカーキ色のものに付け替えた。その結果、一気にカジュアルな雰囲気になった(それでも仕事で使ってるけど)。

ダメージが蓄積されていたのはベルトだけではなくて、文字盤も小さい傷だらけ。どうも僕は、気に入ったものをガシガシに使いまくるところがあって、みるみる使用感がモノを包み込んでいく。いわゆる「風の時代」って、所有感にこだわらず、他者とコンテンツやモノをシェアする時代らしいけれど、僕は、しっかり所有しているという実感が欲しい。もうそういうのは古いんだろうか?

数字が大きくて見やすいのもお気に入りポイント。小さい窓がついていて、日付もわかるようになっている。これが基本31日設定だから定期的にずれるのだけれど、10年使った今でも、日付合わせがあんまり上手にできない。右の龍頭を半分引き出して合わせる、一般的なやりかたのはずが、なぜかいつまでたっても「半分引き出す」が下手くそなままだ。そういえばマニュアル車の「半クラ」も苦手だった。

ちなみに、先日紹介した「レキシントンの幽霊」の主人公はタイメックスの腕時計をしていて、それもまた気に入っているポイント。

あまりにも長く使っていたせいで、僕の左手の重さはこの時計込みがデフォルトみたいになっている気がする。

職場の皆さんはしきりにApple watchをすすめてくるけれど、Apple watchってつけ出すとそれしかつけなくなるよなあ。そしたらこれつけなくなるなあ。と思って、なかなか買えずにいる。


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